登場させたロケット兵器、飛距離が非現実的とのご意見頂きました。
異世界ファンタジーとは言え、戦国時代を想定したストーリーに2㎞の飛距離は飛び過ぎの様に思われます。
この兵器を登場させる為、予めモデルにしたロケット兵器は、古代中国「宋」の時代の竹ロケット有名な「火槍」では有りません。
画期的発明ですが、技術者蔑視『中華思想』の為、飛距離等改善が成されなかった(フラフラ命中度悪く500㍍足らずの飛距離)
それと言うのが、貴重な硝石の使用料少なく、硫黄と木炭粉が多かった為で、硝石の量を増やせば飛距離は伸びたはずです。
「火槍」を基に研究開発された『東インド会社』の「コングリーウ"▪ロケット」飛距離2800㍍がモデルになっております。
ただ活躍した時代ナポレオン時代で、江戸時代です。
そこで、飛距離を少し控え目にし2000㍍にしました。
設定した戦国異世界は鉄砲伝来が無く、火薬の存在も知られて居ない世界です。
そんな世界で、硝石が近くに豊富に有る環境が幸いし、コブの父親が火薬製造に成功『爆裂玉』を造る。
生まれた時から父親仕込みの火薬技術者、コブ達が試行錯誤莫大な研究開発予算を浪費して、造り出したのが『流星』です。
豊富に産出する、硝石を惜しみ無く使用した結果、2000㍍の飛距離を達成しました。
命中精度上げる為の工夫、発射角度を微調整出来る発射筒も加え、1000㍍程度の距離驚異的命中率に成りました。
一方荒瓦忍軍頭目の姉ナオは、秘伝の発煙筒を改良『火筒』(木筒製使い捨て単発銃)を独自に開発した。
ナオも含めた改良で『鉄砲(短筒散弾銃)が完成、有効射程距離は、人が持って発射する為(発射火薬量)、現実の銃と大差無い物に成りました。
実際の戦国時代で無く、戦国時代風の異世界と言う事をご理解お願いします。
歴史小説で無く、異世界ファンタジー小説です、設定の自由度楽しんで随筆続けます。