わたしは生きていくでしょう
わたしは生きていくでしょう
この先にどんなことがあっても
ほんとうのやさしさは
最後のときのために残しておくものだ
きみのことばに
うそなんてあるはずないと
そう信じていた
今ではそれが嘘であれ本当であれ
どうでもよくなっていた
ほんとうのやさしさならば
失うものはなにひとつないと
そう気づいたから
ちかづいたはずの空はまだ高くて
のばした手はまだとどかない
そうやって自分の未熟さを確かめながら
今日もわたしは生きていくでしょう
意味のない人生に意味を与えながら
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