大西ずくも

過去の自分が浮かべた、たくさんの疑問。 これはその中の一握り。 それにいま答えよう。

今の自分を書き綴る独り語り。 未来の僕がこれを読んで羞恥心を感じ、のたうちまわるところを想像するとたまりませんね。

思春期。それは、ひと癖のある彼ら彼女らの下にも、不平等に訪れた。 時が経つにつれ、捻じれて絡まり歪になる精神。 これは、子どもが大人になるための、失敗を重ねる成長譚。

不登校の少女のもとを訪れたのは、知りたがりの少年だった。 言葉足らずで不器用な二人。 未完成な少年少女は、一体何に成れるのか。

幽霊とは人が創造した概念であり、人から生まれた存在、つまりは人工物である。 人の心が生み出すモノは言葉よりも真実で、ときに美しく、ときに醜い。