ぼくの気まぐれ奇想短篇

★各話解説★

各話の方向性がバラバラなので、それぞれの作品のあらすじや方向性を解説しておきます。

ついでに個人的なオススメ度を五段階評価で。

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［１］月の裏側、アブダクション（オススメ度：★★★☆☆）

3700文字くらい。

宇宙人による誘拐「アブダクション」を題材にしたコメディです。

人類の目の及ばぬ月の裏側で行われている宇宙人たちの会合。そこでは宇宙人同士のバカバカしい地球利権闘争（？）が行われているのでした。

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［２］かつてのA氏のことを（オススメ度：★★☆☆☆）

5800文字くらい。

SFではポピュラーなクローン人間を題材にとった作品です。暗い話。

クローン技術に蘇った青年・A氏にはかつての記憶がありません。

彼を蘇らせた博士に促され、A氏はさまざまな社会奉仕活動に従事しますが、やがて自分の過去を知って……。

「手塚治虫が描きそうな、シンプルで余韻のある短編SF」を意識した作品です。

藤子不二雄でもなく石森章太郎でもなく、手塚治虫が、というのミソ。かも。

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［３］ 現代百鬼夜行　暗闇のランナー（オススメ度：★☆☆☆☆）

10000字くらい。

ジャンルは、スラップスティック・ホラーとでも言いましょうか。

極めて自己満足的なパロディネタです。

大学の学生寮で酒盛りをしながらバカ映画を見ていたアホ大学生たちが、ひょんなことからその寮に伝わる幽霊を眠りから覚ましてしまいます。

はた迷惑な行為を繰り広げる幽霊に、アホ大学生たちは果敢に（？）立ち向かおうとしますが……というお話。

全編パロディの塊です。

主要な題材となっている「ランニング幽霊」は日本全国に偏在する、有名な都市伝説の一つです。

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［４］ 追ってくる女（オススメ度：★★★☆☆）

4000字くらい。

ジャンルはSF。誰でも一度はタイトルを聞いたことがあるはずの、超有名SF小説へのオマージュ的な作品になっています。何を元にして書かれたかは、作品の末尾を参照してください。

元の作品同様、ロマンティックな味わいを目指しています。

一次創作のていで書きましたが、「あの作品」の続編、あるいは前日譚としても読めるかも。

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［５］ マドカさんはツイートを非公開にしています。（オススメ度：★★★☆☆）

ジャンルはホラー。20000字くらい。

以前に、別の小説投稿サイトにアップした作品です。

ホラーというジャンルは、テクノロジーの発達とともに進化してきたジャンルだと思っています。

電話が日常の道具になれば、電話を使った怪談が登場し、携帯メールが流行ればチェーンメールを題材にした怪談が生まれ……といったように、常に新しいテクノロジーを組み込みながら発達していく。非科学的なジャンルでありながら、テクノロジーの発展を内部に取り込んでいくのが、ホラーの懐の深さであろうと思うのです。

本作は、みなさんもよくご存知のツイッターを題材にしたお話です。

あなたが常日頃、なにげなく見ているツイッターアカウント。そのアカウントで投稿しているのは、普通の人間や、botばかりではないのかもしれません。

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［６］ ？？？？？

動物を視点人物にした話を予定しています。

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