交流してくださっている方が近況で、自らの作品が、そのままバクラれたお話をしてくださっていて
プロット的に大まかな話しの流れが似るのは仕方ないけど、自らのオリジナリティに変えることをせず、ほぼ同じ設定で丸パクリいうのはみたいなご意見を読んで、私もそれはよくないと思いつつ、果たして私も人の事言えるのか?と、実はふと思ったんです。
私はこのカクヨムとエブリスタに、極夜の月をオリジナル作品としてあげていますが
前々から時々語っているとおり、これは元々私がとあるアイドルにはまり、三次元の女体化パラレルとして書き始めたものでした。
そして一応紹介文にも、さくらんと剣閣商売のオマージュがかなりありますと書いてありますが、果たしてオマージュと言っていいのか?と自分自身感じることもあったのです。
極夜を書き始めた当時、私は安野モヨコ先生のハッピーマニアを爆笑しながら読み、さくらんにもはまっていまして
推しを好きになり、当時のソロ曲の歌詞から、花魁ものを描きたい!と思った私は、さくらんを参考に小説を書きはじめました。
途中で、三次元パラレルからオリジナルにするにあたって、どのメンバーをモデルにしたかわからないようにほぼ全員全然違う名前に変えましたが
主人公二人のうちの一人や、好きなキャラクターの名前は、さくらんのものをそのまま使っています。
それは、これはさくらんをオマージュにしているよという、自分なりのアピールのつもりだったのですが
なんかね、紹介文を全部読まない方もいるだろうし、三次元からオリジナルにしたって書いたり言うようになってから
うーん、これ私、オリジナルって言っちゃっていいのかしら?って、罪悪感みたいなのも、実は感じるようになっていたんですよ。
そんなわけで、私は極夜の月は、自分でオリジナルとは言わないことにしました。
前半は特に類似点多いですし、ある意味オマージュ二次創作とでもいうのかな?
もちろん極夜の中には、モデルはいつつ、完全に自分が作り出したキャラクターの方が多いですが
心に引っかかるなら、オリジナルとは言わないようにしようと思ったのです。
極夜ほどではないですが、刹那の楽園も、洋画の恋に落ちたシェークスピア観て、これ男同士の方が絶対いいのに!から始まっているので、ある意味二次創作?とも思います。
でもこちらはね、色々歴史上の人物でモデルにしてる方々いるけど、自分でオリジナルですって言う時なんも心にひっかからないんですよ。
でもね、極夜は自分の中で引っかかるってことは、きっとそういうことなんですよね。
何もなく自分の中で全て思い浮かべばいいけれど、つい創作する時、好きだった作品を参考にして似てしまうことってあるだろうし
(いや、なんも参考にせずとも書けちゃう方いるかもですが私は無理)
逆に昔読んだり観たりしたけど、記憶の彼方にいっているものが頭に残っていて、無意識に自分の作品がそれに似てしまうこともあると思います。
私の場合、大学時代、通学電車に乗ってる時間がめっちゃ長かったので、今やほとんど読まなくなった外国の推理小説やらなんやら本当にあらゆるジャンル読んでましたが、正直何一つとして内容覚えてません(ワイルドスワンだけはめっちゃ衝撃うけて電車で泣きそうになったから覚えてるけど)
だけど無意識のうちに影響は受けてるかもしれないと思ったりもするんですよね。
なんか言い訳がましく色々書きましたが、とにかくね、あとは、読んだ方に判断して頂くしかないかなと思いつつ、自らを振り返り気をつけつつ
みんなで気持ちよく創作活動していけるのが一番だと思っております!
最近パートプラス、自分の作品の改稿やら整理整頓に追われていて、中々読みに行けていないのですが💦
もう少ししたらまたヨムヨム再開したいと思いつつ!
こんな中々更新のない私の作品を読んでくださっている方々全員に、本当に心から感謝です!ありがとうございます!
そんなわけで、これからもよろしくお願い致します!