第12話 《Aパート》

「アクション! おれは『シルバーソード』でアタック!」

「翔太よ、学習能力がないな! 『ウンディーネ』でディフェンス!」

「えー?!」

 とある休日、カードショップシャイン。店内の奥にあるバトルスペースで翔太と譲がバトルをしていた。

[残念でしたね]

 くす、と笑うのは譲のアルターであるマーリン。口元に手を当てて微笑む余裕のある姿にショウは悔しそうな顔を浮かべる。

[しょ、翔太の読みが悪いだけだ!]

「おれのせい?!」

「ん? 翔太、どうした?」

 突然ショウに言われた翔太が思わず声を上げると、テーブルの向かいにいる譲が不思議そうに問う。翔太は「えっ?! な、なんでもない!」とぎこちなく誤魔化した。そんな翔太の姿を、ショウもマーリンも楽しそうにくすくすと笑っていた。

「全く……こっちのことも知らないで……」

 ショウやマーリンの声が聞こえるのは、翔太だけ。しかしショウたちはそんな翔太の事情もお構いなしに好き勝手に喋るのである。やれやれ、と翔太が思っていると譲が次のラウンドの準備を着々と進めていた。

「ほら、翔太! カード、カード!」

「う、うん! カードをレイズ!」

 譲に促され、翔太もカードを置いた。

「パーティーコール! 『獄炎の剣士 レン』!」

「こっちもパーティーコール! 『舞い上がる天馬 ブルー・ペガサス』!」

 ショウの隣に、赤い炎の中から大剣を持った青年、レンが現れる。レンはちら、と隣のショウを見下ろす。

[……お前]

 レンに見られたショウはびく、と肩を震わせる。が、レンの方はいつもの不愛想な表情の中に――小さな笑みを浮かべた。

[いい顔になったな]

[えっ……?]

 そんなレンの言葉に、ショウがぱち、と瞬きをする。しかし、すぐにレンは笑みを元通りの不愛想な顔に収めて、ショウに向かって小さく息を吐き出した。

[気の抜けた顔すんじゃねェ]

[はっ、はいっ!]

 言われたショウは慌てて剣を構える。レンも隣でブルー・ペガサスに向かって剣を向けた。

「行くぜ翔太! 『ブルー・ペガサス』でアタック!」

 譲が宣言すると、マーリンの隣に召喚されたブルー・ペガサスが駆けだす。

「おれも『レン』でアタック! 『ショウ』のアルター効果、『剣の加護』でアタックポイントが上がる!」

「げっ」

 翔太の宣言に、譲が表情を歪める。一方、バトルフィールドではレンがブルー・ペガサスに向かって走る。

[はぁっ!]

 レンが炎を纏う剣を振るう。炎に包まれたブルー・ペガサスが青い光に包まれて消えた。

「譲よ……学習能力がないなっ!」

 にっ、と笑いながら翔太が譲に――先ほど言われた言葉をそのまま返した。

「『レン』の打撃力は2! 譲、これでおれの勝ちだ!」

 レンは青い光の中からマーリンに向かって剣を振った。剣を受けたマーリンはその場に倒れ、そして譲のBフォンに表示されていた数字も0になった。

「げー! 負けたー!」

 譲が両手を上げて言うと、翔太は楽しそうに笑った。

「譲もまだまだだねー」

「何だとー!」

 と、翔太と譲がわいわいと話している間、倒れたマーリンにレンが手を差し出した。

[立てるか]

 言われたマーリンは一瞬驚いたような顔をしたが、すぐに穏やかに微笑んでレンの手を取り立ち上がった。

[ありがとうございます]

[ああ……]

 マーリンの言葉に返事をしたレンは、赤い光の中にすう、と姿を消した。その後ろから、ショウがマーリンに向かって駆けよった。

[マーリン! 今の戦い方はどうだった?!]

[ええ、そうですね]

 自分を見上げるショウに、マーリンは優しく微笑みかける。

「くそー、つい調子に乗ると『ショウ』の効果忘れちゃうんだよなー」

「でも譲は読みがいいから、おれが攻撃するときに防御されちゃうんだよ」

「だって翔太、顔に出てるもん」

「え?!」

 互いのカードを見せ合いながら戦術について語り合っていた翔太と譲だったが、譲が発した言葉に翔太は驚いた顔をして反射的に自分の頬に触れた。そんな翔太を見て譲がからからと笑う。

「冗談だよー」

「ゆっ、譲!」

 店内で二人が笑い合っている姿を、レジのカウンターから真澄がふっと微笑みながら見ていた。


 数日前。落ち込んだ様子の翔太が店に来た後、忍と要と共に慌ただしく店を出て行ってしばらく時間が経った時。

「こんにちは、真澄さん!」

「こんにちは譲……くん?」

 いつものように明るい声で店内に入ってきた譲に真澄も返事をしたが、その顔を見て言葉は中途半端に途切れた。泣きはらしたように目を真っ赤にさせている譲と、同じように真っ赤な顔をした翔太が、二人そろって満面の笑みを浮かべていた。何かがあったのは目に見えてわかった。

「……いらっしゃい、二人とも」

 真澄は、何も聞かなかった。翔太と譲は「テーブルお借りしまーす!」と店の奥のバトルスペースへと向かった。そんな二人に続いて店に入ってきたのは要だった。

「真澄さん」

「要くん?」

 やはり要も、泣いた直後のような、目の端を濡らした顔をしていた。少しだけ困ったような、照れくさそうな顔をした要は小さく真澄に礼をした。

「すみません、心配かけました」

「ううん、大丈夫よ。翔太くんも、譲くんも……よかった」

 真澄の言葉に、要も頷く。二人の視線の先には、ブレバトをする翔太と譲の姿があった。


[Welcome to The world of “Break×Battle”!]

 店内のスクリーンパネルから、陽気な声が響く。カードを見せ合っていた翔太と譲も顔を上げ、画面を見た。

[今週も始まったぞ! 『Break×Battle/ONLINE ブレバト情報局』!]

[今週は、特別生放送でお届け! なんと、重大発表があるんですよね、ヤマウチさんっ!]

 画面の中で、白いスーツのヤマウチと今日はゴスロリ調の白いシャツと黒いスカート、そして黒髪のツインテールのナミナミが番組を進めていた。

「重大発表?」

 翔太と譲は、画面を見ながら同時に言う。シャインの店内にいた客たちも同じように画面を見ていた。

[そう! 今日はこれを発表するのだ! アルターコール!]

 ヤマウチがポケットからカードを取り出すと、CG効果でカードがキラキラと輝き、画面が切り替わる。

[Break×Battle公式全国大会、Break×Coronation!開催決定だ!]

「全国大会!」

 ヤマウチの言葉に、譲がはっと目を開いて叫んだ。

[じゃあこのBreak×Coronation……ブレコロについての詳細をナミナミくん、よろしく!]

 画面がスタジオに戻ると、ヤマウチがナミナミに手を向けて話を振る。ナミナミは[はーい!]と明るく右手を挙げて説明を始める。

[ブレコロは、最大四人で組まれたチームで行うチームトーナメント戦! 各ブロックから代表チームを選出するブレコロ予選大会を行い、そしてブライト・スタジアムで決勝大会を行うことになります!]

「ブライト・スタジアム! すげー!! オレ、行ったことない!」

 ナミナミの言うブライト・スタジアムはブライト社が所有する首都圏にある競技場。スポーツ大会が行われるのはもちろんのこと、ブライト社が主催する玩具の大会やイベントが開催されることも多くあった。しかし、ブレバトの大会がそのような大きな会場で行われることは今回が初めてで、譲だけではなく翔太や、他の客たちも興奮した様子で画面を見つめていた。

「すごい……そんな大きなところで大会が……!」

 翔太が見つめる画面には、ブライト・スタジアムの映像が映し出される。

[今回の大会では、『エクストラ・クリスタル・ビジョン』、ECVを初導入! 特殊ビジョンを使って、フィルターなしでも目の前でリアルな! 迫力のあるバトルが展開されます! どんな風になるか、ワクワクしますね!!]

[そうそう。さーて、それでは……ん?]

 ナミナミに続いて告知をしようとしたヤマウチだったが、カメラから視線をそらした。カメラの端から、低い声が細々と聞こえてくるがどのような内容を言っているのかははっきりと聞き取れない。

[……ナミナミくん、続きをよろしく]

[えっ?! ちょ、ヤマウチさん?!]

 突然画面の端に消えたヤマウチに、ナミナミが困惑の声を上げる。その様子に、画面を見ている客たちもざわざわと不安げな声を上げていた。

[え……ええーっと、これも生放送ならでは、ですよね! あっははー! じゃ、じゃあ、続きのお知らせ! ブレバトの新しいブースターパックが発売しまーす!]

 戸惑いながらも、ナミナミは笑顔を崩さないように告知を続ける。

[それではVTR、どうぞ!]

 と、ナミナミがカメラに向かって手を向けた。画面が暗転して、ブレバトのCMが流れる――はずだった。

――える、か

「……え?」

 黒いままの画面から、声がする。

――我が声が、聞こえるか

 そして、暗闇が渦巻いて形を作る。その感覚を、翔太は知っていた。

「あれって……?!」

 画面に映し出されたのは、顔の半分以上を黒いバイザーで隠す、黒い髪の少年騎士。その姿に、翔太の背筋に冷たいものが走った。

「何だあれ……? 新しいキャラクター?」

 翔太の隣で見ていた譲は不思議そうな声を上げる。それを見て、この画面が他の人にも見えていると気付き、翔太は視線を下に落とした。同じように、カードの中から翔太を見つめるショウの姿があった。

[……間違いない]

 その姿を、見間違えるはずがなかった。

――我が名は、『漆黒の騎士 シャドウ』

 シャドウは、小さく口を開けて言う。

――俺と戦いを望む者は、この場に集え。この決戦の場で、決着をつけよう

 淡々とした口調で、それだけ言い終えると画面がぐにゃりと歪んでシャドウの姿を暗闇の中に消した。そして、切り替わったスタジオでは、ナミナミが呆然とした顔で立っていた。

[えっ……な、何、今の……]

[さっ、さあて!! 本日のブレバト情報局はここまでだー!!]

 そんな困惑しきったナミナミを隠すように、画面の端からヤマウチが現れて手を振る。笑顔を作っているが、その笑みがぎこちないのは見え見えだった。

[番組の一部で画像の乱れがあったことを、ここで謝罪させていただきます! 来週は収録だからきっと大丈夫だぞー! なんてな! それでは来週も、アルターコール!!]

 矢継ぎ早にヤマウチが言うと、画面は『明るい方へ。Be right,Bright』と書かれたブライト社のロゴに切り替わった。

「え? あれって本物の“Shadow”?」

「公式大会に出るの初めてじゃなかったっけ?」

「さっきの、すごい演出だったねー」

 店内はいまだにざわついており、譲もそわそわとした様子で店の中を見ていた。

「なんかすごいことなってる……」

「う、ん」

 譲の言葉に翔太がぎこちなく返事をする。その様子に譲ははっと何かを思い出したような顔をしてじっと画面を見つめる翔太の耳元に小さく声をかけた。

「大丈夫か、翔太?」

「え?」

 譲に心配の声をかけられた翔太は驚いたような声を上げる。翔太は譲の方を見ると、譲は少しだけ不安げな顔をしていた。

「……Shadowと戦ったんだろ? それで、……大丈夫かなって」

 譲は、シャドウと戦った直後の翔太の様子を知っていた。翔太にとってあのシャドウがどんな存在なのかも、薄々感じ取っていた。

「……うん、大丈夫だよ」

 翔太は頷いて、譲に言う。

「ありがとう、譲。心配してくれて」

「うん……」

「でもおれ……今は、Shadowと戦いたい」

「……!」

 翔太の言葉に、譲が驚いたような顔を浮かべる。翔太は真っ直ぐに、先ほどまでシャドウが映っていたスクリーンを見上げていた。

「そっか……それじゃー、まずはオレに勝たないとな!」

 譲はそう言って、翔太の背中を強く叩いた。「いった?!」と翔太が悲鳴のような声を上げる。

「っていうか譲、さっきおれに負けてたじゃん!」

「次は負けねえよ! ほら、バトルバトル!」

「の、前に!」

 翔太と譲がバトルを始めようとした時。二人の間に入ってきたのは、弘明だった。

「ヒロさん?」

 不敵な笑みを浮かべる弘明に、翔太と譲が不思議そうな視線を送る。普段の穏やかな様子とは違う弘明は、手にしていた紙を大きく広げた。

「はい! ブレコロの情報が出たところで! 我がシャインでも、地区ブロックショップ大会を開催することが決定しました!」

 弘明が掲げたのは、『Break×Coronation! ブロックショップ大会inシャイン!』と大きく書かれたポスターだった。それを見た客たちから歓声が上がる。

「ショップ大会……!」

「このショップ大会での勝者、上位4名がこの地区ブロック代表となります! さあ、みなさん腕を振るって参加してください!」

 楽し気に言う弘明の横を過ぎ去って、参加希望者たちはレジの真澄の元に駆け寄る。

「真澄さん! 参加します!」

「俺も俺も!」

「真澄さんー! 書類どこー?!」

「あー、はいはい! 順番に並んでー!」

 横を通り抜けられた弘明は真澄の方を振り向いて乾いた笑いを浮かべる。もちろん、参加希望者の中にも譲はいたが、翔太はまだバトルテーブルのそばにいた。

[……翔太、本当にいいのか?]

 カードの中のショウが、小さく翔太に声をかける。翔太は、テーブルに置かれたままになったショウのカードを手に取った。

[シャドウとの戦いは……、お前も知っているだろうけど、あいつは強い。だから、……その……]

 ショウが俯きながら、ぎこちなく言葉を紡ぐ。シャドウの強さを知っているのは、翔太だけではない。むしろ、ショウの方がシャドウの強さを痛感しているはずだった。それでも、シャドウと戦おうとするショウのことは――翔太が知っている。

「大丈夫だよ」

[え?]

「だって、戦うのはおれ一人だけでも、ショウ一人だけでもない。おれたちが、一緒に戦うんだ」

 にこり、と翔太がカードの中のショウに微笑みかける。そんな翔太の顔を見たショウは顔の筋肉に込めていた力を緩めて、ふっと笑った。

[ああ、そうだな。一緒に、戦うもんな]

「うん!」

「翔太ー! ほら、早くお前も参加のヤツ書けよー!」

 レジの方から、譲が翔太に手を振り、声をかける。翔太は頷いて、譲の元へ走った。




「ヤマウチさんっ、山内さん!!」

 ブライト社本社、社内の特設スタジオから大股で早歩きをする白いスーツの男性を、女性が慌てた様子で追いかける。しかし、呼ばれたほうの男性――ブレイク・ヤマウチこと山内良平は女性――ナミナミこと加藤菜々美の声を無視してとある場所へと向かっていた。

「山内さん! さっきの映像、何だったんですか?! それに、放送の途中で抜けたのも……!」

「ちょっと待ってくれないか!」

 菜々美の困惑の声に対し、良平は叫ぶように返す。菜々美がはっと息を呑むと、良平は目的の場所にたどり着いた。

「はい! 先ほどの件に関しては弊社も調査中でして」

「ですから、こちらもまだ詳細がわかりかねますので、はっきりとしたことは言えない状況でして……」

「はい、こちら『Break×Battle』開発室……、あの、先ほどの映像については――」

 場所はブライト社本社の中にある、『Break×Battle』開発室。ゲームの製作に携わるスタッフたちが、あちらこちらで鳴りやまない電話に必死に対応していた。その光景をぎり、と良平は奥歯を食いしばりながら見ていた。

「山内さん……」

 菜々美は、ブライト社の広報部に所属する一人で、今回『Break×Battle』の広報担当となった。それまでカードゲームというジャンルに興味のなかった菜々美だったが、開発部の現主任である良平と一緒に『ブレバト情報局』を始めとする広報活動を行う中で、良平がどれほどこのカードゲームに情熱を持っているのかは、理解していた。もちろん、『Break×Battle』のコンセプトが『誰でも楽しめる新感覚TCG』というのもあり、初心者だった菜々美にも良平は懇切丁寧にゲームを教え、そして一緒に楽しんだ。

 これから開催される『Break×Coronation!』という全国大会に対し、良平が熱い思いを抱いているか。今回の生放送で、ブレバトのファンが喜ぶようなサプライズを――と言っていた良平の笑顔を思い出すと、菜々美は胸に苦しいものを感じた。

「……あの時、この手紙が来たんだ」

 ようやく菜々美に口を開いた良平が、スタジオを出るときから持っていた一枚の紙を菜々美に渡した。良平が強く握りしめたせいで紙はぐしゃぐしゃになっていたが、そこに書かれていた文面を見て菜々美は目を見開いた。

「なにこれ……こんなの、本当に来たんですか?!」

「……こんなものを伝える訳にはいかない。だからCM画像に切り替えようとした。なのに……」

 菜々美の手にあるのは、『ブレバト情報局』宛に送られた差出人不明のメール。

『Break×Coronation に Shadow の 参戦 を 発表しろ』

 たった一言。しかし、良平はそれを良しとせず、公表しない方向で番組を勧めようとした。が、その結果があの映像だった。放送スタッフも、何処から映像が混入したかわからず、そして録画されているはずの記録にも残されていないたった数十秒の――『漆黒の騎士 シャドウ』の姿。

 そもそも、この『Break×Coronation』という企画は外部に発表していないもので、それを知っている時点で菜々美はその手紙に疑問を持つしかなかった。

「……山内さん、あの……“Shadow”って、何者なんですか……?」

 番組がまだ始まったころ発表されていたブレバトランキングで常に上位に居続けた謎のブレイバー“Shadow”。コンピューターで勝数データーのみを集計する現在のランキングシステムでは常に上位にいるそのブレイバーだが、その勝率が常に100%なのは異常だと判断され、ランキング発表はいつしか消滅した。ただし、ランキングの公表自体は行われ続けており、開発室にも『あのブレイバーは不正ツールを使用しているのではないか』という問い合わせは多くあった。それは開発室も考えていたことで、少なからずそういうツールを使用してランキングを改ざんするブレイバーに対してはブレバトアカウントの凍結や一定期間の大会参加禁止令などの処置を取っていた。ネットワーク上で管理されている情報の一部から、どんなブレイバーがバトルをしているかは把握しているはずだったが、“Shadow”に関しては違った。

「……わからない」

「え?」

「何度も“Shadow”について調べているのだけれど、彼が一体何者なのか把握できないんだ。もちろん、手段を択ばないのであれば探せるのだろうけれど……いや、それでも無理かもしれないな」

 菜々美の問いに、良平は投げやりに、力なく答えた。周囲に響くのは鳴りやまない電話のコールと謝罪の声。うな垂れる良平は拳を強く握った。

「……こんなこと、主任は……怜一さんは望んでいなかったのに……!」

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