GIFT 1
tir-tuk
プロローグ
沈黙は悪なのだろうか。
一人とは罪なのだろうか。
生き
それは彼の自問であると同時に、僕の自白でもあった。
僕たちは共犯者だった。
罪状は短い。
無口だということ。
そして、一人だということ。
それが僕と彼を、罪人たらしめる全てだった。
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