彼女は頭の上にミカンを乗せていた。ミカンセイ空間にようこそ
塵芥千述
はじめに
変な構成になっているので、最初は↓からどうぞ
この作品について ←最初にこの話を読んでね!
web小説ですし、出来るだけくだけた書き方でいきます。
この作品はノンセンス(荒唐無稽な物事を、ある意図をもった1つの仕掛けとして受け止める)ローファンタジーです。ナンセンス表現の中に、意図があるノンセンスが混ざってます。
あと、このミカンセイシリーズは長編小説ではなく連作短編(一部中編)集になっています。各章内のエピソードは、どの順番から読んでも大丈夫なようになっています。例えば
『第一章レッツゴーミカンセイ』より
1-A 彼女は頭の上にミカンを乗せていた。
と
1-B 左に曲がって左に曲がって左に曲がって右に曲がると
この2つはそれぞれが独立した話になっています。時系列も登場人物もバラバラです。
最初に読まれるなら、1-Aか1-B、1-D辺りがいいんじゃないかなって思います。
1-Aから読まれるより1-Bから読み始めて、次に1-Aを読む。この方が分かりやすいのかも知れません。1-C、1-Fを最初に読むのはオススメしません。
一応、正規ルートとしては
1-A → 1-B → 1-C → 1-D → 1-E → 1-F → 1-終
と並んでいる順番に読んでもらうと比較的分かりやすくなっている……ハズです。
『分からない』を楽しみたい人向けルートは
1-D → 1-C → 1-E → 1-F → 1-B → 1-A → 1-終
です。この順番で読むとさらに難解になります。そういうのが好きな方はどうぞ。
あとはざっくりとネタバレにならないようエピソード紹介を。
1-A 彼女は頭の上にミカンを乗せていた。 : トんでるように見えて(作者に出来る限りの)親切。視点も固定で根幹も提示。分からないことを減らしたい人はこっちからどうぞ。
1-B 左に曲がって左に曲がって左に曲がって右に曲がると : 1-Aに繋がるエピソードです。読者視点だと1-Aより分かりやすいかも? とりあえず主人公第一な方はこの話からどうぞ。
1-C 道無脱出行 : いろいろと中継なエピソード。ですからこの話から読み始めるのはオススメ出来ません。説明が無いまま読み進めたい方でも他の話から読まれた方がいいと思います。
1-D 椅子の上から黒猫が : 何をやっているか分かりやすそうに見えて複雑。視点も複数。答えもハッキリとは示しません。分からないことを探っていきたい方はこちらからどうぞ。
1-E 夕暮れに いつもの席で 待つ誰か:素直に読んでいけるとは思いますが、察しがいい方にとってはネタバレエピソードになっちゃいます。
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