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お待たせして申し訳ございませんでした。

皆様、いつもご愛読ありがとうございます。

最近、仕事が夜勤ばかりで就寝時間が変わってしまい結構辛かったです。
まだ直ってはいませんが、とりあえず連続夜勤は無くなったのでほっとしております。

執筆のほうが全く手に付かず、大変申し訳ないと思っております。

今週あたりに頑張って更新できたらと思います。
現在、盗撮本編のほうを頑張って制作している最中です。

スピンオフのほうもぼちぼち頑張っていきます。

嘘コクのほうも頑張っていきます。ただ、結構時間がかかるかもしれません...........


今日はこれからスピンオフのほうの最新話を投稿します。

時間は23時くらいにしようとは思っています。


あと新作も作成しようかと思っております。
ただ、タイトルが全く思いつきません...........
これはいつも思っているんですが、タイトルってなかなか難しいんですよね。

もう少し考えていこうとは思います。



で、プロトタイプにはなるのですが、一部新作をここで公開しようと思います。

ちゃんと投稿作品にする場合は改良するかもしれませんが...........


そこでタイトルが。。。。

一応今、仮題だと『記憶の無い俺、真実の隠蔽』

です。ジャンルが現代ドラマです。


今はちゃんとあらすじ等を作って上手く纏まるようにしたいとは思っております。

構成を練っている最中です。

では

23時の投稿作品もよろしくお願いします。






~~~~





 「光希〜!早くしないと遅れちゃうよ」

 「ごめん、今行くよ。母さん、それじゃ行ってきます」

 「行ってらっしゃい、気をつけるのよ」

 そう言ってリビングを出て美咲の待つ玄関へと向かう僕。

 「もう!光希、準備が遅い!」

 「ごめん、悪かったよ岬」

 僕達は急いで学校へと向かったのだ。

 僕、小鳥遊 光希(たなかし みつき)は今日から高校2年生になる。普通なら気持ちも新たになり、新しいクラスや新しい友達との出会いで楽しみなはずなのだが……

 僕にはそんな気持ちが湧いてこない。寧ろ、緊張で一杯だ。

「光希……やっぱり、不安?」

「うん……不安じゃないと言えば嘘になるよ」

 歩きながら僕を心配してくれる彼女は虹村 岬(にじむら みさき)、僕と同じマンションに住んでる同い年の女の子だ。昔からよく一緒に居たらしく、よくいう幼馴染という関係らしい。

 「そうだよね……でも、私が同じクラスになったら不安な気持ちも少なくなるんじゃない?」

 彼女のその気遣いが僕にはかなり心苦しかった。



 ✴︎


 僕には記憶が無い……

 僕が気が付いて目覚めた時は今から大体1ヶ月くらい前だ。

 その時、僕は病院のベッドで寝ていた。
 そして目が覚めた時には自分が誰だか分らなかった……

 目が覚めて色んな検査を経て退院できたのは一週間後。それからが本当に大変だった。
 誰も知らない、自分が何者なのかも分からない、何処だかも分からない、何も分からない。
 だから僕を知ってる人間の言葉を受け入れる、それだけだった……

 分かった情報は、僕の名前が小鳥遊 光希という事、僕には母親しかいない事、僕は高校に通っており、もうすぐ2年生になると言う事、あと幼馴染の岬という女の子がいる事、それくらいだ。

 色々聞きたい事はあったのだけれど、母はあまりいい顔をせず、話したくないみたいだった。だから僕も深くは聞かない事にした。
 今はまだ教えてくれないのだろうけど、そのうちきっと教えてくれる……だから僕はその時まで待つ事にした。


 ✴︎

 
 学校に着いた僕は岬に引っ張られ、掲示されたクラス分けの表を見た。

 「僕は…………あった。2年3組みだ」

 僕が見たクラスには岬の名前は無かった。岬もクラス表を見て残念そうな顔をしていた。

「今年も光希とは別のクラスか……」

「まぁしょうがないよ、こればかりはさ」

 彼女を軽く慰める……でも僕は正直ホッとた。
 それは僕が彼女との接し方に実際戸惑っていたからだ。

 彼女とは目覚めて数日してから出会った。その時に幼馴染という事を聞かされのだが、僕は当然知るはずもない。

 僕が誰ですか?と聞いた時の彼女は相当ショックだったみたいだ。物凄く泣いていたのを覚えている。
 だから知らないなりでも僕は彼女の幼馴染を演じている。

 「光希、もし困った事があったら私に言ってね」

 「ありがとう。その時は迷わず岬に相談するよ」

 岬とそういう話をした後、僕は2年3組の教室へと入って行った。


 ✴︎


 全校集会を終え、新しいクラスのHR、僕は周りの人間を全く知らない。
 去年同じクラスだった人も何人かいるみたいだけれども、やっぱり記憶は一切ない。

 だからなるべく人との会話も避ける事にした。
 
 話せば僕の記憶が無い事が分かってしまう。
 そうなると僕との接し方が難しいだろう。それはさすがに気が引ける。

 
 (早速、岬に相談しないといけないかな……) 


 HRを終えて、クラスの役割もだいたい決まり今日はこれで学校は終わりだ。

 僕が帰宅の準備をしている時だ。

 「光希、ちょっと待てよ」

 声のほうに振り向くとそこに知らない男子が立っていた。

 「えっと……」

 僕は誰だか分からず戸惑ってしまう。僕に声を掛けてきた男子は僕の戸惑う様子を見て何を察したのか……

 「お前が俺と話したく無いのは分かる……でもさ俺も本気なんだよ」

 話しの内容が全く分からなかった……どういう意味なのだろうか。

 「あの、どういう話なのかな……」

 僕が彼にそう聞くと彼はいきなり怒り出した。

 「おい、ふざけてるのか!?そんなの当然……」

 彼が話をしようとする途中に彼女が僕達の間に割り込んできた。

 「ちょっと悠真!光希に何の用なの!?」

 彼はその声に驚き、慌て出した。

 「岬!?」

 しかし、岬は彼に鋭い目で睨みつけた。岬は彼と岬はどういう関係なんだ?
 そして僕はそれに関係あるのだろうか……

 「悠真、お願いだから光希に絡まないでよ!」

 岬はどうやら彼と僕を話させたくないらしい。僕としても知らない彼と話すのは気が引ける。
 それに感じ的に彼と僕は仲が良かったとう感じではなさそうだし……
 
 彼は岬に言われて委縮してるのだろうか……どうやら言葉が詰まってるみたいだ。

 「岬……なあ、どうしてなんだよ!?」

 彼の言葉は僕には分からない。でも感じから、彼は岬に想いを寄せているのではないだろうか……
 今、彼が岬を見る目を見てそう思った。
 なら、なんで僕に話掛けてきたんだろう。そこが今の僕には分からない。
 
 「……悠真。あれはちゃんと話したでしょ?それに光希の前で止めてよ」

 「でもさ、納得できないんだよ!」

 「だから光希の前で止めてってば。それに納得も何もないでしょ?」
  
 そういうと岬は僕の手を取り教室を出ようとした。

 「行こう光希。悠真、私の意志は変わらないから……」

 岬は彼にそう言って僕の手を引き、下駄箱のほうへ向かって歩いていった。
 僕はよく分からないままだが、後ろを振り返った。
 すると悔しそうな彼が僕達を見つめて、ただ立っていた。














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