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『我が愛しの侵略者』について

『我が愛しの侵略者』第1話

https://note.com/endmark_akino/n/n51aa8cebe8ca


上記について感想と言いいますか、個人的な意見を書きます。
何日か寝たので冷静な距離感で書けていると思います。

まず自分の秋乃晃氏の小説履修度についてなのですが、上記に関連する
『Zero-Sum Game supported by TGX』と『One-Sided Game』は履修しています。

その上で書くのですが、自分的には参宮の人格がマイルドになっているのに寂しさを感じました。

フランソワが『One-Sided Game』のときよりもマイルドな教育をした結果、参宮が健全な青年に成長したとは理解しているのですが、やはり寂しく思います。

『Zero-Sum Game supported by TGX』も『One-Sided Game』も参宮の性格が悪いことで物語が駆動していたので、そこが改善すると話もマイルドになるように思います。

次にアンゴルモア関連なんですけど、単純に落ちものヒロインとしての力に溢れたアンゴルモアは基本的に好きです。
すっげえ最悪なことを色々しているのも自分の中でポイントは高いです。
一般的にヒロインキャラとしてアウトなことを何度かしているのが面白いと思います。一般的にそういう最悪なことが判明したあと読者がヒロインとして推せるのかは知りませんが……

フランソワもスパルタ教育からゆとり教育(暴力を振るわない)に路線変更したりするところが今作の面白さだと思うんですが、この面白さはハイコンテクストかなと思います。

参宮のカスな父親から地球人の価値観で良い父親を経て、ママに目覚めるのは面白いと思います。
ママに目覚めるもう一人の父親という設定の時点でだいぶ面白く新規読者も思うと思いますが。


結局この話するんだったら、最初から話しておけば有意義だったなとは俺も思う。

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