第8話 目覚めのキスは鮮度抜群


お妃様の毒リンゴによって眠り続ける姫。

泣き続ける小人達。

そこに、イケメンスタイリッシュな日焼けした白馬の王子がやって来る。


王子「これは、なんと美しい姫だ」

小人「ああ、ナイスガイな王子様、どうか姫に目覚めのキスを」

王子「キスときたか、勿の論よ!」


微笑み駆け去る王子。

小人達が顔を見合わせていると釣り竿を持ったずぶ濡れの王子が戻ってきます。


王子「目覚めのキス、へいお待ち!」

小人「そのキスじゃねぇよ!」

王子「こいつは目が覚める美味しさだぜ!」

姫「びゃあああうま゛いいいい!」


王子様のキスで目覚めた姫は、王子様と共に幸せな釣り人になりました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る