名人の品定めへの応援コメント
コメント失礼します。
いやあ、金兵衛はん、最後まで期待を裏切らん男ですな(笑)。
口を開けば天下一品、手を動かせば言い訳三昧。
もはや職人やのうて、弁舌専門の箱屋さんでございます。
対する甚兵衛の「おう」と「できたで」の少なさが、かえって仕事への誇りを雄弁に語っているのがいい。
何より最後の「あいつの口にゃ、蓋があらへん」で見事に決着。
ずっと黙っていた男が、最後の最後に放つ一言だからこそ破壊力が違う。
腕前は箱の蓋に、オチは金兵衛の口に。
いや、こちらの笑いまでぴたりと閉じ込められました。
人は言葉で自分を大きく見せることもできますが、本当に積み重ねてきたものは、黙っていても仕事に表れる。
小気味よい笑いの中に、職人の矜持が光る、実に粋な一席でした。
作者からの返信
>虎口兼近 様
コメントありがとうございます!
いやはや、金兵衛はんの口の達者さまで楽しんでいただけて、作者冥利に尽きます(笑)最後の一言を粋に受け止めてくださったこと、書き手として何よりの喜びです。
温かなご感想に心より感謝いたします!
名人の品定めへの応援コメント
口数の多い職人ほど腕が悪い、というマクラが、最後まで効いていました。甚兵衛の返事がずっと同じ一言なのに、最後だけ少し長く喋る。その一回にちゃんと重みがあって、本物の名人らしい使い方だなと思いました。
最後の一言で、それまでの金兵衛の喋りが全部ひっくり返るのが気持ちよかったです。箱の蓋の話が、そのまま口の蓋の話になる。ここに着地するために、ずっと箱を作らせていたんですね。お題の「偽物」を、偽物本人の口に語らせきった下げだと思いました。
作者からの返信
>ハマタハマオ 様
コメントありがとうございます。
マクラからサゲまで、細かな仕掛けを丁寧に読み取っていただけて、とても嬉しいです。箱には蓋があっても、口にはなかなか蓋ができないものですね(笑)
落語らしい洒落と皮肉を楽しんでいただけて何よりです。
名人の品定めへの応援コメント
落語ですか。
軽妙な語りがよかったです。
昔の●は黙ってビールのキャッチコピーや、
背中で生き様を語るとかを思い出しました。
できない人ほど言い訳が多いものです。
うん……気をつけます。
でもさ、今の世の中だったら、甚兵衛さんの箱よりも金兵衛さんの箱が売れたりするんですよね~。
甚兵衛さんが作った箱を金兵衛さんが売れば解決!(え?違う?)