第三十四話:約定の証
「嫌ーっ!」
葵の口から絹を裂くような悲鳴があがった。
自らを強引に組みしだこうとする玄蕃の身体を、その両手が必死になって押しのけようとする。
しかし、男と女の間に横たわる腕力の差はいかんともしがたく、彼女の努力を次第次第に空しいものへと変えつつあった。
「おとなしくせい」
加虐の期待に息を荒げ、玄蕃はおのれの下で身を捩る可憐な少女に意を告げた。
「これからこのわしが直々に、そなたへ『おんなの喜び』というものを教えてやろうというのじゃ。なぁに、苦痛なのは最初だけよ。そなたとて、ひとたび我が素槍を味わえば、時を経ずしてこの槍捌きなしにはおれぬ身と成り果てよう。それが『おんな』というものじゃ。それが『おとこ』というものじゃ」
「嫌です!」
哀願するように葵は叫んだ。
「おやめください! それだけは堪忍してください!」
「ならぬぞ、ならぬ」
瑞々しい彼女の太股に利き手の指を這わせつつ、玄蕃は答えた。
「いまさらどうしてやめられようか! 葵よ。我が
いずれはそなたも『おんな』となる覚悟はできておったのだろう? 母となり子を産む覚悟はできておったのだろう? ならばこれは、遅いか早いかの違いだけじゃ。であれば、いったい何を拒むことがある? いったい何を
脚部に感じる生々しい手の感触。
好意などひと欠片も抱いたことのない男の掌が、柔らかい素足の上を別の生き物のように蠢き回る。
それは彼女にとって、これまで身に覚えたことがないほどのおぞましさだった。
「ひっ」と怖気に身を震わせた直後、葵はふたたび大声を張り上げた。
両腕を懸命に振り回し、いままさにおのれを蹂躙せんとする玄蕃の肩を、頭を、必死になって殴打する。
だがしかし、それもしょせんは小柄な少女の手によるものだ。
大の男を真っ向から退けるだけの威力など、端から備えていようはずもない。
むしろその涙ぐましい抵抗は、玄蕃の中に潜むサディスティックな性向を強く刺激することに繋がった。
「楽しませてくれるのう」
嫌らしく笑う玄蕃の顔が、悦楽によってなおも歪んだ。
その魁偉な容貌の表面に、小動物をなぶり殺す子供のような酷薄さがくっきりと浮かび上がる。
あごを下から掴み上げるようにして、彼は左手で葵の口を塞ぎにかかった。
ぐいと身体ごと力を込め、文字どおり少女の足掻きを圧殺せんと試みる。
葵がその手に噛みついたのは、次の刹那の出来事だった。
そこにためらいなど微塵もなかった。
いまにも舌なめずりせんがばかりの表情を見せていた玄蕃の口から、苦痛の叫びがほとばしった。
手の皮が破れ、肉が裂け、鮮血が流れた。
突き立てられた葵の歯は、あるいは骨の表面にまで達していたやもしれぬ。
だが、葵はその加害行為を止めなかった。
止める素振りも見せなかった。
当然だろう。
それは、自身を捕食せんと襲いかかる肉食獣に向けられた、いわゆる窮鼠による一撃であったのだから。
完全無欠な自衛行為。
おのが貞操を守らんと死にものぐるいになっていた彼女がそれを中途で断念するという可能性は、文字どおりまったくのゼロだった。
「おのれ、よくも」
身に降りかかった激痛と、そして何よりもおのが流血を目の当たりにしたことにより、玄蕃の両目には憎悪の炎が不気味に宿った。
太い血管がこめかみで蛇のごとく脈打つと同時に、憤怒をともなう鬼の形相がその顔面に出現する。
右の平手が渾身の力をもって葵に向かい振り下ろされた。
ばしん、という破裂音にも近い響きを奏でながら、それは少女の頬を強かに一撃する。
少女の口の端が切れ、血が滲んだ。
余勢を駆って傷付いた左手を葵の口から強引に引きはがし、次いで玄蕃は彼女の胸上に馬乗りとなった。
先ほどまでとはまるで別種の興奮に顔一面を紅潮させ、彼は一気にその瞳をぎらつかせる。
吹き出す怒気が、その肉体をふた回りほども膨れあがらせた。
「この小娘めがっ」
吐き捨てるように玄蕃は言った。
「こちらが優しくしておればどこまでも付け上がりおって。しょせんは下々と交わって育った卑しき娘よ。いまこのわしが、おのれの立場というものをたっぷりとその身体にわからせてくれるわ!」
ふたたび平手による加撃が開始された。
二度、三度、四度……打ち込まれるたびにあがる短い悲鳴を一顧だにせず、玄蕃は一心不乱に右手を振るった。
我が身を護ろうとした少女が両手で頭を抱え込むようにしてもなお、その上から止まることなく激しい殴打は繰り返された。
「止めてぇ!」
どれぐらいの時が経過したのであろうか。
玄蕃にその身を制圧された葵の口から、哀訴の悲鳴がほとばしった。
「もう、止めて……止めてください……」
力なく少女は言った。
「もうぶたないで……言うことを、言うことを聞きますから。なんでも言うことを聞きますから……お願いします。もう……もう殴るのはお止めください……」
顔を背けるようにして放たれたその声は、もう半ば以上泣き声に近いものだった。
かすかな嗚咽がその言葉の端々に垣間見えている。
それが彼女の本意でないことは明らかだった。
まだ齢十四という年頃の少女は、襲いかかる暴力によってその清らかな魂を強引にへし折られてしまったのだ。
「初めから、左様おとなしくしておればよかったものを」
おのが目的の達成されたことを知った玄蕃が、怪しく口元をほころばせた。
それは、もはや人の顔付きとも思えぬ面相であった。
耶蘇の教徒であるなら、まさしく悪魔の相貌であると評したやもしれぬ。
くっくっく、と押し殺したような笑い声が彼の喉から断続的に漏れ出してきた。
骨張った左右の手が葵の手首を同時に掴み、それを両側へと押し広げた。
無理矢理大の字にされた形の彼女だったが、そこにいっさいの抵抗は見られない。
諦観に光を失ったその両目が、ただ呆然と虚空を眺めていただけだ。
長襦袢の襟が勢いよく開かれ、小振りだが形の良い乳房があらわとなった。
古橋さま……
玄蕃の掌がそれを嫌らしく弄び始めた時、少女の眼から大粒の涙が滝のようになって溢れ出してきた。
まるで現実感のないこの状況を、しかしことさら客観的に受け止めつつ、想い人に向けて葵は何度も何度も心で詫びた。
お許しください。お許しください、古橋さま。
葵は……葵は、あなたさまの知らぬ葵になってしまいます……
涙とはもっと暖かいものだと思っていた彼女だったが、いまこの瞬間、氷のように冷たいそれもあるのだと否応なく認識せざるを得なかった。
おのれの心が緩慢に死んでいくさまを、もうひとりの自分が無色透明な瞳でじっと見詰め続けているのがわかる。
男女の契り。
想い想われた「おとこ」と「おんな」がお互いのすべてをお互いだけのものにせんとする、尊ばれるべき誓いの儀式。
秋山葵という初心なひとりの少女にとって、性的な身体の交わりとは、おおよそそういった感じの代物だった。
ゆえにこそ、暴力をもって意にそぐわぬ交合を強いられるという立場は、彼女の許容できる範疇になど到底あろうはずもない。
邪な者の手で我が身を汚されること。
それは葵からすると、まさしくおのが心臓に無残の刃を突き立てられるに等しいほどの屈辱だった。
なぜだろう──この時葵は、ケンタとともに尾張名古屋へと向かっていた旅の途中、南飛騨・萩原宿の旅籠にてまどろみのなか浮かび見た夢を漠然と思い出していた。
それは、一糸まとわぬおのれ自身と同じ境遇の想い人とが、褥の中、ゆるりと肌を重ね合う、そういった類いの内容だった。
逞しい「おとこ」の胸に抱かれた自分。
自身のそれと比較してふた回り以上も大きな想い人の手が、ゆっくりと優しく素肌の上をなでていく。
心地よい温もりが、じわりと体幹に浸透してくるのがわかった。
頬から首、肩から腕、彼の手はそっと乳房を堪能してから腹部を経て腰に脚に、そして──…
下女のおみつがときおりこんな自分を捕まえてはからかうようにして聞かせてくれた、いわゆるひとつの「
それを参考に、ひとり寝床の中で肉の火照りに身悶えながらもはや回数などおぼえておられぬほどに咀嚼し続けた、およそひとには言えない「おとぎ話」
「おんな」として確固たる礎を備えた女性には嗤われるかもしれない、いや確実に嗤われると思っていた他愛なくただ青臭いだけの「夢物語」
でも、その幻の世界で想い人に愛されている自分自身と緩やかに同調している間、葵は間違いなく「しあわせ」だった。
「しあわせ」を噛み締めていた。
いつか必ず自分にもこんな時が訪れる。
訪れるに違いない。
そんな風に心から信じていた。
そう思っているだけで、身体の芯から「しあわせ」になれた。
そんな自分を愛しくさえ思っていた。
だからこそ、よもや現実がそれを裏切るとは思ってもみなかった。
ほんのささやかな「しあわせ」が、暴虐な現実の手によって粉砕されようとは思ってすらもみなかった。
葵は強く目を瞑った。
身体中を
彼女はそれに、怖気どころか吐き気すらも覚えるようなっていた。
これが実際に起きていることなのだと考えることすらが嫌だった。
嫌で嫌で堪らなかった。
だから、せめてもの抵抗としてまぶたを閉じた。
見えるものすべてを視界の外に追いやることで、我が身に起きている現実を彼女は断固拒絶してみせたのだった。
古橋さま、お父さま──口内で歯に舌を挟みながら、葵は脳裏に浮かんだふたりの男性に覚悟を決めつつ語りかけた。
葵は葵のまま、お母さまのもとへと参ります。
たとえいくたび生まれ変わろうとも、受けた御恩は決して決して忘れはしません。
お許しください。
お許しください。
お許し……
それは今生の別れだった。
武士の娘らしく、恥辱に塗れた生よりも誇り高いままの死を選ぶという高らかな宣言だった。
無論、死への恐怖というものは存在する。
葵も強くそれを自覚していた。
だが、それでもなおこの気丈な娘は、おのれ自身の名誉を守るという目的をもって、一部の者たちからは間違いなく非難されるだろう禁忌に、いま自ら及ばんとしていた。
だが、続く急激な状況の変化が、彼女にその決意を成就させようとはしなかった。
怒濤のごとく階段を駆け上がってきた何者かが、まさにその瞬間、座敷の襖戸を外から勢いよく引き開けたのである。
「な、何奴じゃ?」
突然のことにうろたえ振り向いた玄蕃の襟首が、その者の手によって鷲掴みにされた。
見るからにごつごつした大きな手だ。
ただ大きいだけではない。それは厳しい鍛錬が施され、そして激しく酷使されてきたことを思わせる歴戦の右手だった。
手の持ち主は、まさしく巌のごとく屈強な肉体を持つひとりの男だった。
彼は有無を言わせず、腕尽くでもって玄蕃の身体を葵の上から引きはがす。
鷲鼻の家老はあたかもごみのごとく後方に投げ捨てられ、無様ななりで尻餅をついた。
葵にとって、それはまさしく救世主の出現だった。
この身が危急存亡の秋へと陥ったおりにはいつだってさっそうと現れ、その大きな手で敵と戦い、そして護ろうとしてくれたひとりの男──この時、彼女の脳裏にまざまざと浮かび上がったそれは、「大きく」「強く」「逞しく」、それでいて「驕らず」「猛らず」「清しい」、その男の背中にほかならなかった。
古橋さま!
目映いばかりの希望の光が葵の脳裏に飛来した。
はっと身体を起こした彼女は、両の瞳を輝かせ、おのれを護らんとして玄蕃の前に立ちはだかる男の背中に目を向ける。
神仏が、神仏が望みを叶えてくださった。
救いを賜ってくださった。
この時、確かに彼女はそう思った。
そう信じた。
だが視界に映ったその背中は、少女が初めて会ったあの時より変わらず篤い信頼とともに見詰め続けてきた、あの想い人の広大な背中ではなかった。
それは、漆黒の法衣をまとうひとりの僧侶の背中だった。
黒一色に染め上げられた衣とは対称的に、その頭髪はまるで処女雪のごとく清らかで白い。
まさしく異形の僧侶であった。
そして葵はその人物のことを知っていた。
「おまえは、柳生蝶之進!」
激発したように玄蕃が叫んだ。
「たかだか仕掛け人風情が! このわしに斯様な真似をして、ただで済むでもと思っておるのか?」
「か弱き婦女子を力尽くで陵辱しようとは、それでも武士でござるか?」
向けられた怒号を真正面から跳ね返すかのごとく、柳生蝶之進と呼ばれたこの男──白髪の法師・頭白は目の前で腰を抜かす鷲鼻の家老を文字どおり一喝した。
「仮にも城代家老という重職に就かれる御方がこのような真似をなされるなど、断じて許されることではありますまい。人の世に示しとならねばならぬ侍がそのざまでは、余人に向けいったいいかなる申し開きをなさるおつもりなのか。恥を知られい!」
「黙れ!」
玄蕃はわめいた。
「黙れ黙れ黙れ! 蝶之進、そもそもそなたは、わしに雇われている身であろうが。左様な立場でありながらなお主たるこのわしに指図しようとは、それこそがまさしく無礼千万の行いではないか。そうは思わぬのか」
「否」
頭白が答えた。
「確かにそれがし、御家老さまよりそこな葵殿を無事お連れするよう金五百にて依頼承った。されど、不埒者がうら若き乙女を辱めんとする、それを傍観するよう了承したおぼえなど毛頭ござらぬ」
「ぐっ……」
「ご不満とあれば金子はただちにお返し致す。さすれば葵殿も我が子供たちも御身と引き替えにお返しいただき、それがしは速やかにこの地を去る所存でござる。いかがか?」
それは半ば脅迫に近い物言いであった。
おとなしく引き下がらなければ、おまえを人質にしてこの場を離れる。
その際、報酬は返すが、代わりにおまえが連れてこいと言った娘とその手の内にある我が身内をも返してもらう。
どうだ──ということだ。
玄蕃の顔が見る見るうちに青ざめていった。
その他者を圧する魁偉な容貌が、まるで萎びた野菜のごとく小さく見える。
おそらくは、この姿こそが姉倉玄蕃という男の持つ本当の顔なのであろう。
その大物然とした風貌も、ものを言わせることのできるのはおのが地位や武威をその背に負った時のみであるに違いあるまい。
野心家の正体見たり、とでも言うべきところか。
「ふ、不愉快じゃ」
震える我が身を悟られぬよう、玄蕃はひと声大きく叫んだ。
わざとらしく怒りの感情をむき出しにし、毅然としてその場で立ち上がる。
一瞬だけ、その目が頭白をねめつけた。
城代家老というおのれの立ち位置をあからさまに掲示して、この男は目の前に立つ異形の僧侶を威嚇しているよううかがえた。
しかし、頭白はまるで微動だにせず、真っ向からその眼差しを受け止めた。
ひとりの人間としての「格」、お互いの持つ「胆力」というものがあまりにも違い過ぎていた。
玄蕃の放った恫喝など、頭白からすればまるで石壁に投げ付けられた米粒のごとくだった。
瞬時にしてその事実を思い知った玄蕃は、「おぼえておれ」という型通りの捨て台詞を吐きつつ、そそくさと踵を返した。
非礼を受けて気分を害し、こちらから一方的に背を向けた──そんな体裁を整えるかのごとき態度であった。
しかしそれは、のちに本人がなんと言おうとも体の良い敗走であることに変わりなどなかった。
「ご無事でござるか、葵殿」
険しい表情を崩すことなく玄蕃の背中を見送った頭白は、やがて大きくひと息を吐くと肩越しに振り返り、葵のほうへと目を向けた。
その視線の先で、少女は海老のように身体を丸め夜具の上に顔を伏せていた。
両の手で自分自身を抱きしめながら、必死になって漏れ出る嗚咽を押し殺そうとしている。
その生来持った気丈さは完全に失せ消え、闇夜に怯える幼子のごとく、彼女はただひたすらその身をわななかせているのみであった。
是非もない。
頭白は思った。
まだ世の中の酸いも甘いも噛み分けられぬ十四の娘が、勢いあれほど生々しい「おとこ」の悪意に晒されたのだ。
平然としていろと言うほうにこそ無理がある。
そんな彼女に向き直った白髪の僧侶はその場で整然と膝を折り、葵の精神が平静を取り戻すのを無言のままに待ち続けた。
激しく息を荒げながら少女がゆっくりと顔を上げたのは、それからしばし時を経てからのことだった。
「ありがとう……ございます」
背を向けたまま着衣を整えたのち、頭白と対峙した葵は武家の娘らしい丁寧な仕草で深々と頭を垂れた。
だがその声は枯れ気味で、顔も溢れた涙でひどい有様となっていた。
玄蕃の平手に何度も打たれた柔らかな頬が赤く醜く腫れていた。
切れた口の端にも赤い血が滲んでいる。
不意に清冽な義憤の情が頭白の心に湧き上がってきた。
だが、彼はそれを胸中の奥深くで噛み殺す。
努めて冷静を装いつつ、頭白はおもむろにおのが懐へ手をやった。
「葵殿、これをお使いなされ」
懐紙とともに彼が葵へ差し出したものは、はまぐりか何かのものであろうか、
頭白の手が静かにそれを開けると、中には若干量の軟膏が収められていた。
それを見た葵の目にわずかな好奇心の光が灯ったを知り、かすかに相好を崩しつつ彼はやんわりと少女に告げた。
「柳生の庄に伝わる秘伝の塗り薬でござる。打撲や切り傷によう効きましてな。それがしも、子供の頃よりたびたび世話になっております」
「これを、私に?」
「左様。およそ二刻ごと痛む箇所にこれを塗り込んでおけば、明日の朝には腫れも収まり傷口も塞がりましょう」
「何ゆえにございます?」
貝殻に落としていた眼をはたと上げた葵が、小さく叫ぶようにして問いかけた。
「あなたさまは、
「古橋殿と交わした友誼。そして約定ゆえにでござる」
きっぱりと頭白は言い切った。
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