炎獄の剣

第二部・王都篇

第二部・人物紹介

【アルマヴィラ】

アルフォンス・ルーン……ヴェルサリア王国七公爵家のひとつ、ルーン家の当主、アルマヴィラ公爵。徳の篤い人柄で、人臣から慕われる。

ユーリンダ・ルーン……アルマヴィラ公爵アルフォンス・ルーンの長女。黄金色の髪と瞳をもち、美と愛に恵まれた心優しい娘。

ファルシス・ルーン……ユーリンダの双子の兄。次期領主としての器を充分に備え、武芸の才をも併せ持つ優美な若者。

アトラウス・ルーン……ガレリア伯爵カルシス・ルーンの長男。穏やかな文芸肌の青年。

カレリンダ・ルーン……アルマヴィラ公妃。光の神ルルアの申し子『聖炎の神子』であり、特異な魔力を持つ。

カルシス・ルーン……アルマヴィラ地方ガレリアの領主。アルフォンスの弟。

シルヴィア・ルーン……カルシスの前妻。故人。

アサーナ・ルーン……カルシスの妃。宰相の娘。

ダルシオン・ヴィーン……アルマヴィラ都、聖ルルア大神殿の大神官。

エクリティス・ウィルム……アルマヴィラ聖炎騎士団団長。アルフォンスの腹心の部下。

【エルスタック】

エルディス三世……ヴェルサリア王国国王。19歳の若さで即位。

リーリア・ヴェルサリア……ヴェルサリア王妃。宰相の孫娘。

ウルミス・ヴァルディン……ヴェルサリア金獅子騎士団団長。アルフォンスの親友。

ノーシュ・バラン……ヴェルサリア金獅子騎士団副団長。

アラン・リューム……ヴェルサリア王宮騎士団団長。

【イルランド】

アロール・バロック……七公爵家の筆頭、バロック家の当主で、現宰相。

シャサール・バロック……バロック公の嫡男。

ティラール・バロック……バロック公の四男。

ザハド・ジークス……ティラールの従者。

【アルポート】

スザナ・ローズナー……七公爵のうち、唯一の女公爵。武芸も嗜む気風の良い女性。

ロアン・ローズナー……スザナの亡夫。

フィリア・ローズナー……スザナの娘。ユーリンダと親しく文通する間柄。

【オースタン】

ポール・ラングレイ……七公爵の一人。最年長で堅物だが人徳者として知られる。

【シルクウッド】

リッター・ブルーブラン……最も若年の七公爵。「王家の次に風流を愛す」と公言する風変わりな青年貴族。

【ジョーレイ】

ローダー・ヴェイヨン……七公爵の一人。バロック家との関係が深い。物欲が強い酷薄な人物。

【グリム】

エーリク・グリンサム……七公爵の一人。生真面目で忠誠心に篤い。

イサーナ・グリンサム……エーリクの妃。

シュリク・グリンサム……エーリクの一人息子。