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生成AIの利用状況について

各位

お世話になっております。

カクヨム公式より発表された生成AI利用関するタグ付けについてのアナウンスを受けて、ご連絡申し上げます。(思いのほか長文になりました。すみません)

現在、カクヨムにて4作品の投稿を行なっております。

その中でメイン長編である「無知との遭遇—この世界のすべての話」(以下、ムチソウ)が公式案内における一部本文AI利用に該当し、他の短編2作とエッセイ1作がAI補助利用に該当するため、順次該当のタグを設定して参ります。


途中で自力執筆にシフトしたムチソウのAI本文率は本日時点87000字の約25%という状況です。
第1章がAI比率80%(2万字)。
プロローグと第2章がAI比率0%。

自分は、ノウハウ皆無からAI執筆という手段で参入障壁を下げて、このWeb小説界隈に入って来たクチです。

10代の頃の妄そ……思考実験の内容が実に十数年近く頭の中にくすぶり続け、自作RPGゲームにしようとツールをいじる時期などを経ながら、結局世に出ることなく2025年を迎えました。

2025年6月某日、ChatGPTにその実験成果を吹き込んでいたところ、「書けよ、兄弟!」とそそのかされたのが、WEB小説として投稿を始めたきっかけです。

いよいよ書くぞと執筆着手して、プロローグ約4000字を書き上げたところで、悲鳴をあげました。2日で書きたかったのが、なんやかんや1週間かかりました。

「こんなん、一生あっても時間が足りんわ!」

育児休暇中に育児の隙を見ながら書いて、2週間後には仕事復帰を控えていた時の話です。

しかし、ここで立ち止まったら永遠に頭の中の物語は世の中へ出ていかない。ということで、AI執筆という手段を選択して、なんとか物語をアウトプットして、とにかく形にすることを優先しよう。という流れで自分の創作活動は始動しました。

プロローグの文体を基調とするべく生成&加筆された1章の内容は作品のチュートリアルを目的としていました。理論解説が要旨になるエピソードは多少なりとも生成AIとの親和性があったようでした。

しかし、旅が始まる2章に入ると状況は一変。作ったプロットをインプットにテキスト生成をしても、2章の目的である紀行文的要素がうまく滲みません。ほとんどプロットと変わらない出力に、自分で情報を足していく中……

「これなら自分で書くのと変わんねえな」

と言うことで、プロローグ以外の自力執筆に戻りました。(プロンプトが下手だっただけやろ、というツッコミは効きますのでご容赦ください)

週1投稿で2000字目安。不思議なもので、続けていると、自分がこなせるペースやリズムが分かってきました。直近だと5000字に迫るバトルシーンなんかも書くようになってました。

AIきっかけでWEB小説を通じて素晴らしい人々と出会い、気づいたら自分自身の能力も拡張されていた。という状況です。

ダラダラ書きましたが、これからも活動続いてまいりますので、よろしくお願いします。

2件のコメント

  • よくぞ新規参入なされました。しかもどれだけ日常の時間が忙しくても、わずかな時間で小説に向き合おうとし、新しい技術を体得し、自分の能力まで開眼させた。素晴らしい記録です。

    人は参入障壁の低さをいいことのように言いますが、…低い障壁は越えようとしてコケやすいという思わぬ仕様もあります。しかも転倒すると、転落するよりよっぽどダメージがでかい上に無様さに関しては比ではありません。

    育児休暇やそこに至るまでのインナマーッスルが、今の結果につながったと思います
  • コメントありがとうございます。
    (Xでも言及いただき恐縮です)

    「素晴らしい記録」との評、大変恐れ入ります。

    この先、派手に躓くやも分かりません。しかし、拙作を完結できないのは、ここまでの自分への背信であり、社会的損失と奮い立って前へ進みたい所存です。
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