2016年5月

ワンルーム

平和は守るものだって、

だれかがいってた。

あーあ。

ひび割れたマグカップ。


地球儀も実家にわすれたわ。

スマホで生命維持できたらいいのにな。

息することすら億劫になる。

いっそこのまま目覚めなければいいのに。


洗濯物と神様の気配。



特別なんてなにもないのです。

すべては偶然ではなく必然なのです。

なにもこわくはないのです。

あなたもさあどうぞ。


不安だっていいのです。

それは与えられたもの。


いつでも見ているよ。

わたし。

いつでも見ているよ、

あなた。


わすれないでね。

自分だけのあなたへ。



お腹すいた。

コンビニが来いとか思ってるわたし。

吊り下げ終わった分身たちを眺めて、

明日のわたしをベッドに呼んだ。



雨。雨。雨。

止まないかな。



意味なんてない。

いいの。

ただ退屈を殺してるだけ。

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