誠修館学園の財政的な基盤である葉月財団から総裁の名代として現れた謎の女性。彼女は苗字が鳳《フォン》で、名が麗《リー》です。中国武術の達人で、この時、わずか21歳ですが、彼女の流派はこの時点では不明です。まだまだ先ですが、本格的に登場してくる第2部の終盤で明らかになる予定です。
さて、ここからはマニアックな話になりますが……。
彼女のルックスを表現するのに、ジョイ・ウォンとミシェール・ヨーの二人を出しました。中国女性=美人という印象を自分が持ったのは、チャイニーズゴーストストーリーのジョイ・ウォンの影響が大きいと思っています。また、当時、数々のアクション映画のヒロインを演じたミシェール・ヨーについてはカッコいい中国女性の代表であると思っています。
ちなみに、この物語の舞台がもう3年遅ければ、1999年に「白髪魔女伝〜美しき復讐鬼〜」でヒロインを演じた蒋勤勤《ジアン・チンチン》(水霊《シュイリン》の名前で活動していた時期もあります)の名前を挙げたいところでした。鳳麗は設定上1975年生まれですが、この蒋勤勤も同じ1975年生まれになります。ただ、さすがにこの頃は日本ではまったく無名でした。
でも、実際にこのコンセプトアートを作る時のルックスイメージにしたのは、実は、1997年から中国では一気に有名になりはじめていて、後の時代のトップスターとなる范冰冰《ファン・ビンビン》だったりするんですけどね。
以上、鳳麗のルックスモデルを巡る少々マニアックな香港・中国映画の女優談義でしたが、そもそも彼女は、作者の私にとって永遠の女神とも言えるキャラクターのオマージュでもあります。
90年代から現代に至るまで、世の男たちを魅了し続けている中華キャラと言えば……まあ、バレバレですね。バレバレですが、その話はまた今度にしたいと思います。
注:添付画像は、AIを用いて作成したコンセプトアートです。細かい点など作中の描写と合わない部分もあるかもしれませんが、大目に見てやってください。