9章の登場人物紹介

        9章の登場人物紹介



 ○ ヒース 8歳


 本来は8章で登場したので8章で紹介の予定だったが、新規の登場人物が8章ではヒースのみだったので、9章の紹介人物に混ぜる事に……



 ソードダンスコミュニティ創立者ノースランドの末っ子。


 物心がつく前に母親を失くして母親を肖像画でしか知らずに育った為か、母親を神聖視しており、実像と遠い認識をしている。


 片親で頑張る父、ノースランドの助けになりたいと思うが一人前の年でもなく、ノースランドに認められたいが目も向けられない事に悩む日々、レイア達と出会う。


 『試練の洞窟』を攻略する事に協力してくれるというレイア達と行動を共にしようとしたせい。というべきか、おかげなのかは本人次第だが、巴のバイオレンスタイフーンに巻き込まれる。


 だが、それがキッカケで母親の能力、気を扱う力が覚醒し、飛躍的に力を着け始める。

 ヒースは父親と母親の良い所を上手に継いだサラブレッドで、未覚醒だが、当然のように父親の素質も継いでいる。

 その両親から継いだ力の共通する部分の力が……それについて語れる日がくるかは……どうなんだろうね?(笑)


 アリアに一目惚れをして、その双子のレイアに惚れられるという、僅かなズレが悲しい関係性を見せる。

 どうやら、可愛い顔してオッパイが好きらしい。(母親を早くに亡くしてるので母性の象徴に憧れる(父親談))


 トトランタで成人扱いされる10歳になったらダンガに来るつもりらしい。


 余談だが、バイブルが学生時代に国語辞典の付録にあった花言葉でヒースという言葉を見つけ、お話を書くなら使おうと思ってたのを思い出して付けた名前だったりする。

 記憶違いでなければ、花言葉は『孤独と希望』だったと思います。




 ○ノースランド  41歳


 ソードダンスコミュニティ創立者の1人。


 もう1人の創立者の妻はヒースを生んで他界。


 雄一達がやってくるより前は、追随を許さない不動1位と言われたコミュニティだったが、仕事をこなす事より『精霊の揺り籠』の攻略の準備に傾倒する。


 元々がそれが目的で設立されたコミュニティであったが、放任して育った上の息子2人はそれを良しとせずに乗っ取りを前提で画策するが、稚拙すぎて邪魔しなくても自分達で自爆して止まる。


 創立者のコミュニティを蔑ろにする行動とその長男と二男の馬鹿さ加減に呆れた団員達は次々と脱退していき、コミュニティの力は落ちていき、最終的に3位まで落ちる。


 本来の目的、義妹のノンを『精霊の揺り籠』から解放する人材を捜してる最中に雄一の存在を知ってスカウトする。


 『ホウライ』の介入でとんでもない事になるが、雄一の規格外の力のおかげで無事にノンと亡き妻シーナとの境界線で再会を果たし、2人に背を押される形で父親としての責務を果たす事を誓う。


 無事帰ったノースランドは再び精力的にコミュニティ再建を図り奮闘する。


 今はただ、亡き妻と義妹のノンに誇れる自分であれるように頑張る事とヒースが北川家の娘を嫁に連れて帰って来てくれる事を生きがいに毎日を生きているようだ。



 ○ ゼッツ、ガラント



 ノースランドの息子でヒースの兄。


 放任で育てられたが同じように放任されたヒースとは大違いでバカ息子の鑑のような2人。

 言う事は大きいが実現までのプランがザルな為、父親暗殺なども筒抜けになるがノースランドに歯牙にもかけられなかった。

 歯牙に掛けられなかった事がバレなかったと本気で最後まで信じていた。


 『ホウライ』の一件の後、2人は身一つで勘当されるが、まだその話が周りに出回りきる前はツケで至るところで豪遊したらしい。

 その為、只今、強制労働中。


 ちなみに、啓太と恵を雇ったのは、この2人である。



 ○ 啓太  16歳



 良い所のボンボン。病院を経営する父親に引かれたレール、医者になるという事に反抗したい鬱憤を溜めて、世の中を呪ってた時に『ホウライ』に囁かれ、チートを貰いトトランタへ。


 中途半端な覚悟しかなかった啓太は、悪になりきれないのに駆け引きもボンボンな啓太は『ホウライ』に抵抗して支配されてしまう。


 『ホウライ』の一件の後、雄一にまだ更生の余地があると判断され、リホウの部下として働く事で免罪とされる事になった。


 ファーストキスの相手がリホウになってしまった事に雄一から一言。


「あぁー、なんか色々、ごめん」



 ○ 恵  15歳



 遅生まれで、バイトがまだできないのに誤魔化してやってるのがバレて首になって路地裏のゴミを蹴っ飛ばしながらキレてたところで『ホウライ』に声をかけられた。


 本人曰く、アルバイト感覚だったらしい。


 トトランタに来た時に啓太に会い、一目惚れをする。


 『ホウライ』の一件の後、リホウの部下として啓太とコンビを組んでアチコチに飛ぶ毎日を過ごす。


 言動などからギャルぽいが、男女間の事については、啓太が困るレベルで純情な子である。

 本人は強がるが勢いでないと腕を組むのも恥ずかしいらしい。



 ○ マサムネ   ???歳



 通称『試練の洞窟』の製作者らしい。


 アリア達が見たマサムネは思念体のようなもので本人ではないらしく、100年以上放置されてたらしい。


 それ以外の事は不明のままである。



 ○ 徹、ルナ、美紅、エマ、ヨルズ、ノルン



 高校デビューでの登場人物。リメイク前のほうなのでお間違いないように。

 エマだけは放課後のほうで登場したキャラクターになります。


 ちなみにヨルズとノルンはシホーヌがいた神界と一緒です。

 関係性は、大統領と国民ぐらいの離れた存在です。



 ○ ティリティア  (生まれてから何年経ったか教えて欲しいの事)



 四大精霊の土のティリティア。アクアやアグートと同じ格の精霊である。


 今まで精霊と精霊獣の性格などは似通ってなかったが、奇跡のようなアリアとレイア以上に双子か! と言いたくなる一致した性格の持ち主であった。


 基本、怠惰で惰眠が好物。


 アイナと同様、雄一に寄生する事を視野に入れている。


 今のところ、精霊は3人が残念続きで最後の風の精霊に望みを託したいところである。

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