ジャポンの末裔のエドモンド少尉。彼の役目はその刀で国を守るのでは無く、食べられる物を探し、人類の胃袋を守る事でした。
強いのか弱いのか、意志が強いのか弱いのか。
エドモンド少尉は、巻き込まれに巻き込まれ、オーパーツとの旅の果てに、命の起源やニンゲンの辿った歴史を知る事になります。
話が進につれ、テーマは重くなりますが、文章やエドモンド少尉視点の解釈が笑いを誘い、程よいバランスで読み進める事が出来ました。

　連載中の『食べ物を探す簡単なお仕事です。』も合わせて拝読しておりましたが、楽しさは二倍にも三倍にも膨らむことはうけあいです。

　素敵で楽しい話を、ありがとうございました。
こちらでの種の起源についての解釈は、とても興味深く、作り込まれた設定で感動致しました。