第2話 上には上がいる(仕事)
仕事について。
その時、その会社にとって必要な役割を与えられ、期待に応えられるように、実行する。
それがサラリーマン。
本当にやりたいことができている人は、ほんの一握り。
自分の場合、求められているかと、それが自分にしかできない事かが重要だった。
誰がやってもアウトプットに差が無いような仕事はしたくないと思い、そのような仕事はしないように努めてきた。
そういう意味では仕事を選んでいた。
しかし、ふと思う。
上には上がいる。
どれだけスキルアップしようと、経験を積もうと、井の中の蛙である事に変わりは無い。
世界を見渡せば自分の代わりなんていくらでもいる。
こだわってやってきたことも、その程度の事。
時代が変われば求められる事も変わる。
これまでは自分本位でやってきた。
これからは、今までの経験を伝えるとか、次を育てていくとか、そういうことも考えていかなければならないのだろう。
そのためか、最近では自己主張する事も少なくなった。
それはそれで
「つまらない人間になっちまったな」
などと思う時もあるが、
「まあ、いいか」
と思える自分もいる。
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