第6話 責任は自分にある(考え方)

今、身近で起きている問題について、その原因が自分にあるか、他にあるかという話。


給与が安い。

仕事がキツい。


これら、目の前の事象に対して、不満を感じたりするのは、ごく普通の事。


では、その原因は何なのだろうか、と考えたとき、それは上司のせいかも知れないし、会社のせいかも知れないし、世の中のせいかも知れない。


と、このように考える事は誰にでもできるのだが、これを言っていても何も改善しない。


実際、その会社を選んだ自分、その仕事を選んだ自分、というのがあって、結果、今その問題に直面しているのだという事も考える必要がある。


何でも自分のせいだと自分を責める訳では無く、自分にも原因があるかも知れないと考える事で、今なすべき事や、次に取る選択の精度を上げていくことができる。


今起きていることは、過去の自分の選択・判断の結果なのだ。


若い時、勉強を頑張らなかったために、今苦労しているかも知れない。

いい加減な判断をしたために、今苦労しているかも知れない。

後悔先に立たず。


未来の自分の状況は、今、この瞬間の判断や行動の積み重ねなので、もし、後悔していることがあるとすれば、未来の自分が後悔しないように、今を大切に生きていくことが重要。

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