第37話
ルフィアは運ばれて来た食事を口に含みながら、ほうと白い息をもらす。
冷たい石の牢のなかでも、どうしてか食事だけはしっかりしていた。パンときれいな水、温かいスープまで用意されているのは、奇妙とまで思える。
運んでくる男、エメレイもあくまで仕事と割り切っているらしく、ルフィアに対しての接し方は柔らかかった。
ただ、
「嬢ちゃん、大丈夫か」
「まだ二日です。この程度、大したことじゃないです」
真っ白い首筋についた傷を撫でながら、ルフィアは目を伏せる。
白いドレスから露出した肌には、浅い切り傷がいくつもあった。まだ新しいその傷たちは、定期的に訪れる人型の影たちによって付けられたものだ。
目的はわからない。ルフィアの血を回収するつもりか、それとも仲間を殺されたことに対してのささやかな復讐か。
拘束さえなければ、切り殺せるのに。
ルフィアは唇を噛み、自分の動きを制限する枷を見る。
腕は冷たい鎖の手錠を着けられていて、足は足首のところで、ぎりぎり抜けないように作られている。ルフィアは何度か足を
エメレイが去っていくのを見ながら、ルフィアは小さくため息を吐く。
たった二日とはいえ、ずっと暗がりの中に閉じ込められていると、気が滅入ってくる。
それと共に、わずかな苛立ちも湧いていた。
「わたしに合う
足枷の鎖に触れると、じゃらりと音が鳴る。
ルフィアにはそれが妙に懐かしく感じた。今は持っていない幼い頃の記憶のなかで、もしかしたら何かがあったのかもしれない。
ただ、この懐かしさは決して愉快なものではなかった。
ルフィアは何度か音を立てて、誰も来ないことを確認する。
エメレイは食事の時間で、次に『崩れた色彩』が訪れるまでにはまだ時間があった。
「オルレニアさん、大人しく出来なくてごめんなさい」
でも、と呟きながら、ルフィアは足首に手を添えた。
「か弱いだけのお姫様なんて、ごめんだわ……!」
目を閉じて、両腕に力を籠めた。
片手で掴み、片手でねじるように、一本の軸をずらしていく。
ドレスの裾を噛み、痛みに声を上げないように我慢しながら、ルフィアはそのまま体重をかけるようにして、思いきり力を込めた。
ごきりと、音が鳴った。
赤い目を見開き、あふれ出る声を必死にこらえる。
急に足先の感覚がおかしくなったことで、ルフィアは成功を理解した。
痛みの引かないまま、ゆっくりと足を足枷から引き抜く。
関節の外れた足は簡単に折れ曲がり、緩い拘束具の意味を失くしてくれた。
「もう、一度」
そして再び足首に両手を当てると、今度は片手で掴み、空いた手で足を引っ張る。
大きく息を吸い、思い切り足を引っ張ると、今度はがきんと音が鳴り、足が動くようになった。
背筋に汗が伝う。見開かれた目が、開いたまま戻らない。
息が震え、涙があふれたときのように頭がぼうっとした。
「あとは、備えるだけ。大丈夫」
言い聞かせて、足と足枷を背に隠すように座り込む。
白い長髪が足をさらりと撫でた。
次に影たちが入ってきたら反撃する。
関節を外した足はうまく動かないかもしれないし、武器も持っていない。だが、オルレニアたちにただ救われるだけの存在にはなりたくなかった。
立ち上がり、手枷はそのままに大きく伸びをする。
ゲルダンからは剣を持たない戦い方も教わっている。エメレイが立ちはだからない限りは、なんとかできるだけの勝算はあった。
◎◎◎◎
ユエンがアルテを連れて戻ってくる頃には、すでに日は傾きかけていた。
カルロスの家のなかでもっとも広い、数人が入っても余裕がある一階の実験場。そこでオルレニアたちは一つの卓の周りに集まっていた。
ユエンは仮面を外してにやついた素顔を
カルロスは二階で寝ており、ウラガーンはカフリノの護衛に当たっていた。
「ヴィエナ様、これは……」
「教会の司教より貸し与えられた、悪魔――霧散した黒を吸い取る宝石だ」
卓を挟んで向き合うように立っていたアルテが、卓の上に置かれた黒ずんだ宝石を見て、訝し気な顔をした。
「悪魔と、遭遇なさったのですか?」
「悪魔の成り損ない共だ。次から次へと現れおった」
「まるであちこちから生えてくるようだったね。私一人だったら死んでいたよ」
オルレニアの言葉をユエンが補足する。
斬り続けた結果、影たちは錬金術師たちの家からとめどなく現れた。ひとまず襲撃が収まった段階で、オルレニアはアルテを呼んだのだ。
影が無尽蔵に現れることなど、ありえない。オルレニアの知る限り、影は悪魔のなりそこない――人が『黒』に堕ちた『魔者』のなりそこないであるからだ。
「この特区はすでに、崩れた色彩の手中だとおっしゃるのですか?」
「大方、錬金術師共を色の力で釣ったのだろう。……カルロスが耐えていたのは僥倖であった。アレが悪魔と化せば、恐らく崩れた色彩の行動は始まっていた」
カルロスは、体のほとんどが『黒』に染まっていた。
それはつまり、その時点に至るまで理性を保っていられたということである。他の影たちとは違い、彼が悪魔となっていた可能性は高かった。
「なるほど。では、わたくしへの刺客は、ヴィエナ様の行動で急いたわけですのね」
「やはりお前の下に、ルフィアを襲った者が向かったか」
「はい。かつての大戦の基準では、準騎士に相当する力量でありましたわ」
「ほう」
オルレニアの眉間のしわが深くなった。
『色の準騎士』は、『色の力』を使える者の中でも、かなり優れた存在だ。『色の王』は五人しかいないため、それを除けば『色の騎士』の次点に属する。
『色の力』が使えないルフィアを倒すことなど容易いだろう。むしろ、ルフィアが小指だけでも斬り落とせたことは奇跡的であった。
「準騎士か。お前の相手ではなかろうが、厄介な手合いだ」
「色の力、剣の腕、判断力も優れておりましたわ。恐らくは準騎士のなかでも、高い位にあった者かと」
「逃したか」
「申し訳ございません。ただ、片腕は奪いましたわ」
アルテは片割れと言えど、『色の騎士』だ。『色の準騎士』とは隔絶した実力の差がある。
状況は悪いがオルレニアの目算通り、事の進みは悪くない。ルフィアが奪った小指とアルテが奪った腕を合わせれば、相手の主戦力は大きく削げた。
問題は、ルフィアが攫われているという一点にある。
「アルテよ。その片腕で、ルフィアを探し出せるか」
「ヴィエナ様は中断なさりましたが、恐らく邪魔をしたのはあの準騎士ですわ。カフリノの復活さえできたなら、容易かと」
「ならばカフリノの復活を行うとしよう。状況は既に整った」
本来はルフィアが回収するはずだった素材も、既に持ち帰った。多少の不都合はあれど、『歌姫』が完全な状態に戻れば、戦力の問題も大幅に改善される。
復活、と聞いたアルテの顔が明るくなった。アルテにとって、本来の目的はカフリノの復活だ。『崩れた色彩』との戦いや、ルフィアのことはあくまでそのついででしかない。
「ユエン、カルロスより情報は聞き出せたか」
「大人しく話してくれたよ。どうやら、面白いのが後ろについているらしいね」
問われたユエンは大げさな身振りで驚くような仕草をする。
しかし目はすこしも笑っておらず、真面目な話であるということが伺えた。
「面白い?」
オルレニアが睨むと、ユエンは深呼吸した。
「――ノーグ商会さ。カルロスに色の力のことを伝え、黒に染まるように仕向けたのは」
「何だと?」
「下っ端か、その程度の者たちだったらしいがね。さて、サイラスも一枚噛んでいるかもしれないよ」
ユエンの声に、嘘を吐いているような違和感はない。
視線も揺らぐことなく、素振りも普段通りだった。
馬鹿な、とオルレニアは内心で呟く。
ノーグ商会はかつての同胞であるロンバウトとイヴがいる商会だ。そして、このプラーミアの支部長のサイラスは、そのロンバウトの紹介である。
にわかには信じがたい話であった。
「ノーグ商会が敵ならルフィアさんが攫われたことも、ヴィエナ様の索敵が止められたことも理解できますわ。カフリノの復活に必要な素材に手が加えられていたのも、辻褄は合いますわね」
「私が彼らと関わりを持ったことは、他の錬金術師たちに伝わっていたからね。誑かすのも簡単だったはずさ」
ルフィアは、街のなかで悪魔の気配を感じたと言っていた。
それがもし、人に扮した『崩れた色彩』であったなら。ノーグ商会ほどの大商会となれば、街のあらゆるところに潜んでいてもおかしくはない。
排他的な錬金術師の特区まで侵入できたなら、プラーミアのほとんどは手中にあるといっても過言ではなかった。
「カルロスを連れて屋敷に戻るぞ。素材の確認が必要だ」
「はい。本当にノーグ商会が崩れた色彩なら、カフリノの復活を見逃すわけがありませんもの」
アルテの瞳のなかに、赤い炎がちらついた。
カフリノのためなら、その障害となるものはアルテ一人でも排除するつもりなのだろう。
幸いにして、ルフィアを救出するという点において利害は一致している。オルレニアは少しだけ口角を上げた。
「ノーグ商会の伝手が消えるのは痛いが、私は悪魔になりたくはないからねえ。使えるものはすべて君たちに貸すとしよう」
「いずれにせよ、貴様には得しかあるまい」
「くく、君たちはいくら見ても面白いからね」
なんだかんだと言いながら、ユエンは協力的だ。
打算的な部分もあるのだろうが、カルロスの件を考える限り、決して無感情というわけではないようだった。
「カルロスは我が担いで連れていく。先に行くが良い」
オルレニアは部屋から出て、階段を上った。
カルロスが閉じこもっていた部屋とは別の、廊下の途中の扉を開ける。
夕日が差し込む小部屋では、顔色を悪くしたカルロスがベッドから外を眺めていた。
入ってきたオルレニアを見て困ったように笑うところを見る限り、ユエンに比べるとまだ一般的な人間の感性を持ち合わせているように見える。
「カルロスよ。ユエンの館へ移るぞ」
「……吾輩も守ってくれるのかね?」
「放置しておいて、再び悪魔となられては困るゆえにな」
オルレニアはカルロスに近づくと、片手で担ぎ上げた。すると、わずかに面白がるような気配がする。
錬金術師は反省を知らない。オルレニアは顔をしかめて、鼻をならした。
「貴様が我らの邪魔をするのであれば、切り捨てるという事を忘れるな」
「恩があるのだ、さすがにそんなことは出来んよ」
信じるに値しないカルロスの言葉を聞きながら、家から外に出る。
日が傾き、影が増えても『崩れた色彩』の兵たちは現れていない。今のうちに、事を進めるべきだろう。
素材の無事を軽く願いながら、オルレニアは石畳の道を駆けた。
◎◎◎◎
ロンバウトは扉をくぐり、コツ、と音を上げながら、大理石の床に踏み込んだ。
毛皮の絨毯が敷かれ、書斎机と応接の場が用意された部屋のすみでは、暖炉の薪が赤く輝いていた。
「失礼するよ」
「ようこそいらっしゃいました、ロンバウト殿」
部屋の天井に備え付けられた日照窓から差し込む夕日によって、金髪が煌めく。まつ毛の長い切れ長の青眼は、端正な顔つきのなかにあった。
白い燕尾服と白い手袋は、まるで雪のように汚れ一つなく、その身分の高さを象徴している。
そんなロンバウトの足音を聞いて、書類の束と向き合っていたサイラスは立ち上がると、柔和な笑みを浮かべた。
「突然の来訪で困っただろう。すまなかったね」
「いえいえ、そんなことは」
ロンバウトはサイラスに笑みを返すと、席を移すようにうながした。
サイラスは急いで暖炉のそばに置いてあったポットを取ると、温かいミルクを注いで応接机に置く。
つい数刻前に連絡が行ったにしては、手間が掛かっている。いつ誰が来ても良いように、準備をしてあるのだろう。
「それで、この度はどのようなご用件で」
ロンバウトが席に着くと、サイラスは手を組み、機嫌をうかがうように首をかしげる。
疲れまじりのその笑顔は、突然訪れたロンバウトに少なからず困惑しているようにも見えた。
ロンバウトは支店長と同じだけの権限を持ちながら、商会の利益のために動き続けているノーグ商会の牙だ。
彼の機嫌を損なうことは、商会長への反逆に等しい。
そんなロンバウトが事前の連絡もなしに訪れるなど、早々あることではなかった。
「少し報せておかなくてはいけないことがあってね」
「何か問題がございましたか」
「そう緊張しないでくれ。問題といえばその通りだが、君が悪いわけではないよ」
ひらひらと手を振りながらロンバウトがミルクを啜ると、サイラスもわずかに表情を崩した。
元々、ロンバウトとサイラスの関係は悪くない。『色の力』の知識を持っていることもあり、互いに相談のしやすい相手であった。
「私は、この街に悪魔が現れる可能性が高いということを伝えに来たのさ」
サイラスの顔が、引きつった。
予想どおりの反応に、ロンバウトは苦笑いをすると、手を組む。
「崩れた色彩のことは話したね? 彼らの姿が、この街で確認されているんだ」
「なんですと?」
「つい一昨日連絡が来てね。商会のなかに錬金術師たちと関わりを持っている者たちがいるのは把握しているかね?」
「は、はい。私の主導で、錬金術師との取引は行なっておりますが」
「その末端の者たちだろう。黒の力を宿した道具を使い、錬金術師たちを魔者に堕とそうとしている奴らがいる」
『崩れた色彩』が行動を起こしたのはオルレニアたちを送ったせいだというのが、ロンバウトの考えであった。
錬金術師たちが住まうこの街が、以前から『崩れた色彩』の標的にされる可能性は考慮していた。
しかし、基本時はただの人と見分けの付かない彼らを、行動を起こす前に見つけるのは難しい。
ロンバウトがオルレニアたちを送ったのは、『歌姫』がいるという理由もあったが、『崩れた色彩』を炙り出すという考えも含んでいた。
ロンバウトはにこりと微笑むと、懐から無骨な短剣を取り出し、机の上に置く。
「探し出し、全員殺せ。オルレニア様たちの手を借りてもいいが、なるべく君だけで片付けろ」
ノーグ商会の支店長は、その多くが成り上がりだ。一部を除き、手を汚す職業に就いていた者も多い。そうでなければ、統治の浅い北の地において、盤石な商会を建てることなど出来なかった。
サイラスはわずかな間のあとに、神妙な顔でその短剣を手に取ると、懐に納めた。
貼り付けたような笑顔のままで頷き、ロンバウトはミルクをぐいと飲み干す。
「ああ、しくじっても構わないよ。あんまり気負いすぎないでくれたまえ」
「かしこまりました。ロンバウト殿は、如何なさるので」
「そうだね。まあ、少し街を見て回るくらいはしようかと思っているが、どうかしたかな?」
椅子から腰をあげようとして、ロンバウトは動きを止めた。
ぱちぱちと薪のはぜる音が響くなか、サイラスは気まずそうに口を開く。
「命令に関してですが、現状、崩れた色彩によってルフィア殿が拐われております。場合によっては、少し時間がかかるかと」
「ルフィアさんが? それは、誤算だな。オルレニア様が赦すとは思えないが」
「どうやら、それなりに腕の立つ者がこの街に潜んでいる様です。オルレニア殿の探知が弾かれておりました」
ロンバウトは、笑みを崩さなかった。
オルレニアたちの情報は、まだほとんど手に入れていない。しかし、ここに来て最悪の予想が的中しているようだということは理解した。
オルレニアの探知が弾かれるということは、最低でも『色の準騎士』が潜んでいる。そうなれば、その存在を隠すために、『崩れた色彩』はかなりプラーミアに潜伏しているはずだ。
ロンバウトは頭のなかで情報を整理すると、腕を組んだ。
「そうか。ならサイラス、君はもう少しそのまま行動しなくていい」
『崩れた色彩』がルフィアを攫う理由は、オルレニアを抑えるためではないだろう。
そして元々『歌姫』を殺すために用意しておいた戦力を削っているのならば、ルフィアを捕らえるだけの利点が必要だ。
それならば、ルフィアの持つ稀有な『色』、『白の力』が目的か。そして、『白の力』を取り入れるまでオルレニアたちを拘束するだけの戦力も投入するだろう。
炎の街と呼ばれるプラーミアは、優れた武器防具に溢れている。それらを錬金術師の力を借りて強化すれば――オルレニアの相手ではないにせよ――時間稼ぎは出来る。
つまり錬金術師と鍛治師のなかにも『崩れた色彩』は混じっており、『歌姫』をしばらく拘束できる程度の戦力があることが予想出来た。
『色の騎士』を抑えるための戦力が、悪魔一、二体であるわけがない。少なくとも『色の準騎士』の次点、『色の憲兵』程度の存在が数人以上用意されている。
「不味いな。この街はかなり危険か」
「なにか、お力添え出来ますか」
「私も動かなければならなくなった。サイラス、君は商会内の崩れた色彩に注意を払っておいてくれ」
「畏まりました。ロンバウト殿は、どこへ行かれるので?」
「ルフィアさんの捜索を行う。奴らを動かすためには、それが一番手取り早い」
『崩れた色彩』が動き始めたら、街は大騒動になる。領主であるサルマン・エイゼンシュテインに連絡を行うことも忘れてはならない。
やることが多いな、と呟きながら、ロンバウトは立ち上がった。
「邪魔をしたね。気をつけたまえよ、サイラス」
「ロンバウト殿も、神の加護があらんことを」
扉を開けて、廊下に出る。
冷たい空気を感じながら、ロンバウトは腰に着けた細剣に手を添えた。
恐らく、ロンバウトの行動も『崩れた色彩』は捉えているはずだ。いつどこで襲ってきたとしてもおかしくはない。
そして真っ先に襲ってくるのは、間違いなく『色の憲兵』以上の相手だ。
敵の駒ばかりが多い遊戯盤を想像しながら、ロンバウトは門をくぐって商会を出る。
太陽が沈み、暗色に染まり始めた空には、鳥が数羽だけ飛んでいた。ロンバウトが片腕を上げると、急降下してきた鳩がその腕にとまり、くるると喉を鳴らす。
「“サルマン・エイゼンシュテインに届けろ”」
ロンバウトはその脚に紙をくくりつけると、一言命令してから、鳩を空に送った。
オルレニアは行動に大幅な制限を受けている。ならばその補佐をするのは、かつてより変わらず自分たちだ。
少し歩いて、人目のない通りで指を鳴らす。
一瞬の光のあとに黒い外套を纏った老人に化けたロンバウトは、そのまま暗い路地の先へと進んでいった。
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