基本的に、人様の作り上げたものに対して、評価をするほど、僕は何も持っていない。
コンペで小さな賞を頂いたり、雑誌に書かせていただいたり、課金サービスのWebサイトで連載したり、少ない報酬で書くくらいで、書籍出版まではしていません。
電子書籍化をした作品が二作品あるだけ。その程度。
でも、自分なりの「小説の何たるか」みたいなものは持っています。
最近、カクヨムで読んでいて、「九割がたセリフ」っていうのをよく目にする。
凄くもったいないと思う事が多い。
もっと、読者が理解しやすいように書いていただけると有難い。
例えば、
いきなりセリフばかりで始まる学園もの。
確かに学園ものだから、学校の中は理解できるけど、「どんな学校?」「学校の中のどこ?」って感じで、何も分からないまま物語が進んでしまう。
可能なら、
場所の描写から始まって、場面の描写、登場人物の見かけや性格、内面的な描写があって、これから始まる切っ掛け部分。そんな説明があれば、無知なオヤジにも理解できるんです。理解できれば集中できるし、面白さも感じられる。
出来ればね、キチンと「オヤジにも分かる」小説をお願いいたします。
セリフばかりだと、苦痛になるのですよ。