2026年10月2日 04:01 編集済
ちいさな狂気への応援コメント
冒頭の描写といい、「巫女」ってもしかして……と思いながら読み進めていたら案の定……。つまり、そういうことですよね? 古代の神殿とか、日本でも中世にはそういう面があったといいますが……。 教義がどんなものか詳らかではないですし、少女たちがどのように神殿に来たのかわかりませんが、姉巫女たちもジェジャも「それ」をおかしいとは感じていない様子。子供の頃からそれが当たり前だという環境で育ち、巫女の勤めだと教えられれば疑問を抱かないのでしょうね。 大海蛇が与えた『啓かれたる〈心〉への導きの種子』は近代的な理性(自我)の萌芽? それとも一人の女性としての……えっと、うまく言葉にできないですが。 一人の無垢な少女の〈心〉の目覚めを隠喩や象徴を鏤めて物語る。そして劇的な流血のシーン……。非常に幻想的で文学性が高い短編だと感嘆しました。 ただ、気になるのは……カクヨム的に大丈夫なのかちょっとだけ心配です(小声)。直接的な描写は一切なく、むしろかなり婉曲な表現なので心配ないとは思いますが、ジェジャの年齢が年齢だけに大丈夫かな? と。僕もその辺り詳しくないですし、杞憂だとは思いますが……。 タイトルの「ちいさな狂気」。でも、一体どちらの側が狂気なのか。そして少女に知恵を授けたヘビが彼女をどこに導くのか……。ジェジャのその後の人生に思いを馳せずにおれない、印象的なラストでした。追記蒙を拓くことが善いとはかぎらない、その通りですね。現に以前のジェジャには何の不満も疑問もなかった訳ですから。神殿の巫女が俗世の……とは違って恭しく遇されていることは文中の描写から伝わりましたし。それと余計なお世話でしょうが、カクヨムの規制について書かれた記事を見かけたので、よろしければご参考までに。第12話 そのメールを見たものは三日以内に○○しないと死ぬhttps://kakuyomu.jp/works/16818093089086505851/episodes/16818093089967145367どうも肝心の内容よりも読者からの通報があったかどうかみたいな所があるようですね。
作者からの返信
塵野オコ様またお目を通して頂き、感謝です!この作品については、書いていてまさにご推察されたような方向性で話が進んで行きました。世界観は概ね”古代的”な価値観や社会通念などで成り立っていますので、彼女ら巫女たちの立ち位置や意識もそれに準じているとしています。ただ、神の巫女である点から彼女らの地位は高く、「おおらかさ」と現代的な見方での「人権」的なものは厳格に守られている世界です。生々しさやあからさまな表現は避けたい気持ちがありましたので、なんとかこの形に帰着させたのですが、確かに年齢的な部分は微妙だったですかね……。この世界では「竜」「ドラゴン」といった存在や概念がなく、それに相当するものとして(大)海蛇が存在している、という感覚です。そしてこの海蛇の象徴するものが、”啓蒙への導き手”といったところになるでしょうか?「蒙を啓く」ことが単純に善きことであるとも言い切れないだろうな、とも思いまして、ジェジャの気付きも周囲の意識からは一気に突出することになり、これが苦悩の種子でもあろうかと。周りから見れば狂気の行動であり、目覚めたジェジャから見れば周りがグロテスクであると言えましよう。それゆえの悲劇でした。実はジェジャは別の物語に関わるキャラクターとして思い描いていたのですが、どうにも長編を「書き抜ける」体力というか胆力がなかなかなく、彼女の前談的な短編となりました。
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ちいさな狂気への応援コメント
冒頭の描写といい、「巫女」ってもしかして……と思いながら読み進めていたら案の定……。つまり、そういうことですよね? 古代の神殿とか、日本でも中世にはそういう面があったといいますが……。
教義がどんなものか詳らかではないですし、少女たちがどのように神殿に来たのかわかりませんが、姉巫女たちもジェジャも「それ」をおかしいとは感じていない様子。子供の頃からそれが当たり前だという環境で育ち、巫女の勤めだと教えられれば疑問を抱かないのでしょうね。
大海蛇が与えた『啓かれたる〈心〉への導きの種子』は近代的な理性(自我)の萌芽? それとも一人の女性としての……えっと、うまく言葉にできないですが。
一人の無垢な少女の〈心〉の目覚めを隠喩や象徴を鏤めて物語る。そして劇的な流血のシーン……。非常に幻想的で文学性が高い短編だと感嘆しました。
ただ、気になるのは……カクヨム的に大丈夫なのかちょっとだけ心配です(小声)。直接的な描写は一切なく、むしろかなり婉曲な表現なので心配ないとは思いますが、ジェジャの年齢が年齢だけに大丈夫かな? と。僕もその辺り詳しくないですし、杞憂だとは思いますが……。
タイトルの「ちいさな狂気」。でも、一体どちらの側が狂気なのか。そして少女に知恵を授けたヘビが彼女をどこに導くのか……。ジェジャのその後の人生に思いを馳せずにおれない、印象的なラストでした。
追記
蒙を拓くことが善いとはかぎらない、その通りですね。現に以前のジェジャには何の不満も疑問もなかった訳ですから。神殿の巫女が俗世の……とは違って恭しく遇されていることは文中の描写から伝わりましたし。
それと余計なお世話でしょうが、カクヨムの規制について書かれた記事を見かけたので、よろしければご参考までに。
第12話 そのメールを見たものは三日以内に○○しないと死ぬ
https://kakuyomu.jp/works/16818093089086505851/episodes/16818093089967145367
どうも肝心の内容よりも読者からの通報があったかどうかみたいな所があるようですね。
作者からの返信
塵野オコ様
またお目を通して頂き、感謝です!
この作品については、書いていてまさにご推察されたような方向性で話が進んで行きました。
世界観は概ね”古代的”な価値観や社会通念などで成り立っていますので、彼女ら巫女たちの立ち位置や意識もそれに準じているとしています。
ただ、神の巫女である点から彼女らの地位は高く、「おおらかさ」と現代的な見方での「人権」的なものは厳格に守られている世界です。
生々しさやあからさまな表現は避けたい気持ちがありましたので、なんとかこの形に帰着させたのですが、確かに年齢的な部分は微妙だったですかね……。
この世界では「竜」「ドラゴン」といった存在や概念がなく、それに相当するものとして(大)海蛇が存在している、という感覚です。
そしてこの海蛇の象徴するものが、”啓蒙への導き手”といったところになるでしょうか?
「蒙を啓く」ことが単純に善きことであるとも言い切れないだろうな、とも思いまして、ジェジャの気付きも周囲の意識からは一気に突出することになり、これが苦悩の種子でもあろうかと。
周りから見れば狂気の行動であり、目覚めたジェジャから見れば周りがグロテスクであると言えましよう。
それゆえの悲劇でした。
実はジェジャは別の物語に関わるキャラクターとして思い描いていたのですが、どうにも長編を「書き抜ける」体力というか胆力がなかなかなく、彼女の前談的な短編となりました。