• 現代ドラマ

無名の人様、ギフトありがとうございます!!


初めてギフトを頂きました!! 感激です!!
ありがとうございます!!

サポート限定記事にしようかとも思いましたが、無名の人様の作品が素晴らしいので敢えて皆様に見える形にしました。無名の人様の小説はハイレベルで学びが多く、楽しいです。
未熟者ですが、幾つか小説を読ませて頂いたので感想をこちらに書きたいと思います。(小説の方ではコメントが出来なかったので)

今、特に印象に残っているものは「落穂拾い」の「理解~判ったつもり~」です。
『ソクラテスの「無知の知」…(中略)…から人類の知的探求は始まる』の一文が刺さりました。つい判った気になってしまいがちですが、それで終わっては真理に辿り着けないでしょう。気をつけたいと思いました。
ソクラテス、懐かしい。学生時代にソクラテス的論駁を学んだり、ゴルギアスを読んだりしました。その内容は、今ではもう朧気になってしまいましたが……

ただ内容の核というか、そういうものは心に残っている気がします。
『知のフロンティア』、日常生活の中で意識する機会はそんなにないのですが、「落穂拾い」を読んだことで改めて考えていきたいと思いました。

私はフィロソフィア(philosophia)って言葉が好きで、よく友人に使ってしまいます。ギリシア語ですが、英語だとフィロソフィー(philosophy)、つまり哲学になります。

哲学でなく、その由来のフィロソフィア(philosophia)って言葉が好きなんです。理由は知恵(ソフィア:sophia)を愛する(フィレイン:philein)という意味だからです。「知恵を愛する」のが哲学である、と。
哲学とは何かについて個々人の価値観があるでしょうが、私はこの解釈、好きですね。

無名の人様も、きっと知恵(もしくは知識)を愛される方なんだろうなと小説を読んで感じました。博識でいらっしゃるのは勿論なんですが、それだけでなく知的な探究心が強い方であることが伝わってくるんです。そういう方の作品は読んでいて本当に楽しいです。
ハッとさせられたり、新たな視点を得ることも多く、非常に勉強になります。アカデミックというか、知の匂いというか、そういう小説の雰囲気が好きです。

皆さん、一度読んでみて欲しいです。
私の言っている意味が分かると思います。
特に学生さん、オススメです!

4件のコメント

  • やっと、いつもの青燈さまになりましたね(笑)
    熱く楽しそうに語っていらっしゃる様子が浮かびます✨

    私も少し作品や、近況ノートを拝読してきましたが、とても素敵な文書を書かれる方だなと思いました😊
  • ヒニヨル様>
    コメントありがとうございます!
    ご心配おかけして申し訳ありませんでした(汗)

    表現も素敵で、読んでいて楽しいです。
    『精神的ごみ屋敷』の「Having been born, wonder and wander!」って言葉も好きですね。
    こういう綺麗で勢いのある知的な表現、憧れます。
  • 過分なお言葉ありがとうございます。

    2/24付の近況ノートでも触れましたように、一連の作品は、過去14年余りにわたって私の半径5メートル以内で共に学んできた若いみなさん(小中高生から現在30歳前後になられた卒業生たちまで)との「対話の記録」のようなものです。

    偶発的に日々発生する議論・世間話 (あるいは口から出まかせの言葉あそび等) のエッセンスを、その場に同席していない人を含めて皆で共有するために、「A4版1枚以内」に収まるように書きためているうちに、カクヨミでご紹介させていただいたようなものが出来ていました。

    若いみなさんが「自ら考える」ヒントになるように、意識的に様々な視点から「問題提起」をしてみたつもりです。未来を創るのはみなさん自身なのですから、私の「古風な考え」を押しつける気は毛頭なく、一風変わってはいるが「このような議論もありうるのかなあ」くらいに、気楽に、かつ批判的に読んでいただければ、本来の目的が達成されたことになろうかと思っています。

    お一人お一人が独自の視点をもって、参考にしてみてください。
  • 無名の人様>
    返信が遅くなってしまい、申し訳ありません!
    御作は気づきが多く、読むのがとても楽しいです!

    「一風変わってはいるが「このような議論もありうるのかなあ」くらいに、気楽に、かつ批判的に読んでいただければ……」
    無名の人様の、こちらの考え方が本当に良いなぁと嬉しくなりました。

    私の経験上ですが、知識人の方で、このような考え方をする方はほとんどいなかったです。やはり、知識のある方は自分の考えに自信があるので押しつけっぽくなられる方が多かったです。仕方のないことだと思いますが。

    だからこそ、無名の人様のこのような姿勢に感動を覚えました。

    今、御作を楽しく読ませて頂いているところです。
    「嘲笑う教室~母校へのレクイエム~」でシュレーディンガーや量子もつれが出てきたのは興奮しました。
    私は大学で物理学を専攻したわけではないですが、それでも二重スリット実験の観測問題などは興味があって勉強したので、さわりだけですが知っています。量子力学はロマンが詰まっていて、胸が熱くなります。
    実は自分の作品でも「観測」について、少しだけ小説に入れてみたのですが、にわか知識では全然駄目ですね。浅いなーと自分で読み返して思いました(笑)
    このような専門的な事柄は無名の人様のような知識のある方々にお願いして、自分は等身大の知識で頑張ろうと思いました。

    ……何が言いたいのか分からない文章になってしまいましたが……。
    これからも御作を楽しく読み進めたいと思います!
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する