第十話 反撃
秘密会合翌日、八月十四日の朝八時三十分。
松本警察署総務部総務課の愛川より、その日の予定について説明を受けていた署長の佐藤俊夫は、怪訝な顔をした。
「この時期に小学生の社会科見学ですか? よりにもよって、世間一般はお盆休みの真っ最中ですよ。しかも急な依頼ですし」
小学生の息子がいる佐藤は、さすがに小学校の夏休み日程を把握していた。
長野県の小学校は、日本で一番夏休みが短いことで有名である。この年の夏休みはとりわけ短く、七月二十八日から八月十八日までの二十二日間しかなかった。
一般的に冬季の積雪量が多い北海道、東北、北陸、甲信越は夏休みが短い分、冬休みが長い。しかし、長野県に限って言えば冬休みも世間並みの長さだったから、日本一、小学生の休みが少ない県とも言えた。
また、八月十四日といえば一般企業のお盆休みの最中である。家族旅行や帰省で、不在の家庭も多いだろう。
さらには、夏休みの終盤、宿題のデッドライン寸前の貴重な一日である。この時期に小学生の行事を行なうというのは、いかにも企画する側の配慮が足りない。
しかも、総務課への正式な依頼は実施の二日前にあったという。この手の企画にしては突貫で、正直有り得ない。
愛川は、佐藤の至極御尤もな疑問に対して、
「夏休みの自由研究を意識して急遽企画されたもののようです。それに、地元企業の精巧社から是非にと要望されている以上、総務としては嫌と言えませんでした」
と、彼女にしては珍しく不機嫌な声で言った。それに普段よりも化粧が濃い。
「――そうですか。まあ、仕方がないですね。この時期じゃあ殆どの小学生は参加しないでしょうから、手早く済みそうですし」
佐藤は、愛川の剣幕と『精巧社』という言葉に引っかかりを覚えつつ、追及の手を緩めた。そのため、さらに細かく検討すべき点に彼の頭は回らなかった。
署長室を出た愛川は、廊下を大股で歩いてゆく。その剣幕に、署員たちはそそくさと進行方向を空けた。彼女はその勢いのままで、馬垣班の執務室までやってくる。
その時、その場には班長の馬垣だけが席に座っていた。
愛川はその前に立ち、机の上に両の掌を叩きつけると、こう吐き捨てた。
「榊君に伝えておいて。私が彼に協力できるのは今日で最後の最後だからね、理由は分かるよね、って」
言うや否や、彼女は踵を返して部屋を出ていった。
馬垣は小さく溜息をつく。
「まったく、そこまでやるのかよ」
恐らくは瞳子の同級生の父親を使って、榊が山根先生と付き合っているという情報を、事前に署内にリークしたのだろう。
まあ、ばれるのは時間の問題であったから、リーク自体は愛川のためでもあるのだが、
「厚化粧で涙の痕跡を覆い隠した女には、そりゃあ署長も何も言えないわな」
そう独り言を言って、馬垣は窓の外を見た。
北アルプスの向こうに信州の夏空は大らかに広がっている。ふと、今日一日、冷や汗を流しながら行方をくらましている榊のことを考え、馬垣は微笑んだ。
さて、見学は午前十時から開始となる。
佐藤は、署の幹部が列席する中で歓迎の挨拶を行ない、そのまま署内各部署の見学と食堂での昼食会に同行し、午後の特殊車両乗車体験まで付き合うことになっていた。
考えられる限りのフルセット応対であり、数日前までは空白だった佐藤の予定は、ものの見事に分刻みで埋められていた。警視庁のお偉いさんか、県警本部長でもやってきたのかという有様である。
御一行様の到着は九時四十五分前後ということであったから、佐藤は制服の皺を伸ばしながら、署長室の窓から眼下の駐車場を眺めていた。
国道十九号に面した警察署正門から、側面に精巧社のロゴが入ったマイクロバスが一台、ゆっくりと入ってくる。それは定員二十人程度の小型のものだった。
佐藤はわずかに笑みを浮かべてその様子を眺めていたが、その顔は次第に青ざめていった。
マイクロバスは続々と門から入ってくる。
流れが止まらない。松本警察署の来客用駐車場が、精巧社の各事業所からやってきたバスで埋め尽くされてゆき、開いたドアからは小学生とその親達が次々と吐き出されていった。
(一体どこまで声をかけたんだ?)
佐藤は目を細めてバスの側面にある事業所の名前を見る。そこには松本市は当然のことながら、長野市、上田市、佐久市、諏訪市、飯田市など、県内全域の地名が記載されていた。
唖然とする佐藤の眼下で、塩尻事業所のマイクロバスが停車する。その車内から山田幸一、澄江、聡子が現われ、最後に精巧社塩尻事業所総務課長の飯島が降りてきた。
実は飯島は、長野県内にある精巧社のすべての事業所に対して動員をかけていた。そして、すべての事業所の担当者が飯島の依頼であればと、理由も聞かずに協力した。
その結果がこれである。実際は、さらに数倍の動員も可能だったが、さすがに警察署が機能不全を起こすようなことは避けた。
にこやかに笑みを浮かべ、小学生とその親達を先導しながら、飯島は考えていた。
(笠井、これは貸しだからな。お前が復職しなければ決してこれは返せんからな)
*
同日、午前九時四十五分。
陸上自衛隊東部方面松本駐屯地に所属する第十二旅団第十三普通科連隊第四普通科中隊で、中隊長を拝命している
彼の眉間に皺があるのはいつものことだが、今日はそれが一層深い。駐屯地の誰もが知っている、彼の機嫌が良くない時の癖である。
それもそのはずで、今日、彼の指揮下にある第四普通科中隊には、取材の申し込みが入っていた。
篠山は取材というものが苦手である。いや、もっと有体に言ってしまえば嫌っている。
取材と言っても大抵、覚悟のない芸能人が体験入隊と称して、自衛隊の訓練を生半可に実体験し、大げさに騒ぐ姿を撮影するだけのことである。
しかも、せっかく隊員よりも軽めに調整した訓練内容であるにもかかわらず、それを一時間でも続けられた者はこれまでいなかった。
それでも、要所要所の映像だけを使ってそれらしきものを仕立て上げる制作スタッフの腕はたいしたものだが、彼にとっては貴重な訓練時間の邪魔でしかなかった。
事前に相談されていれば、彼は決して承知しなかったのだが、本部管理中隊の広報担当官はこう言った。
「いや、それが先方からのご指名でして。以前、第四中隊で体験訓練を受けた番組制作クルーからの紹介だと言っていましたが、篠山さん、覚えはありますか?」
篠山が覚えているはずもない。彼は、嫌なことは即座に、綺麗に忘れることにしている。
その担当者も篠山の取材嫌いは熟知していたから、なんとか他の中隊に振り分けようとしてみたのだが、いつの間にか相手の口車に乗って、了承させられていた。
「それが、自分でもどうして承知したのか皆目分らない有様でして」
海千山千と言われた広報担当官の、そんな頼りない言葉を思い出して、篠山の眉間の皺は更に深まった。
しかし、受けた以上はご要望にかなうように努力するしかあるまい。軍人の指示命令系統に忠実な篠山は、ここで頭を切り替える。
広報担当官の話では、制作スタッフの要望は「ドラマの制作にあたり、自衛官の日常を体験取材したい」とのことだった。であれば、当然、訓練も含まれる。
頭の中で一般人向け訓練のメニューを並べてみるが、一時間以上耐えられそうなものはなかなか組み上がらない。
彼は嘆息した。考えてもはじまらない。なるようにしかなるまい。
そろそろ駐屯地の来客者用駐車場が見えるところまできたので、彼は気分を切り替える。
一般人相手に仏頂面は得策ではないから、笑顔とは言わないまでも平然とした顔には見えるように、表情筋を緩めた。
しかし、駐車場のほうを見た彼の頬は即座にひきつる。
そして、目の前に広がっている光景に唖然としてしまった。
そこには観光バスが二台停車しており、ドラマの制作スタッフらしき華奢な体格の男たち数人の後から、えらく体格の立派な男女が大量に吐き出されていた。
観光バスは大体五十名が定員であるから、二台ということは合計百名となる。それとは別にミニバンから姿を現す者もおり、それを加えると百二十名弱になると篠山は概算した。
そのうち、制作スタッフは二十名程度と思われる。彼らは百名の筋肉集団から離れてまとまり、先行した部下二名と何かを話し込んでいた。
部下の一人が篠山の到着に気がつく。すると、集団の中から部下と共に二人の男性が彼に向かって歩み寄ってきた。
「篠山中隊長殿ですね。本日は宜しくお願い致します」
相対的に大柄なほうの男が、そう快活に挨拶した。くしゃくしゃになった癖毛の下から、眠そうな視線が覗いていた。
もう一方の男は無言で頭を下げる。篠山が大丈夫かと心配するほどの細身で、あぶら気のない真っ直ぐな髪を目にかかるほど長く伸ばしていた。色白で、唇だけが鮮やかな赤色をしている。
篠山は先程の動揺を隠しつつ、威厳を正しながらも、至極ご尤もな質問をした。
「今回は体験入隊というお話で聞いておりますが、あちらの皆さんも全員そうなのですか?」
「はい、その通りです。せっかくのことですから簡単にはへこたれない連中を中心に、大勢連れてきました。ご指導、宜しくお願い申し上げます」
男はそう言って笑った。
その顔を見て、普段あまりドラマを見ない篠山もやっと、目の前の男の素性に気づく。たまにドラマの脇役で見かける、その割には印象に残る演技をする俳優だ。
確か、佐々木とかいう名前だったような気がするが、役名だったかもしれない、とその分野に疎い篠山は思った。
ともかく、その佐々木(仮名)が、やはり楽しそうに笑いながら言う。
「それから、こちらが脚本家の柴山さんです。彼は自衛隊について聞きたいことが山ほどあるとのことですので、後程念入りにインタビューをお願い致します」
そう言われて、柴山はまた頭を下げた。
しかし内心、彼はこう考えている。
(美沙の依頼でもなければ、こんな空山の三文芝居なんか引き受けるかよ!)
アマゾネス斎藤が動員したプロレス団体の研修生たちは、あちらこちらで柔軟運動を開始していた。
*
さらに、同日午前十時。
江戸時代から代々、長野県安曇野市に居を構えている
彼の家はその辺り一帯では旧家、あるいは名家と呼ばれている家である。従って、母屋を出て、庭を横切った先に、屋敷の表門がある。
門は、歴史的建造物とまではいかないが矢鱈に古いから、防犯カメラもついていない。辛うじて、覗き穴がついているだけであるから、そこまでいかないと客が誰だか分らない。
お盆の最中であるから、彼の家には遠くから一族郎党が集まっていた。今は朝飯が済んで、おのおのゆったりとしていた時間である。
嫁に出した実の娘が煎餅を齧りながらテレビを見ていたが、一応は他家の者であるから、気安く使い立てする訳にもいかない。
やれやれ、会長のところのように本当の意味での旧家ならば、主の一言で全員が動くのだろうなと苦笑いしつつ、福助翁は至って気安く自ら来客応対することにした。
母屋の玄関から出て、庭を横切り、表門の扉についた覗き窓から外を見る。すると、外には大学生になる孫と同じ年恰好の男性が一人、ぽつんと立っていた。
「何でしょうか」
と、福助が声をかけると、その若者は、
「あのっ、安藤さんのお宅でしょうかっ、大変急な訪問で誠に申し訳ございませんがっ、私、信濃大学で長野県の歴史を研究しておりましてっ」
と、事前に頭に叩き込まれた台詞を、思い出しながら喋っているかようなぎこちなさで、学生は顔を真っ赤にしながら喋り出した。
その、あまりのぎこちなさに、福助の警戒心はむしろ
「はあ、歴史を勉強なさっている学生さんですか。立派ですなぁ。それで、ご用件は何でしょうか?」
のんびりと尋ねた福助に、学生はこう言った。
「それでっ、こちらで保存されているという古文書をですねっ、是非とも拝見したいと思いましてっ」
ここには信濃大学プロレス研究会に所属する一年生で、帰省していない地元出身者が動員されていた。
*
午前十時を少し過ぎた頃、友の会の事務を司る事務局本部は大混乱に陥っていた。
もともと事務員が二人しかいない事務所である。さらに、お盆休みの最中ということもあり、先日、会長の前で失態を演じた総務担当者しかいなかった。
そこに会員十名から一斉に、
「信濃大学の学生が押しかけてきて、古文書あるいは絵画を見せてくれと言っているのだが、どうしたらよいのだろうか」
という問い合わせが入ってきたのだからたまらない。
老人たちの右往左往する分かり難い話を総合すると、すべて次の内容で共通していた。
私は郷土史研究の一環として、旧家に残る文献をあたっている。その途中で、○○さん(これは実際の会員の中の一人)からこの家の古文書の話を聞いた。是非とも拝見できないだろうか。
それが同時に十件であるから、どうみても計画的なものに違いない。
しかも、友の会の中枢を占めている本当の意味での旧家からの問い合わせは一件もなく、代替わりした後か、主が高齢過ぎて頼りにならない家だけである。
友の会事務局の総務担当者は、即座に松本警察署長へ直通電話をかけた。公権力で抑え込もうと試みたのである。ところが電話に出たのは松本警察署総務課の秘書担当という女性であった。
「署長は終日、小学生の見学対応です」
と、彼女は極めて不機嫌な声で紋切り型の対応をする。総務担当者が、緊急の用件なので署長を呼びだしてほしいと言うと、
「公務を妨げてまでの緊急用件ですか? それでは、貴方のお名前とご所属とご連絡先を言って下さい。こちらから折り返し、ご連絡を差し上げますから」
と、極めて事務的な対応を受けた。
ここで、総務担当者は詰まってしまう。不用意に友の会という名称を持ち出す訳にはいかないし、自分の本来の所属と身分を告げるのはさらに不味かったからである。
仕方なく、ごもごもと謝罪の言葉を言ってから電話を切った。
続いて、陸上自衛隊松本駐屯地の第四普通科中隊長に繋がる直通電話をコールした。
こちらも第四普通科中隊の一般隊員が出て、
「中隊長は体験入隊の応対中なので、只今手が離せません」
と言った。総務担当は警察署と同様に、緊急事態なので中隊長を呼びだしてほしい、と言いそうになったが、それが如何に洒落にならない言葉であるか気づいて止めた。
さすがに国防の問題までは持ち出せない。松本警察署も松本駐屯地も頼りにならないとなれば、現時点で友の会による組織的な対応は取れない。
それであれば、会員各位で可能な限り対応してもらうしかない。そう考えた総務担当者は、会員に折り返し、
「学生を出来る限り留め置き、情報を引き出してほしい」
と指示を出した。ところが帰ってきた答えは、
「いや、もう姿が見えなくなっているよ。時間がかかり過ぎだって」
彼らは学生の名前すら聞いていなかった。
*
同日正午。
一連の報告を受けた会長は激怒した。
「夜叉も、鉄人も、どいつもこいつも、リスク管理が甘すぎるわ。素人に簡単に手玉に取られおって」
この時点で「素人がどうやったら松本警察署に小学生を大量動員することが出来るのか」を考えていれば、以降の展開は変わっていたはずである。
しかし、自分が巨大な権力を握っている者は、それ以下の動きが一般レベルの小さいものに見えてしまうことがある。この時の会長が、まさしくそうだった。
ひとしきり手近な物を投げつけるなどして鬱憤を晴らした彼は、続いて具体的な行動に出た。
夜叉とは別に友の会情報担当として飼っている男を呼び出して、孫娘のスマートフォンに取り付けたGPSの履歴を確認させたのである。
これは先日、事情聴取を行っている間に彼女のスマートフォンに極秘裏にインストールさせたソフトウェアであった。
それによって、ここ数日間の行動履歴が確認できたが、中に目的不明の立ち寄り先が一か所あった。
地図ソフトでその座標を検索すると、そこは廃業したはずの人形屋の店舗である。
会長は会心の笑みを浮かべると、個人的に繋がりの深い暴力装置を起動することにした。
*
ここで話は急に前日まで戻る。
深雪の告白を最後まで聞いた洋は、三好と沢渡の顔を見ながら言った。
「さて、君達にはプロレスイベントからの延長線で、浅月さんの苦難を知ってもらうためにここまで同席してもらった訳だけれど、ここから先はちょっと危険なことになる。浅月さんは当事者だから致し方ないのだが、これ以上、君達は無理をしないほうがよいのではないかと思うのだが、どうだろうか」
どうだろうかとは、なんだか随分と遠回しな言い方である。要するに関係者以外は危ないから出て行け、ということだろうと考えた沢渡が、即座に反応した。
「いえ、浅月が残るのであれば僕達も残ります。我々がその危険なことから浅月を守ります」
「怪我をするかもしれないよ」
「覚悟の上です。我々はプロレス同好会の会員ですから」
沢渡が胸を張る。ついでに三好も胸を張る。
この時点で彼らは重大な事実に気づいていなかった。
*
そして再び翌日の午後三時。
沢渡が震えながら言った。
「どうする? あれ、マジで本職だよ。今、男は俺たち三人の理論的格闘家しかいないぞ」
その時、松本市内の元人形店を人相の悪い男たちが囲んでいた。
そして、その時、元人形店にいたのは、鞠子、瞳子、四月朔日、山根、三好、沢渡、野沢、深雪、斎藤の、計九名である。
斎藤は有名人過ぎるからという理由で、陸上自衛隊の一件からは外れてここにいたのだ。
「私も女にカウントして頂けるなんて、嬉しい限りだねえ」
斎藤が笑う。彼女にとっては本職であっても自分と山根以上の化け物とは思えなかった。
さらに、窓から道路上の男たちの姿を確認していた鞠子が、三好、沢渡、野沢、深雪に、
「大丈夫、問題ないわ」
と、笑って言い切った。
暴力装置の男達は律儀に呼び鈴を鳴らした。
*
そして、再び同日午前十時。
笠井清、洋、隆の三人はとある建物の玄関にいた。
「で、相手は何人だって?」
と清が洋に尋ねる。
「鞠子が言うには、常時事務所にいるのはだいたい二十人ぐらいだそうです」
と、洋はまるで動物園の猿山にいる猿の数程度の重さで答えた。
「それなのにこっちは三人かよ」
そう言って眉を上げた清は、隆のほうを見て言った。
「これじゃあ相手さんが可哀想すぎらぁ。お前一人でいいんじゃないのか」
「それはそうだね」
隆はあっさりとそう言って、防弾仕様らしき重厚な表扉を勢いよく開け放った。
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