第27話 「エンディングトリガー3」
メコダの街を歩いていたらおかしな店構えの食事処を発見し、その中を覗いてみたら日本人がいた。なんというか、すごい話だな……。
まったくの偶然なのか、あるいはどこかでなにかの力が働いていたのかはわからないが、俺たちは出会ってしまったわけだ。
「もしかしてどの街にもひとりぐらい地球人がいるんじゃないわよね……」
俺たちがテーブルにつくと、リルネがそんなことをつぶやいた。
気持ちはわかるぞリルネ。まさかの出会いだもんな。
俺が自己紹介をすると、『魚河岸・如月』の店主――如月宗一郎は両手を広げて、晴れ渡った青空のような満面の笑みを浮かべた。
「いーやー! 参ったね参ったねい! まさかこんなところで同じ和の心をもった兄さんに出会えるなんてねい!」
バシバシと手を叩き、あっはっはと笑う如月宗一郎は、まさしく俺たち同じ異世界――日本からの転移人であった。
髪を短く刈り込んでおり、体型は割とゴツくて俺よりも少し背が高い。ラグビーでもやっていたかのような印象だ。人の良さそうなその顔は今、同胞に出会えたからか緩み切っていた。
宗一郎は割烹着を身につけていて、頭には手拭いを巻いている。その姿を前にリルネが「おお、日本人だわ、日本人……」と感動する。スターシアにとっては非常にオリエンタルな衣装に見えるんだろうな。
「いーやー、聞きたいことは山ほどあらあな! なんだってあんたたちはこんなとこに? どっからきたんだい? そっちの嬢ちゃんたちはこの世界の人かな? おっと腹減ってんだったよな、なに頼むんだい? オススメは煮つけと炙りだぜい!」
「待て、待て! 一気に言われてもわけがわからん!」
「そうね、じゃあ煮つけと炙りどっちもいただくわ」
「あいよお!」
「マイペースだな、お前は……」
注文するリルネと、笑顔で返事をする宗一郎。俺はまだ頭が混乱しているっていうのによ。
ていうかそもそも、なんの魚の煮付けと炙りなんだ。いや、品種を言われてもわからないけどさ。
宗一郎はウキウキと身体を左右に揺らしながらカウンター内の厨房へと入っていく。俺は思わずその背に手を伸ばした。
「って聞きたいことはもういいのかよ!」
「は、そうだった。お嬢ちゃん、魚料理大丈夫? 川魚なんで十分な泥抜きはしているんだけど、敏感な人もいるからそれが不安だねい」
「そうね、あたしの舌にかなうようなものはなかなか難しいからね。うまくできたら評価してあげるわ!」
お前なんてめんたいマヨネーズ入れたらなんでも美味しい美味しいって泣きながら食べるだろ……。
「って違う! 食事のことじゃなくてだな!」
「へっ?」
俺が危惧しているのは、如月宗一郎という男も
もしこいつが今までの俺たちと同じような存在なら――ここに黒衣の化け物が現れる可能性は十分にある。
ちらりとスターシアを眺める。彼女はリルネの隣に座りながら俺の視線に気づいてきょとんと首を傾げた。今のところスターシアの眼は化け物の影を感知していないが……だからといって安心はできない。
とりあえず鑑定してみよう。それで宗一郎の背負った運命がわかるはずだ。
「なんだい兄さん、怖い顔をしてさ。まあまあ難しい話は食事のあとにしようぜい。とりあえず腹を膨らませてから、それからさあ」
俺は深呼吸をした。
さて、鬼が出るか蛇が出るか。
手のひらを掲げ、つぶやく。
「ジャッジ――」
俺の言葉を聞いて、リルネの顔色も変わった。
今度はどんな災難が俺たちを待ち受けているのか――。
名 前:如月宗一郎
種 族:人族
性 別:男
年 齢:25
職 業:料理人
レベル:41
称 号:魚河岸如月のマスター、巻き込まれ転移者
スキル:人族語、調理師免許
固有スキルはない。
何度か使ってわかったことがあるのだが、俺のジャッジは戦闘力以外を見るのはあまり得意ではない。あまりにも能力値が多岐にわたるので、判別し切れないのだろう。
宗一郎は見た目通り、ただの料理人のようだ。
しかし――。
「ん、どうかしたかい?」
俺の心音が高鳴る。
「エンディングトリガー……」
「えっ!?」
まさかという顔で驚くのはリルネ。その名を聞いて、彼女は驚愕に凍りつく。
彼の一番下の項目には、ハッキリと『エンディングトリガー』の文字があったのだ。
「まさか、またこの土地で悲劇が起きてしまうの……?」
「……いや」
俺は顎に手を当てて、静かに首を振る。
そうじゃない、そうじゃないんだ。
なぜなら……。
「こいつの『エンディングトリガー』には……、こう書いてある」
「……うん」
髪の先まで緊張感をみなぎらせて慎重にうなずくリルネに向かって、俺は静かにつぶやいた。
「『彼の求める調味料を手に入れろ』と」
「……うん」
少しの間、間があった。
リルネは顔をあげる。
「は?」
「いや、だから」
「命の危機とか……」
「そういうのじゃなくて」
「チョウミリョウってもしかしてあたしの知らない言葉? 特別な意味をもっているの? なにそれ魔法の道具? あるいは人の名前?」
「いや、調味料のことだと思う……」
だって本当に書いてあったんだから仕方ないだろ……。
《エンディングトリガー3》
《彼の求める調味料を手に入れろ》
って……。
「はああああああああああ!?」
リルネが全力で叫び声をあげた。耳がキーンとして、俺は顔をしかめる。
「なんなのそのショボいエンディング! それがこいつにとっての
「だって仕方ねえだろ、そう書いてあんだから! 別に俺が決めているわけじゃねえんだよ!」
「だったらどこのどいつよ、そんな馬鹿げたことを書いているのは! あたしがブン殴ってやるわよ!」
俺たちが怒鳴り合っていると、だ。
「おにーちゃん? 騒々しーけど、どーかしたのー?」
カウンターの奥にあるドアを開けて、ひとりの女の子がやってきた。彼女は肩口で揃えた黒髪をもつ高校生ぐらいの少女だった。ばっちりと白いリボンのセーラー服を着ている。おお、ここにも日本人が。
人の良さそうな宗一郎とは裏腹に、きりりとした意志の強い眉をもつ少女だ。彼女はおはじきのようにくりくりとした目を丸くすると、口に手を当てて驚いた。
「わ。きょうはお客さんがこんなにいっぱい。どーしたの?」
「ふふん、見ればわかるだろうよ! ほれっ」
宗一郎は両手で俺を指し示しながら、子供っぽくジャジャーン! と口で効果音を言った。
「日本人! 日本人のお客さんだぜい、
「にほん、じん……?」
志津香と呼ばれた女の子は茫然とつぶやいた後、ハッと気が付いた足取りで厨房の中から研ぎ澄まされた一本の包丁を取り出し、掲げた。光の下でキランと輝く刃とは裏腹に、少女の瞳はどこまでも暗い。こわい。
「まさかこんなとこまで借金取りがきたの!? そーなんだね、おにーちゃん! だいじょーぶだよ! ウチがちゃんと追い払ってあげるから! 身体で固定して一直線に相手に向かっていくのがコツ!」
「やめろー! 違うんだ志津香ー!」
「おにーちゃん! どいて! 今度こそウチはこの店を守るんだからー!」
セーラー服の少女を羽交い締めにする割烹着姿の男。そんな異常な光景を前に、俺たちは冷や汗を流す。
なんなんだこのドタバタ料理屋は……。
「いやー、そーゆーわけだったんですねー、あははー」
セーラー服の上からエプロンをつけた少女は、どこかで見たような晴れ渡った満面の笑みを浮かべていた。しかしその口元はひきつっている。ごまかし切れていないぞ。
軽く自己紹介をした後に、とりあえず説明をしたのは俺たちがただの客であること。この店に立ち寄ったのはただの偶然であること、などだ。
志津香は厨房から次々と料理を運んできた。テーブルについた俺たちの前に、見たこともない魚の炙りに見たこともない魚の煮付けの他、この地方の野菜を使った漬物やサラダなどを並べてゆく。
リルネなんかは包丁を向けられたことすら忘れて、目をキラキラ輝かせながら両手を顔の前で合わせていた。
「ひ、久しぶりの和食……! 和食、和食だわ! やぁん、素敵すぎ……! あたしはこの店に来るために、街に立ち寄ったのかもしれないわ……! あたしの第六感に自分で自分が恐ろしくなるわね!」
「和食かなあ……?」
その割には色がトロピカルというか、魚なんかまるで深海魚みたいな出で立ちをしているぞ……。
スターシアは自分の前に置かれた二本の棒を不思議そうに眺める。
「あの……スプーンやフォークではなく、これで食べるんですか?」
「そうよ、シア。ほら見てて」
リルネは箸を掴むと、ひょいひょいと動かしてみせる。スターシアにものを教えることができるのが嬉しいのか、目の前で実演をしてみせた。スターシアが細く開いた口から「おおー……」と感嘆の声を漏らす。
「よっこらせっとお」
「おジャマしまーす」
すると俺たちのテーブルに宗一郎と志津香もやってきた。宗一郎はこれみよがしに肩を回しながら、頭の手ぬぐいを外す。
「こんなところで会ったのもなんかの縁ってやつだよねい、旦那」
「そうだな。あんたとはゆっくり話をしてみたいと思っていたよ、宗一郎さん」
「宗一郎でいいさあ。こんなとこで久しぶりに会えたご同輩だ。どうだい? 一杯やりながら」
「ん……」
宗一郎は俺の前に一升瓶をドンと置いた。さらにグラスを両手に持ちながら、手首を揺らしている。彼の口元はにやけきっていた。そんな嬉しそうな顔をされてもな……。
俺はどうしようかと迷ったが、スターシアの眼にあの化け物の姿も映っていなかったので、少しだけご相伴に預かることにした。
異国で地球出身のご一行に出会えたんだ。乾杯ぐらいはしよう。
「ほんじゃあ、乾杯っ」
「ああ」
注がれた酒を軽く持ち上げ、俺たちはグラスを静かにぶつけあう。こんなのんきなことをしている場合なのかという気持ちも多少あったが……。
「いーやー! 男と飲む酒は旨いねい! こっちゃ四六時中ずっと志津香のお守りしてたからよお!」
「どっちがお守りなのー、どっちがー」
志津香はバシッと宗一郎の後頭部を叩く。彼女は彼女で、リルネやスターシアに人懐っこく話しかけていた。今はスターシアに二人がかりで箸の持ち方を教えているようだ。
うむ、異世界で飲む日本酒は不思議な味がする。いい酒だな、旨い。
「色々と聞きたいことがあるんだが、宗一郎。あんたたちはどうやってこの世界に来たんだ?」
「それもういっちゃう? お、最初に言っちゃう? ま、いいでしょお、おいらは口が軽いで有名で、それでおやっさんにもいっつも怒られちまっていたからねい。意外? お、意外?」
「全然意外じゃねえよ。いいから話せ」
すでに酔い始めている宗一郎は額を叩いて笑いながら、上機嫌に口を開く。
「ありゃあ忘れもしない……、いつだったか、まあ、二ヶ月ぐらい前さあ」
「忘れてんじゃねえか」
「いつものように明日の仕込みをして、そいつが終わって、何時だったかな。ま、お天道様が登る前よ。二階で寝て……、で、起きたらこんなとこにいたってわけさあ」
「起きたらってなんだよ……」
性格が大雑把なのか、要領を得ない……。
「いーやー、それがさーっぱりわからない。地震もなけりゃ、竜巻に巻き込まれたわけでも、ブラックホールが開いたわけでもないんだねい。ただおいらと、それに寝泊まりしてた志津香は、この店ごとこの世界にやってきたってわけさ」
「……店ごと?」
俺はこの料理屋の店構えを思い出す。そういえば確かに違和感があった。だが、まさか店舗ごと転移するなんてことがあるのか……。
「ここが地球じゃないどっか変なところだってのは、すぐにわかったねい。言葉が通じるのは不思議だけどありがたかったなあ。ま、それっきりどうすりゃいいかわからないんで、とりあえず店は開けようって話になったわけよお。これでもこの二ヶ月、現地の素材をどう料理すりゃいいかってのは、悩みの種だったわけさあ」
「そりゃあ……大変だったろうな」
俺はまだ手をつけていないテーブルの上の皿を眺める。腹は空いていたが、なんだか雰囲気的に皆がスターシアの箸スキルの上昇を待っているフシがある。当人はそんな空気に気づかず、「む、難しいですね~……」と真剣な顔で箸を練習していた。かわいい。
そこで志津香が肩を竦めながら話に割り込んでくる。
「苦労してたのは腕が悪いからでしょー? おにーちゃんはもともと料理があんま得意じゃなーいし」
「料理が下手で板前ができるかい。ごめんねい旦那、こいつ口が悪くてさ。失礼を言ったら三枚に卸しちまって構わねえからさあ」
「ちょっと待ってよおにーちゃん! こわいから店にずっと引きこもっていよーって震えていたのはどこの誰!? ウチが説得したから店を開いたんでしょー!」
「そんな昔のこと、もう忘れちまったねい」
ぷいと横を向く宗一郎。志津香はむむむと眉の間にシワを寄せる。仲いいなこのふたり。
「宗一郎がヘタレで年下の志津香が引っ張っていくタイプか」
「うちと一緒ね」
なんか言ったかリルネ。よくわからないがたぶん間違っていると思うぞそれ。
志津香はぶーぶーと口を尖らせながら宗一郎をつつく。
「だいたい、ウチはこの世界にやってきてせーせーしたよ。父さんの残した借金取りに追いかけ回される生活からおさらばできたんだからねー!」
「ちょっとちょっと志津香ちゃん、お客さんの前なんだからよお」
宗一郎はバツが悪い顔をしてこちらを振り向く。俺は別に気にしていないぞと軽くグラスを持ち上げて意思表示する。宗一郎は少しホッとした顔を見せた。
「ま、そういうことでさ。この変な世界にきたのも、おやっさんが悪いと思ってくれからなんかな、ってちと思ってさ。強引すぎる方法だけどねい。志津香も学校に通えないしさー」
「別にいーよ、がっこーぐらい。もともと高校行く気なかったし。ウチにとってはお店のほーが大事だもん」
「ったくよお……」
腕組みをして深いため息をつく宗一郎。こいつもじゃじゃ馬娘の扱い方に苦労しているようだ。うん、うちと一緒だな。
妙な連帯感を覚えながら俺は少し気になったことを聞いてみた。
「宗一郎たちは、元の世界に帰りたいって気持ちはないのか?」
「んー、どうかねい。おいらはどっちでもいいけど、今は志津香が楽しそうだしなあ……。しばらくはこのままでもいいかな。ただ、ちょっと困ったことがあってさ――」
そこで急に拍手が響いた。「やったわね!」と感動をしているのはリルネだ。隣を見やれば、右手をぷるぷるさせながらスターシアが指で箸を持ち上げていた。とてつもない真剣な顔だ。
「でっ、できました!」
『おおー』
俺と宗一郎と志津香も拍手に混ざる。
スターシアが箸をついに覚えた!
早い!
うちのスターシアは天才か!
「すごいな、まさかこの短時間にだなんて。スターシアはなんでもすぐに覚えちまうな」
「あたしもシアには才能があると思っていたわ。もしかしたら箸を使うために生まれた百年にひとりの傑物だったのかもしれないわね」
「えへへ」
褒められてスターシアは童女のような笑顔を見せた。かわいい。
それじゃあと、俺たちは三人で「いただきます」をした。
久々の和食だ。胸が躍るな。俺は三人分を取り皿に分けて配る。まずは煮付けからいこう。身をほぐし、白身の部分を口に運ぶ。リルネやスターシアもそれに習って同じことをした。すると……。
……。俺とリルネは視線を交じり合わせる。なんか、これ……。
スターシアは精一杯笑顔を浮かべながら「変わった味ですね」と評価を下した。変わった味っていうか……。
食感は悪くない。肉は柔らかく、下ごしらえも十分に施してある。魚自体の旨味は十分にあった。だが、これが煮付けかと聞かれると首を傾げざるを得ない。そんな味だ。
サラダや漬物はともかく、炙りもそのような感じだった。和食ではないものを無理矢理作ろうとした結果、味が二段も三段も落ちてしまっている。間違いなく和食ではない。
俺やリルネの口数少ない反応を見て、宗一郎は後頭部に手を当てた。
「いーやー、やっぱそーなっちまいますよねい。おいらも気づいているんですけどさあ。手持ちの材料じゃあ、どうしても無理なんですよねい」
「魚醤っぽいものは、なんとかできたんだけどねー」
「でも味はまだまだ及ばないし、酒もしょうがも手に入らないからねい……。この二ヶ月間いろんな工夫はしてきたけど、こんなんじゃお客さんは寄りついてくれないよなあ。やっぱ和食にこだわらないで、ここで作れるものを作るしかないのかねい……」
宗一郎と志津香はため息をつく。
なるほど、そういうことか……。
どうやら彼らはほとほと困っているらしい。そこで俺がここに導かれたっていうことか……。
リルネは俺に目配せをする。もちろんわかっている。俺はうなずいた。
さて、お前たちの運命を切り拓いてやろうじゃあねえか。
「なあ、もしかしたら俺が力になれるかもしれないんだが……、よかったら風呂場を貸してくれないか?」
「……へっ?」
宗一郎は俺の突然の申し出に、目を丸くした。それから真剣な目で俺をじっと見つめながら。
「それは……、鶴の恩返し的なアレかい? おいら困っている醤油を助けたこととかないんだけど……」
「お前はなに言っているんだよ」
一時間かけて業務用スーパーから二往復し、大量の醤油と調理酒、そしてみりんや昆布、かつお節などを買い込んできた。
店に戻ってきて、ひたすらに重いリュックを下ろして肩を回す俺の前、宗一郎と志津香はまるで宝の山を見るような目で驚いていた。
「ま、まさかこれ、旦那……! どうやって……!」
「俺は地球とこの世界を行き来することができる能力があるんだよ。だから……」
「旦那あああああああ!」
宗一郎は泣きながら俺に抱きついてきた。思わずぞわわわと鳥肌が立つ。待って、こういうときって抱きついてくるの女の子じゃないのか!?
志津香はリュックを開けて冷静に一品一品見聞しているようだ。スターシアもそれを手伝っている。
その間もむさ苦しい髭面に頬ずりされて、どんどんと俺の精神力が削られてゆくようだ。
「ありがとう旦那ああああ! ありがとおおおおおおおお!」
「わかったから離れろおおおおおお!」
《エンディングトリガー3:を達成しました。固有スキルを取得します》
頭の中に響く謎の声を聞いて、俺はこの行動が間違っていなかったことを知り、なんだかとても複雑な気持ちになった。
ま、こういうイージーなほうがありがたいよな……。うん……うん!
>トリガースキル:トリガーガントレット《発動可能》
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます