八月一日茜香

自分を伝えるのが苦手なくせに、文芸部に入った、今井遊兎。 高校三年の春。大嫌いなあいつとペアになってしまった。 これは、伝えられない僕が本を書く話

夕方、ゆらりと太陽が地平線に落ちる時。 ワタシ達はそこにいる。ただ、そこにいる。子供たちはワタシ達を怖がるけど、嫌がるけど、それでも胸を張って伝えるの。

僕は、この現代を生きるのにとてもめんどくさいものを持ってしまった。そんな僕は、周りから外れないために、今日もつぶやくんだ 「空がきれい」だとね。

私は、華のJK！ちょっっっぴり校則を破っている女の子！だけど、後悔はしてないよ！だって、私が私らしくいるためで、自信の鎧で、そしていつか本物に変わるまで、私はメイクし続ける、かも？

何回でも挑戦。けれど数ある限りの挑戦 ただ、願って、祈って、希っただけ うちらはX Xと一緒にいたかっただけ これは学校という不思議な場所で起きた、犠牲と希望の物語

高天原のどこかで、鬼ごっこをしている神様が、水鏡を通して、心配な子を見つけた。滅多に人を頼らない主人公を頼られたくてつい、えいってやっちゃいました。

私は平凡だ。君は特別だ。二人が想う心は似通うのに、決して届かない想い。これは少女たちの日常の一幕だ。

私は学校に通う生徒だ。そして笑顔が特徴だ。けれどそんな私は泣き虫だ。

僕はどうしようもなく世間一般が好むものは好まず、逆に好まれないものが好き。けれど節操なしにしているわけでなく、そこには僕の信念がある。