• 二次創作

『予定調和という檻の中で囚われの少女が願った奇跡』について

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。これは僕が初めて書いた小説です。(もちろん、今回カクヨムに公開するにあたり、かなり手直ししましたが)

今から6〜7年ほど前に、です。当時はまさか二次創作小説を公にできるサイトが登場するとは思ってもいませんでした。カクヨムには本当に感謝しています。

ところで、僕にはずっと不安な事がありました。原作と文体が違うのでファンの方に受け入れられないのではないか、そして、原作のどの部分を書いたかかわかりづらいのではないか、と。

この小説の背景は原作である「涼宮ハルヒの消失」の91ページにあるこの部分です。

以下原作より引用
【五月半ばに初めて市立図書館に足を踏み入れた長門だが、貸し出しカードの作り方がよく解らなかった。職員に一声かければ済むものの、少ない職員たちは誰もが忙しそうにしている。また、引っ込み思案で口べたな自分にはその勇気がなかった。そうして、いたずらにカウンターの前をうろうろしているところを、見るに見かねたのだろう、通りすがりの男子高校生がすべての手続きを買って出て、代わりに全部やってくれた。
それが、「あなただった」】

この部分を書いたんですー、と作品説明に書こうか悩みました。

でも、結局書きませんでした。

二次創作とはいえ、僕の作品であることに変わりはありませんから、伝えたいことは作品の中で伝えなければいけない、と思ったのです。

もしかしたら、原作を読まれた方の中にも、原作のどの部分かわからないまま読み終えた方もいたかもしれません。

もしそうだとしても、原作を知らない方も含め、読んでくださった方全員に楽しんで頂けるように書こうと努めました。

少しでも感動して頂けたり、懐かしんで頂けたり、再び原作を読みたくなったりして頂けたら、頑張って書いた甲斐があります。

最後に、カクヨム並びに「予定調和という〜(以下略)」を読んでくださった方に心から感謝をこめて。

こまおー٩꒰ʘʚʘ๑꒱۶
(韓国語で"ありがとね"です。わかりづらいボケすみません)

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