第一章 設計図の重さへの応援コメント
技術者として「安全のために必要だから」と設計に向き合ってきた山下の姿勢が印象的でした。単なる規格変更ではなく、技術と経営、そして政治まで絡んでいきそうな不穏さも良いですね。
作者からの返信
鉄村岩男さまへ
温かいコメントをありがとうございます。山下が「規格だからではなく、安全のために必要だから」と言い切れる設計を求め続けた十五年——そこにこだわりを感じ取っていただけて嬉しいです。
技術者の誠実さが、規格や組織、そして政治という自分の手に負えない大きな力の前でどう扱われていくのか。今回はその入り口だけを描きましたが、この不穏さを大切に書いていきたいと思います。
第七章 残るものへの応援コメント
「許容範囲内」で終わってしまうのが、なんとも現実的でした。数字としては間違ってなくても、その数字の先に何があるのかを考え続ける山下さんの姿勢が印象に残ります。「慣れた瞬間に、人間は見落とす」という言葉も重いですね。最後に中村が自分で記録を書き始めるのも良かったです。派手さはないけど、静かに仕事の責任を残して終わる感じが好きでした。
作者からの返信
感想をありがとうございます!
「許容範囲内」の場面を現実的と受け取っていただけて嬉しいです。間違っていない数字の外側に何があるのかを、山下には最後まで見続けてほしいと思って書いていました。
「慣れた瞬間に、人間は見落とす」にも目を留めていただき、ありがとうございます。中村が自分で記録を書き始める場面も、静かに責任を受け継ぐ姿として描いたので、そこを好きと言っていただけて救われます。
エピローグまで、もう少しだけお付き合いいただけたら幸いです。