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レビュー&来訪御礼 そして、現状の反省

 medamayaki様、rona9229様、azure2011様、大変遅くなってしまいましたが、過分なるレビューを頂き、眩暈を覚える作者でございます。ありがとうございました。

 「自分が読みたい話を書く」というスタンスで始めた創作でした。
 蘊蓄が多くてしつこいのはその影響です(苦笑。自覚してます。かなりワザと、です)。空行や改行、句読点が多いのも、私にはその方が読み易いから。

 お読みいただいた皆様には申し訳ないのですが、「まず自分が読むためのお話」「第一読者は自分自身」という極めて自分勝手な作品です。

 歴史・時代ジャンルがコンテスト対象外になったのは、よいこと探しの様になってしまいますが、ランキングやPV、星の数に振り回されず気楽にいられて「よかった」な、と思っています。

 それなら、公の場で公開なんかするな、と言われそうですが。書いたものを誰かに読んでもらいたくなる、というのは、もう自然の理なんでしょうね。

 やっぱり、人に読んでもらえたら、そして反応を貰えたら、素直にうれしいものです。励みになります。改めて、お読みいただいた皆様、ありがとうございました。

 さて、好き勝手に書く、と言いながらそれでも書いたモノを振り返ると、床を転げ回りたくなる様な反省点がゴロゴロあります。

(一)冒頭部分で、ジロワらが夜襲を予測した理由についての説明が抜け落ちている。
 これは、四話の中で書く「予定」でした。ところが、表現方法(ジロワサイドから書くか、メーヌ伯側から書くか)に迷っているうちにスッポリ抜け落ち、忘れてしまっていたのです。四話が不自然に短いのはそのせい。

(二)ル・グロとマルコの最初の出会いでル・グロが「救った」ようなことを会話で匂わせていますが、実際には何があったのか。冗長な記述になりそうでバッサリ削ったのですが、削り過ぎて良く分からなくなってしまった。

(三)11話から18話までが冗長ではないか? 各キャラクターを掘り下げたくて設けた回想シーンなのですが、ちょっと長すぎる。きっと推敲が不十分なんでしょう。

(四)二コラの登場が遅れている。プロット作っているときには見落としてしまっていました。一章が延びているせいもあるのですが、ストーリーへの絡み方からするともっと早く出ていないと……。

(五)当初予定した枚数を大幅に超過している。第一章は当初15話で終わらせるつもりでした。個人的に、WEB小説であまり文字数が多いのは良くない、と思っています。
 読者としての自分がそうだからです。20万文字以上の長編とか、400話以上とかに成長している大作とか、ちょっと恐くて手が出せないのです。
 理想は、文字数を感じさせず、サクサク読めて次から次へと意表を突く展開が繰り出される作品です。全体で10万から15万字位で完結されるのが、望ましいかな。
 そこまで削れていないのが、私の未熟さなのです。この作品は現状、40話前後、多くても50話以内で完結させたい、と考えています。

(六)校正が……。何を隠そう、先月まで三点リーダーの打ち方とか、感嘆符等の後の一文字空けとか、知りませんでした。泡を喰って直しを入れましたが、他にもまだまだありそう。

(七)すいません、可愛いヒロインは(ちょこっとしか)出てきません。水戸黄門的展開もありません。三章で次世代の若者達が動き出すのですが、それまでオッサンと人妻&幼女ばかりです。

 こんなお話ですが、よろしければ今しばらくお付き合い下さいませ。

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