第四章 舞のあとにへの応援コメント
「消えないで」
その一言に尽きるかなあ。
千景の惣一に対する気持ちも。そして思い出の宿がなくなり、惣一との繋がりがなくなってしまうことも。
愛した男との時間は本当で、失くしたあとに解かる後悔なんて、失くさないと解からないし。
「舞った」としても、何かが変わるわけではなく、千景が前に進めるわけでもなく。
でも、「舞う」ことで、何かが変わる期待や、惣一への懺悔の気持ちや、自分への許しや。色々と含まれているようで考えてしまいました。
「不帰」 惣一の体は戻らなくても、魂は千景の側に戻ったのかな。
久しぶりに落ち着いた物語を読みました。
先生、お疲れさまでした。
いつもと違うことをすると肩が凝ったでしょ! エアもみもみ♡
作者からの返信
>エアもみもみ♡
さんきゅ、頂きましたw
読まれない前提の静かでじっくりとした作品、
久しぶりに書いたような気がしました。
がっつり純文学でいったつもりだけど、
どうだった。
だけど、もらった感想から手直しをして、
最初に思っていたよりも、いい作品になったんじゃない。
自画自賛だけど、自分でもかなり好きな作品になりました。
でね、ちょっと言いづらいんだけど、
まだ、エピローグがあんのよ。
それ読むと、ガラっと、
いまのイイ余韻や読後感が変わっちゃう気がして、
ここで終わらせるか迷っているわけで……。
でも、それいれてこの作品なんだよなー
だから、明日上げるエピローグ、
無理に読まなくていいからねw
編集済
第四章 舞のあとにへの応援コメント
なるほど──等と簡単な言葉で締め括るべき御作品ではないのだと存じました。
が、これは惣一がなぜ山に入り死、または行方不明となったのかの原因や、惣一のあれこれについて千景が何を知っていたのかを解き明かしたり、千景が惣一の後を追って山へ入っていくような、表面的なカタルシスを求めた作品ではない。
千景や宿を閉じることとなった女将の孤独を、美しい自然描写や、ピンと糸を張り詰めたような舞の所作に託した物語であったのだと理解した次第です。
千景は閉じる宿で惣一への想いに一区切りつけ、命のある限り女形として生きていくのでしょう。
とにかく信濃の自然や千景の一見何気ない動き、目で追う光景の緻密さが素晴らしい御作品でした。
私などはついつい直接登場することはなく山へ入ってしまった惣一のバックグラウンドや千景との関係性等を考えてしまいますが、それでは純文学ではなく「松本清張」になってしまいますね。
こうした帰結がベストだったのだと思いました。
静かな情熱を秘められた意欲作。
誠にありがとう御座いました。
P.S えっ?!松本清張になるのですか?!
それはそれで、めっちゃ楽しみです!
下唇を突き出して(わかります?)お待ちしております✨
作者からの返信
小海倫さん、今回は何度も読み返してくださり、
的確な感想やご意見を、本当にありがとうございました。
小海倫さんのおかげで、
この作品をここまで書き上げることができました。
いただいたコメントから、
時代や人物の背景を、
こんなところまで考えて物語を作られているんだなと、
私自身、とても勉強になりました。
小海倫さんの作品を振り返って、
なるほどと納得するところもありました。
きっと南部も、いつも磯子に呆れられている、
ただの胡散臭い美青年じゃないんだなってw
>千景は閉じる宿で惣一への想いに一区切りつけ、命のある限り女形として生きていくのでしょう。
そこまで読み取っていただけて、嬉しいです。
千景がこれからどう生きていくのか、
その先まで思い描いていただけたことが、
何よりありがたく感じました。
こんなにも深く読んでくださったこと、
そして数々の嬉しいお言葉に、心から感謝しています。
小海倫さんのコメントが無ければ、
このカクヨムでは不適切なwこの作品の
執筆活動はもっと寂しいものになっていたと思います。
ありがとうございました。
>こうした帰結がベストだったのだと思いました。
第四章までの結末としては、私もそう思っています。
自分の持っている文章力と感性で、
精いっぱい純文学に向き合って書いてきました。
第四章の最後は、自分でも、とても好きな着地になりました。
……
ですが……
私も実は、「純文学ではなく松本清張になる」の方でしてw
このあと、エピローグがあります。
第四章までで、千景の物語は一つの結末を迎えています。
ただ、そのたったの千文字を読むと、ここまで見えていた景色も、
いま感じていただいている余韻も、大きく変わると思います。
なので、この余韻のまま本を閉じていただくのも、
作者として嬉しいです。
エピローグは、どうか無理して読まないでくださいw
こちらこそ、本当にありがとうございました^^。
第三章 石は動かなかったへの応援コメント
宿もなくなり、男との思い出が一つなくなる寂しさ。
同じことを聞かずにはいられない焦燥感と諦めることの出来ない想い。
「帰らず」という言葉の重み。
山は時に牙を剥き、深い谷に閉じ込める。氷の中で永遠の命を閉じ込める。
男は何を思って山に向かったのか。
帰るつもりだったから荷物を置き、千景を置いていったはず。
男にも千景への情や未練が残ったはず。山の奥深く、男の魂も千景を待っているのかもと。
作者からの返信
そうそう、それを求めてましたよ。
WEB小説って忙しい読者のことを考えて、
分かり易くするために、
「私は悲しくて涙を流した。」まで書くでしょ。
>山は時に牙を剥き、深い谷に閉じ込める。氷の中で永遠の命を閉じ込める。
>男にも千景への情や未練が残ったはず。山の奥深く、男の魂も千景を待っているのかもと。
書ききらない部分を好き勝手に読んだ側が補う手間はあるけども
余白部分を、たまにはこういうふうに想像しながら読んでいくのも楽しいよね。
自分が昔読んでいた本は、みんなそんな感じだったから、
同じ本でも読む人ごとに、微妙に違う物語になっていた気がする。
『山は時に牙を剥き、深い谷に閉じ込める』……おいおい、本文より詩的じゃんw
今回さ、最初から分かっていたけど、
読者さんはとっても少ないけどw
これ、書いてよかったなって思ってる。
ほんとはもっと、自分に語彙力があって、
日本語のもつ美しさを表現出来たらいいんだけど、
これが限界でした。
次がラストの章なので、
書ききらない部分の余韻を
少しでも楽しんでもらえたらいいなぁと思います。
コメントありがとうね。
編集済
第三章 石は動かなかったへの応援コメント
拝読いたしました。
やはり、今までとは少しだけ違う、じっくり、ゆっくりとした美しい光景の描写が印象的です。
①>松蔵まつぞうだった。
この松藏さんは薪を切り宿に届ける仕事をしている中年~初老の男性なのだと思いますが、初登場の時に、いきなり「松蔵だった」と書かれると「松蔵誰やねん…?」と物語から気持ちがついそれてしまうので
松蔵だった。
彼は千景が泊まっている宿に毎日薪を届けている。
……程度の説明があった方が良いのではないかと思います。
②女将には「お志乃」と言う名前があります。名前に意味があるのなら「女将のお志乃」ともっと前の回で出した方が良いような気もしますし、特に意味がないなら出さないのもありかなと思います。
③やはり惣一が気になります。
前の回の話になりますが、この時代の歌舞伎なり旅回りの一座の衣装方なのだとしたなら「漱石」の名を当たり前のように口にする事は、やはり珍しいと思うのです。
(職人的な仕事なので)
彼は少なくとも中等以上の教育(旧制中学校)を受け、何なら旧制高校あたりまで行ったか中退したか。
事情がありそれらの教育を受けてはいなくても、元文学青年、作家か劇作家崩れなどの男で、そうした男が衣装方をやっているのですから、過去に何らかの挫折があったように思ってしまいます。
彼の行方不明または死に、その挫折(…?)が関係あったのか。
もっともこちらは読み手としての勝手な妄想にすぎません。
いろいろと申し訳ありません。
P.S いえいえ、とんでもない!
仕掛けも楽しみにしております。
むしろ惣一がなぜ千景を置いて山に入ったのかわからないままの方が
私の場合「なんでやね~ん!」となってしまうでしょうから…😅🙏💦
作者からの返信
>いろいろと申し訳ありません。
いえいえ、始めて書く文学っぽいものなので、
色々なものを読まれてこられた小海倫さんの助言は、
本当に助かっています。
①は、こんな風にしてみました。
|松蔵《まつぞう》だった。
宿へ薪を届けている男で、四年前の捜索にも加わっていた。あのときは挨拶もそこそこに、惣一を捜した山のことばかり尋ねたのだった。
②は、第一章に少し入れました。
「お寒うございましょう」
女将の|お志乃《おしの》はそこで一度言葉を切り
③は、さすが鋭いですね。
けど設定を変えるのが少し難しいので、
第二章に、以下の1行を足すだけにしました。
惣一は、仕事の待ち時間にもよく本を読んでいた。千景が声を掛けても返事がないことがあり、二度呼ぶと、ようやく頁から顔を上げた。
これで本好きな人に思ってもらえたらと。
なんだか、だんだん、けっこうちゃんとした
物語になってきたじゃないですかw。(←オイ!)
感謝、感謝です!!
勘の鋭い小海倫さんがここまで読んできて、
この物語に何か違和感を感じて来られているんじゃないかと、
ちょっとドキドキしています。
次が章としてはラストになります。
引き続き、ビシバシと読者視点でのご指摘をお願いしますw
第二章 隣の褥(しとね)に背を向けてへの応援コメント
先生、いいね。
静かだけど、待つ男の微妙な感情の揺れが分かる。
突然、目の前から消えた男への未練も愛情も感じられる。
それと、少しの後悔と。
千景の言葉遣いは女形だから?
「載る」は「乗る」?
二人の優しい関係がいい。
惣一の言葉足らずなとことか、無口に優しいとか。
大人のBLやん!
作者からの返信
いいでしょ。
>床には来なかった。
こういうの、鈴懸くんが好きだと思って入れてみたw
>千景の言葉遣いは女形だから?
確かにそうだよね。
女形の人って、普段どんな感じか分かんなかったけど、
ちょっと直してみた。
>「載る」は「乗る」?
ありがとうね。
これ最初そう思ってたんだけど、
AIにこっちだって言われたんよ。
>大人のBLやん!
BLがイイって言ったの、あんたじゃんw
読者視点の感想をありがとうね!
編集済
第二章 隣の褥(しとね)に背を向けてへの応援コメント
やはり情景描写が非常に素晴らしいです。
雪の光景、山中の旅館で出される素朴な料理……
特に千景が椀を持ったまましばらくそのままでいる所が良かったです。
ただ
>鉄瓶の口から、細い湯気が立っていた。女将は蓋を押さえ、千景の茶碗へ湯を足した。
→「千景の茶碗に湯を足しながら言った」
の方が、その後の会話において誰がどの台詞を言ったのか、よりわかりやすくなると思います。
>同じ部屋を頼んだのは千景だった。
千景は二〇六号室を頼んでいたのですが、結局そこには泊まれなかったのですよね。
そのあたりはもう少しわかりやすくした方が良いかもしれません。
「千景はその部屋を頼んでいたのだが、泊まることはかなわなかった」など…
短いセンテンスの改行はスクロールが大変ですが、長いセンテンスでしたら、むしろ改行多めの方が読みやすいかもしれません。
惣一(惣介ではありませんでしたね🙏)は衣裳方だったのですね。
千景の女性的な言葉遣いについては、女形という設定ですし、不自然ではないと思います。
戦前の女形は当人の志向はどうあれ女性として振舞うことが求められたとも聞きましたし、中国の京劇は女形に更に「女性であること」を厳しく求めたそうです。
(中国映画『覇王別姫』などから)
一方で、衣装方の惣一が千景に対して丁寧語を使わない点は、二人の関係性によって印象が変わりそうです。
惣一は千景が入座する前から一座にいるとのことなので、千景が売れる前からの付き合いで、昔から気安い口調だったのなら納得できます。また、五年前に二人きりで旅をするほど親密だったことも、その理由になりそうです。
(千景がそのような言葉で話してほしいと頼んだ等)
ただ、千景が贔屓客のいるほどの女形であることを考えると、仕事中も惣一が同じ口調なのか、二人きりのときだけなのかによっても、読者の受ける印象は変わると思いました。
敬語を使わないこと自体がというより、二人の間にどのような関係があったのかが、会話から伝わると、より自然に読めそうです。
作者からの返信
ありがとうございます。
2人の関係とか、少し手を入れてみました。
なんだか、共同製作のようになってきましたが、
すごく頼りにしてます!
読者視点で、
この辺りで、こういう情報が欲しいとかは、
本当に役に立ちます。
全四章(起承転結)+エピローグで終わりの予定です。
今後もビシバシとよろしくお願いします!
第一章 雨が雪に変わったへの応援コメント
先生、ルビはもう少し少なくても全然読めますよ。
静かな空気感で情景がよく思い浮かびます。
男の待つ切なさと少しの焦燥感と垣間見える苛立ちかな。
これ、先生を知っている方なら戸惑うかも。
でも、表現自体は先生らしい。書き込むところ。
昭和初期BL。
マジ、どないしたん?
作者からの返信
ルビ、減らしましたー
>静かな空気感で情景がよく思い浮かびます。
>男の待つ切なさと少しの焦燥感と垣間見える苛立ちかな。
すごい、ちゃんと読みとってくれてるやん。
>マジ、どないしたん?
どないもせんけど、
今まで読んできた本が、
セリフの少ない長文ものばかりだったので、
テンポ重視のWEB小説ばかりだと早すぎて疲れちゃう。
ゆっくり静かにしんみりと、
そんな誰にも読まれなくても、
たまにこんなのが書きたくなったり、
自分でもそんな自分の作品を読んでみたくなんのよ。
ちょっとは文学っぽく感じてもらえたらいいんだけどねー。
編集済
第一章 雨が雪に変わったへの応援コメント
拝読させていただきました。
blというより衆道に近かったですね。
これまでとは全く違った作風の御作。
とても好きです!
私は大好きですね!好きです!
良いじゃないですか…
良いですよ!こうした御作品は……
(blまたは衆道だからこう申し上げているのではありません)
ただ
「谷間に蟠わだかまった雲が落葉松からまつの疎林そりんを這はい上がり、褪あせた金茶の色を梢こずえから奪ってゆく。先刻まで雲の綻びほころびに覗のぞいていた錆さびた色の稜線りょうせんも、いまは降りしきる白の奥へ退いていた。
千景はその辺りを見続けていたが、山と空との境には、薄墨うすずみを刷はいたような翳りかげりが残るばかりだった。」
このあたりはルビを減らすか漢字を平仮名に開いた方が読みやすいような気がしました。
落葉松、褪せた、梢、稜線、薄墨、翳り、はルビなし、「蟠った」は「わだかまった」でも良いかなと…
また、子供が握っていたのは女(母)の手なのだと思いましたが、目的語(母、女の手)が無かったので少々戸惑いました。
続けて拝読させていただきます!!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そしてこんなにも深く読んで頂き、
さらに小海倫さんに「良いじゃないですか…」まで言って頂いて、
本当にすごく嬉しいです。
>blというより衆道に近かったですね。
たしかにここまでは、
恋愛の展開を楽しむっていうより、
時代の空気感や、男同士の情愛を描いた物語に近いですね。
だけど、この後は、作者にもまだ分かりません。
昭和初期BLにしたい人もいますので……w
貴重なご指摘をありがとうございます。
子供のとろこはゼンゼン言葉が足りてませんでしたね。
ちょっと直してみました。
さーて、第2章、どうしようかなぁ、、、
また、ビシビシ頼みますm(__)m
第四章 舞のあとにへの応援コメント
こんばんは。
うまく言えないのですが、所々どきりとする艶っぽさを感じたり、切なくなったり。
好きな作風のお話です。
続きを楽しみにしております。
作者からの返信
こんばんは。
コメントをありがとうございます!
所々どきりとする艶っぽさを感じてもらえて嬉しいです。
好きな作風といってもらえることが一番のごちそうです。
続きは……
明日朝に、エピローグを公開しますので、
よろしくお願いします。