第9話 ブロック戦と奇襲

「10時15分に各ブロック表を送信します。ブロック表送信後より5分後、ブロック内の総当たりを開始します。それまでは休憩をしていてください」


 ハルトがアナウンスをする声を聴きながらため息を吐き出した。

 長いバトルロイヤルが終わると同時に、オレは自身のガレージに転移していた。先ほどまでは両腕がなくなっていた《アルタイル》だが、バトルロワイヤル参加者の機体は自動的に修復されるようになっている。

 これには各プレイヤーのゲーム内マネーを消費せず、運営が直してくれるのだ。だからどれだけ派手に機体が壊れていようとも修繕費のことを心配する必要はない。この仕様はバトルロワイヤルから敗退したプレイヤーの機体にも反映されるため、自身のない人でも気軽に参加できる。

 二時間に及ぶバトルロイヤルの末に各グループ上位16名がランダムにブロックに振り分けられる。4人で一つのブロックとしており、その4人で総当たりを行い、成績の一番高いものが決勝トーナメントに進出できるのだ。

 オレはトイレ休憩も特に必要と感じないため、ゲーム内にいることにした。15分になればブロック戦の対戦表がわかるのだ。その5分後にはランダムに創造されたステージに飛ばされることになる。飛ばされたてから勝負が始まるため、第一にすべきことは索敵だ。といっても大体は相手を視認できる場所から始まる。

 おおよそ出撃ポイントは500mほど離れた位置になる。その位置は何もない宇宙空間かもしれないし、暗礁宙域かもしれない。

 先ほどのアルドとの戦闘での興奮が未だにあるが、冷静になるため目をつむる。

 紙一重の戦いだったがどうにか切り抜けることができた。実質はオレの勝ちだったが、アルドはタイムアップと言う盾に守られた。彼の実力と機体性能ならば、決勝トーナメントに上がるのは容易に予想ができる。


 次も勝つ……!!


 拳を握りしめ、次の勝利を己に誓う。

 そんなことをしているとメッセージが届いていることに気付いた。アオイからのメッセージだった。


『ごめんなさい。予選を通過できませんでした……』

『残念。また今度リベンジしよう!』

『そうですね! 次は予選通過目指して頑張ります!』

『その意気だ! まだ始めたばっかりなんだしね』

『はい! ところですごい機体を見たんです』


 すごい機体とはどんなものなのだろうか? オレ自身先ほどまですごい機体を相手にしていたので興味がわいた。


『どんな機体?』

『全身がバラバラになって攻撃していました。シュンくんは知っていますか?』


 全身をバラバラにして攻撃だと!? どういうことだ……?


『いや、わからないかな』

『そうなんですか、シュンくんでもわからないことがあるんですね』


 アオイさん。流石にオレを買いかぶりすぎではないだろうか。

 メッセージの内容にそう思ったとき、運営からのメッセージが届く。ブロック戦のメンバーが決まったのだ。アオイさんには悪いがこっちを優先させてもらおう。

 メッセージを開封して中身を確認する。さて、誰か知っているやつはいるだろうか。


シュン:2位

アン:13位

ジャルソン:16位

ヴォルフ:4位


 この4人で総当たりを行うようだ。どのブロックかは書かれていない。

 幸いオレの知っているようなビッグネームのプレイヤーはいない。予選通過順位もオレ以外で一桁なのはヴォルフの4位だけだ。同ブロックになった選手でオレの知っている選手はいない。この短い間に調べてもいいが、有名でないため情報が見つかる確率は極めて低い。

 調べたとしても5分程度で相手の戦略も分かるはずもない。よしんばわかったとしても一人くらいのものだ。なのでこの短い時間は精神的疲れを取るために使うことにした。瞑想のように目を閉じる。

 閉じたその後は一瞬だった。次の瞬間にはゲーム開始の合図が鳴っていたと錯覚するほどに意識が飛んでいた。いつもよりも疲れているのだろう。

 5秒のカウントダウンの後に転移が完了、1on1の始まりだ。


「よし! 行くぞ!!」


 声に出して気合いを入れる。


『1on1.STARTED!!』


 まずは試合場所の確認と敵の索敵だ。

 前方約550m先にかなり大型の機体を確認。青色と白色の塗装がどことなくどこぞの主人公機のような出で立ちだ。そして場所はスペース・コロニー内部だ。筒状のコロニーは常に回転をしている。そのためその自転に機体を同期させる必要がある。

 敵機も同じように回転に同期させたようだ。これをしないとコロニー内部での戦闘が行いにくくなる。背景が一定でないと無駄なことが視界に入って反応が遅れたりしてしまうのだ。

 相手の機体はかなり大型の機体だ。大型といっても背が特に高いわけではないだろう。せいぜいオレの《アルタイル》よりも2、3mほど高いだけだ。問題はその機体に分厚い装甲がまとわりついていることだろう。だから丸いシルエットが印象的になっている。


 あの装甲は防御用か、はたまた攻撃用か……。


 《アルタイル》とは正反対を行っているように積載量ギリギリまで装甲や武装を積みこみましたと言わんばかりの機体。とにかく近寄らなければ飽和攻撃を仕掛け続けられてしまうので前進。

 重装甲火力機は攻守ともに優れているがやはり機動力が並の機体よりも低くなっているのが常だ。コロニー内と言うことは疑似重力がかかるということで、機動力が優れない機体にとっては戦いにくい場所だろう。

 先制攻撃を仕掛けたのは敵機だった。クロスレンジ以外の距離を網羅したとでもいうようなその火器の数々を突破するのは至難だろう。

 敵機が背負っていた長距離バズーカが二門火を噴いた。同時に放たれた実弾のバズーカは迷いなく《アルタイル》に向かっている。


挨拶代りってか……!?


 オレはその挨拶に対してライフルを二射することによって答えた。二発のバズーカの弾頭を正確に撃ち抜く。オレの位置よりもかなり手前で爆発を起こす。

爆風を突き抜けて敵機に向けて一直線に突貫。

 爆風を抜けるとすでに波状攻撃の第二波がきていた。両肩部と両膝部のランチャーがこちらに向き、火を吹いた。総数24発の誘導ミサイルの飽和攻撃だ。


「くっ……!」


 まだまだ距離は空いているがやはり24発の誘導ミサイルによる飽和攻撃は楽に捌けるものではない。一つ間違えばこちらの機体のどこかしらがもぎ取られてしまう。そうなれば機動力は削がれ、こちらの負けはほぼ確定する。

 幸いにして距離があるため丁寧に迎撃していけば問題ない。前進しながらも誘導ミサイルに向けてライフルを連射。連射は薙ぎ払うようにしてミサイル群に放たれた。いくつもの爆発が起こるもやはり全てのミサイルを破壊できてはいない。

 虎の子のV粒子収束砲は温存するようにする。あの防御装甲を貫けるものはこのV粒子収束砲しかないだろう。ここぞという時に使わねば警戒をされてしまう。迎撃のライフルの間隙を抜け出たミサイルは10発。もう一度ライフルによる迎撃は間に合わない距離まで迫る。頭部のバルカンで迎撃し、残りを叩き落す。

 第二波をしのぎ切るもバルカンで迎撃中に第三波が放たれる。肩部装甲と脚部装甲から無数のミサイル群がこちらに向かって発射される。

 積載個数が非常に多くできる代わりに射程距離の限られるマイクロミサイルだ。ある程度の誘導は保障されるだけであるため、少し撃ったところで意味はない。だが、今放たれた数は尋常ではない。優に100は超えた面制圧攻撃。さらに追加とばかりに敵機から大型のミサイルが二発発射される。マイクロミサイルをまき散らすとマイクロミサイルのポッドであろう装甲をパージした。


 次から次へと!!


 心中で悪態をつきながらもライフルを構え、発射。しかし後から発射されたミサイルがライフルを放った直後に爆発。辺りに粒子をまき散らした。

オレが放ったビームはその粒子に触れると拡散して効力をなくす。


「ビーム攪乱幕か!」


 思わず声が出てしまう。こちらのビーム兵器の威力を減衰する目的なのだ。相手は実弾兵装を使っているためこの攪乱幕の影響を受けないということだ。

 かなり厄介なことになった。攪乱幕に気付いた直後に下に急降下する。コロニー内であるため下に限界があるのがまた厄介なところだ。ここが宇宙空間などの広いフィールドならば避けようはあった。

 流石に多数のマイクロミサイルを頭部のバルカンだけで防ぎきることは不可能である。幸いマイクロミサイルなどの量で押す武装は反転するような誘導はできない。だが、急降下したアルタイル目がけて一斉に降り注ぐマイクロミサイルは巨大な壁となり、押しつぶすように動き出す。

 一機も通る隙間などないかのように押し寄せるミサイルの嵐。


しかたない……。


 覚悟を決めてバルカンを放ちながらも、ビームシールドと右手の有線アンカーダガーを回転させて盾にし、ミサイルの壁に突っ込む。小さな爆発が連続して起こる。その揺れをコックピットで耐え抜く。

 辛くも耐えきりミサイルの雨を突破する。


『右腕部・左腕部装甲中破。右腕部・左腕部フレーム損傷軽微。ビームシールド大破』


 コックピットに損傷を知らせるアラートが小さく鳴り響く。フレームの損傷が軽微ならば問題ない。装甲はもうほぼ役には立たないが、機体を動かすことだけを考えるならばまだ動かすことが可能だ。物量で押すことを前提としていたマイクロミサイルの一発一発の威力がそれほど高くないことが幸いした。

 だが完全に無視することもできないダメージを食らったのは確かだ。ビームシールドは大破し、機能をなくしてしまっている。実弾であるミサイルをある程度防ぎ切ったのだから文句はない。もともと実弾には強くないのだがそれでもよくあの雨の中もった方である。

 ミサイルの雨を抜けたと同時にビーム撹乱幕も突っ切ることができた。これはかなり大きい。オレの機体の武装はほぼビーム兵器なのだ。

 敵機との距離はすでに100mを切っている。鈍重な相手機体に接近するのは一息だ。

第四波はオレがミサイル群を突き抜けてから襲い掛かってきた。仕掛けるタイミングが先ほど第三波よりも遅いことから、第三波を抜けられるとは思っていなかったのだろう。狭いコロニー内部での戦闘では面制圧攻撃を避けるだけでも至難なのだ。

 敵機は両手に実弾のマシンガンを構え乱射する。とことんまで数の暴力で押そうというスタイルなのだろう。こちらもビームライフルを撃ち返す。鈍重な見た目の通りに動きは《アルタイル》に全くついてきてはない。


「この距離まで近づかれたら……まずいよなぁ!?」


 先ほどまで良いようにやられていた鬱憤を晴らすかのごとく敵機を翻弄する。敵機は残りの武装のハンドグレネードなどを使うも、近距離での機動力で翻弄され武装がうまく機能していない。

 まるで玉ねぎやキャベツのようだ。オレの放つライフルが敵機に数発当たるもやはり分厚い強靭な装甲に阻まれる。

 しかし数を重ねればあるいは……。

 相手はこのままではダメだと思ったのだろう。全身の外部装甲をパージした。

 中から現れたのはEO軍製ステロペプ

 カスタマイズの幅が広い機体として有名で《プレアデス》の上位互換と考えている者も少ないくない機体だ。今回はその外付けのしやすさを火器方面に活かしたのだろう。パージと同時に手にしていたマシンガンも投げ捨てたところを見るに弾薬が尽きたのだろうか。


「クソ野郎!」


 敵プレイヤーが叫びながらこちらに斬りかかる。その速度はやはり装甲がない分だけ速くなっている。相手の武装はアーマーブレイカーと呼ばれる短剣である。携帯性がよく、取り回しがしやすいと人気が高い。主に接近された場合の最終手段に使うというプレイヤーに多く愛用されている武装だ。その人気の高さは嘘ではなく。実体剣の短剣の中でも有数の威力を誇り、並の装甲は易々と斬り裂く性能がある。

その相手の突貫を油断なく見る。応戦するように右手に右腰のビームサーベルを装備。腰にあるビームサーベルに《アルタイル》の左手を添える。

 間合いに入った刹那、アーマーブレイカーの刺突を右のサーベルで薙ぎ払うようにして受け流し弾き、すれ違う。

 敵機は左下から右上にかけて斜めに両断され、爆散した。

 《アルタイル》の両手にはビームサーベルが握られている。すれ違いざまに左に逆手で持ったビームサーベルで切り払ったのだ。


 まず一勝だ……!


 オレは目の前に浮かぶ『You win!!』の文字を見て息を吐き出した。



◇◆◇◆◇◆◇◆



 その後、休憩時間を挟みつつも同じブロックの選手と戦い全勝することができた。

 アンは可変機、ジャルソンは格闘機であったがどちらも危なげなく勝つことができた。

 結局このブロック戦は最初に戦った、超弾幕をモットーにしたヴォルフが一番の苦戦を強いられた戦いになった。珍しくビーム兵器に頼らない機体だったため、ビーム攪乱幕がかなり厄介だった。

 とにもかくにも、今日の日程は終わったため明日の決勝トーナメントに備えて寝ることにする。

 決勝トーナメントの開始は19時からだ。128人から16人になるまでは一斉に試合が行われる。勝ち残った16人は1試合ずつ中継される。要するに決勝トーナメントで3勝できれば知名度などがグッと高くなる。目指すは優勝なのだが、一種のラインはここだろう。

 この大会のベスト16はそれほどまでに意味が大きいのだ。

 修理が自動的にされガレージに憮然たる面持ちで立ち尽くす機体を見る。これと言って特殊な兵装はないが、やはりコンパクトにまとまっている《アルタイル》はオレの好きなコンセプトだろう。どの距離でも戦えるためプレイヤーの腕次第でどこまでも伸ばすことができる。

 こいつとならばオレはどこまでも高みを目指せる気がした。


「シュンくんお疲れ様です」

「決勝トナメ進出おめでとう」

「おう、ありがとよ」


 《アルタイル》の機体情報を流し見していると声をかけられた。声の主はアオイとクリスだ。今までは基本的に一人でいた試合後に、労いの言葉をかけてくれる人がいてどこかムズ痒い気がした。

 アオイには試合が終わっていると連絡をしていたから来たのだろう。

 クリスもネットの生放送もブロック戦が終わるとすぐに終了しているはずなので、アオイとここにいてもおかしくはない。


「シュンってこんなに強かったのね」


 おどけたようにクリスは言った。


「まぁ今回は十傑機Over Nosがいないからな」


「十傑機?」


 シングル戦に興味がある人が最近になってかってに呼び出したのだから、彼女が知らなくても仕方ない。

 日本では十傑機またはオーバーナンバーズOver Numbersと呼ばれる人だ。基本的にシングルランキング上位10位以内の人々をさして言われている。現在の上位十人はランキング戦が導入されてから、ほぼ変わることなくその十人ないしは十数人で争われているのだ。

 その人々は『十傑機の壁』と呼ぶほどの実力差があると言われている。

 その十傑機と呼ばれる、現状最も高い実力を持った人たちは今回このシングル大会には参加していない。正確に言うならば上位20位までの人が参加していない。その代りに来月行われる艦隊戦レギオンバトルに無条件で参加できる資格を受けているのだ。


「シングル戦で上位十数名のことの集団を現した俗称で、無類の強さらしいの」

「その人たちは来月のレギオン戦に参加が約束される代わりに、今回の大会には出てないんだ」

「そうだったんですか」

「まぁそういうわけだからこの大会を優勝したら世界最強だって言えないんだ」


 肩を竦める仕草で残念がる。実際本当に残念である。いつも何人か出場してくるため、優勝争いがその十傑機になってしまうのは一種のお約束だった。


「最上位であることは間違いないんだけどね。それよりシュン! アルドの機体はなんだったの!?」


 ここに来た一番の目的はそれだったのだろう。クリスは捲し立てて、オレに詰め寄ってきた。


「私も気になりました」


 アオイもオレの試合を見ていたのだろうか。アルドのステルス機について気になっているようだ。


「アレにはオレも驚いた。だけど確実に《アルファルド》じゃない。アレは確実にフレーム由来の特殊な兵装だ」


 《アルファルド》にはありえない兵装である完全ステルス機能。アルドの機体を倒したわけではないので機体のデータもない。あと一歩のところだったんだが。


「と言うことはシュンの《アルタイル》みたいに運営から貰える機体ってこと?」


 運営から贈られる機体。所謂“贈与機”である。


「そう考えるしかないな。まだまだ機体の詳細が全て出ているわけじゃないし」

「なぜわかっていないんですか? シュンくんの《アルタイル》もネットには情報が載ってませんよね」


 運営からの贈与機体は何種類あるかすらわかっていない。それもこれも受け取ったプレイヤーたちがその情報を共有しないからなのだ。

 情報と言うアドバンテージがある。その優越感を捨てる人は中々いない。極まれに攻略サイトに書き込む人もいる。それでもそもそも機体を受け取っている絶対数が少なすぎるため、十分な情報開示とはなっていないのだ。


「情報を秘密にしといたほうが有利でしょ?」


 アオイの質問にオレより先にクリスが答えた。その答えにオレは同意を示した。


「なるほど」

 

 情報とは古今東西戦いにおいて最も重要なものであると考えている。それが筒抜けになているならば対策をしっかりと練られてしまう。と言ってもアルドの機体のような特殊な機能でもない限り、対策はそこまで難しいわけではない。あくまでも既存の機体の強化型という面が強いはずなのだ。


「とにかく奴の機体は贈与機だろう。ちょこちょこ噂になっていたステルス機ってのはあいつのことかもしれないな」

 そういえば、アオイさんが言っていたすごい機体ってのも贈与機だろうな。

「Helの固体かと思ってたけど……」

 モブであるHelはかなり特殊な個体があることが知られているため当然の予想だろう。


「決勝トーナメントではそんな機体と戦うことなりありそうですね……」


 クリスとアオイのテンションが少々下がっているのはまだ見ぬ強敵を思ってだろうか。


「まぁ今回みたいに何とかするさ」


 とは言ったもののアルドとの戦いはかなりの綱渡りだった。あんな戦いを毎回続けてすべてに勝利をできるとは到底思っていない。もっと技術を身に付け知識を得なければ、トップランカーたちとまともに戦うことはできないだろう。アルドでさえ『十傑機の壁』を超えてはいないのだ。

 決意を新たにしたその時、独特なSEがガレージに響く。


「誰か来た?」


 クリスが覚えのある音に疑問を口にした。

 クリスの言う通り、誰かしらがオレのガレージに入ってくるのだ。誰でも自由に個人のガレージに入ることはできない。入ることができるのはガレージの持ち主がいる場合に限り、さらにその持ち主が許可を与えたプレイヤーだけだ。

 オレが許可を与えているプレイヤーは“3人”しかいない。現在一緒に居るアオイとクリスともう一人。


「シュ~ン! オレも決勝トナメにあがっ……たぜ?」


 バカことヤマトの来襲である。

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