復讐のため異世界に転生します

シマの紙

第1章 転生と復讐

第1話 復讐の始まり

 ある日の放課後…僕の腹部には赤い液体が付いていた。


 僕は、どうしてこうなっているのか理解できていない。


 そして、僕の目の前には、満面の笑みを浮かべ立っている親友と友人がいる。


「龍次…どうして?」


 龍次とは、高校からの友人で、僕は親友だと思ってた。


「いやぁ…裕也、どうして?って言われてもなぁ、お前と出会った時からこのつもりだったし」


「なん…「うるさいなぁ、黙れよ」


 そう言い、龍次は僕のお腹に刺さっているものを抜き…再び刺した。


「あ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"あ"」


 痛い痛い痛い痛い痛い痛い「じゃあ、異世界に行く準備をするか」痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い「「「おぉ‼︎」」」許さない許さない「じゃあ、最後に裕也に挨拶でもするか」許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない……………絶対に…………………


「ま、生贄になってくれてサンキュな、あと、すまんなw」「「「www」」」


「…ゆる…さ…ない……ぜっ…たい……に」


「そっかそっか、じゃあまた来世でw」


 僕はその日、生贄にされた、親友…あいつらの手によって、あいつらが異世界に行くために。


…嫌だ…嫌だ…このまま終わるのは嫌だ…やり返す…嫌だ…嫌だ…………


 僕の意識が途切れそうになった時、何処からか、声が聞こえた。


「復讐がしたいですか?」


 女性の声だ…復讐?…もちろんだ。


「彼らや彼女達を許しませんか?」


 許さないか?当たり前だ。


「たとえ何度、死のうとも?」


 あぁ、何度でも…だ。


「そこが、異世界であっても?」


 あぁ…もちろn………え?


「分かりました、では行きましょう」


 その言葉を聞き…僕の意識は途切れた。


 年齢リセット、容姿リセット…リセット完了

 記憶受け継ぎ…受け継ぎ完了

 追加…スキル[復讐者]を手に入れました。

 転生開始……




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