集英社文庫より「恋するヒマワリ 青空と自由の国から、この絵をきみに」発売中です。

※先ほどカクヨム運営さんからキャンペーンのお知らせで「近況ノートを書きましょう」というのを頂きまして、初めてこちらで書いてみました。

こんにちは。はじめまして。佐藤うさぎです。
主にエブリスタで創作活動を行っており、カクヨムさんでは読み専として、時々、皆さんの作品を読みにお邪魔しています。

さて今年3月にエブリスタ×集英社さん主催の公募「ナツイチ小説大賞」の恋愛部門で大賞をとりました拙作が、このたび集英社文庫より10月20日に表題作として書籍化されました。
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-744585-5
↑こちらで拙作の「試し読み」ができます。

『それぞれの純愛、感動のラストにきっと泣く──
応募総数1200作品から選ばれた珠玉の4作品! いきなり文庫!

国境を越えて運命の再会をしたふたりを、残酷な現実が引き離す──。婚約者との関係に悩む花南は、第二の故郷であるオーストリア・ウィーンを訪れる。カフェで偶然、ウクライナ人の幼馴染・ユーリィと再会し、数日間ともに過ごすうちに惹かれ合うふたりだったが、ロシアによる軍事侵攻が始まり……。(表題作) など、全4作収録。第4回エブリスタ×ナツイチ小説大賞〈恋愛短編部門〉受賞作品集!』(集英社文庫より)

表紙絵は、集英社の少女マンガ雑誌『マーガレット』でご活躍中の南野葵先生に描いて頂けました。

じつは、この物語に出てくる青年ユーリィには、実在するモデルがいます。
彼は以前に私のクラスメイトだったウクライナ人青年で、小説と同じように誠実で優しい人でした。
本編はウクライナ戦争が始まってより、彼と彼の国の人たちを思いながら書いた作品でした。
とりわけ賞を意識して書いた小説ではなかったので、当初は大賞がとれるとも、ましてや出版されるとも思いませんでしたが、今は選んで下さった方々に深く感謝しております。
3万字程度の短編です。よかったら読んでみて下さい。

佐藤うさぎ 拝

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