第8話 周りからの評価(仕事)

40歳になると会社でも、ほぼ周りからの見方、評価が決まってしまう。


「○○さんって、こういう人」


みたいなものが、ほぼ確定してしまっていて、その印象を変えていくことが困難になる。


過去の失敗があれば、それは負の実績となり新しい仕事は回ってきにくくなるし、面倒くさい人と思われれば、相談されるようなことも無くなる。


自分も、周りの人たちに対して、ある種の評価や偏見を持つようになってしまう事も多い。


考え方を変えれば、これは、仕事がし易くなる一面もある。


しかし、自分自身が変わろう、と思っているときには足枷になりやすい。

というのは、知らず知らずのうちに、周りから、元の自分へ戻るような力が働くからだ。


例えば、新しいチャレンジをする気持ちになったとする。

しかし、

「あの人にはチャレンジングな仕事は似合わない」

みたいな見方をされていると、これを行う事が難しい。


どうせやらせるなら、若いやつの方が良いんじゃないかと考える人もいる。



このように、一度、印象が付いてしまうと、それを変えるのが難しい。


新しく自分を変えていくことが年齢と共に難しくなるのは、環境の影響が大きいのではないかとすら思う。


そういうときは、自ら環境を変えていくしか無く、極端な話、転職等で、職場を変える位の行動を起こす必要があるかも知れない。


居心地が良いだけという事もあるだろう。

それで良ければ良いが。

成長したいなら、成長できる環境かどうかは、冷静に見極めなければならない。

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