お世話になっております。
ヨシキヤスヒサです。
拙著“シェラドゥルーガは、生きている”について、1章から5章まで投稿しました。
他所様と比べると、やっぱり一話ごと、一節ごとが随分長いなあ、読みづらいかなとも思ったりします。
今となっては直しようがないので、今後もこんな感じで、一話につき5,000字〜10,000字ぐらいで投稿していきますので、ほんとうに、時間に都合のいいときにお読みいただければ幸いです。
◆1.シェラドゥルーガは、生きている
・いわゆるグリーティング。主要なキャラがだいたい出てくる話です。
・初期も初期に書いた話ですので、いっくら直しても誤字脱字が目立つ。文体も色々まわりくどかったり。
・ダンクルベールと夫人がギスギスしています。この話ぐらいですかね。あとは比較的、良好なのですが。これにはちゃんと設定がありますが、その話を載せるかは検討中。
・ペルグラン君の、ダンクルベールという存在の捉え方が、作中でも劇的に変遷しています。もうワンクッション入れておきたかったのですが、入れる場所が見当たらなくって…
◆2.協奏曲、あるいは狂騒曲
・泣き虫ヴィルピン。そしてダンクルベールのお話。
・元ネタはフリーウェイキラー。アメリカの、カリフォルニアにある高速道路沿いで、何人かの連続殺人犯が同じ場所で活動していた、という実話です。
・ギミックメインというよりキャラクターメインのお話です。
◆3.魔剣、相対するは炎の剣
・聖アンリという、著者の性癖を詰め込みまくったキャラがメインのお話。
・魔法なしの救命医療をどう描写するか。中世〜近代の救命医療に関して、いい文献があれば欲しいなあ。
・女性キャラが多く登場する話でもあります。アンリ、ルキエ、ビアトリクス、ミラージェ。
・もともとは「ダンクルベールがルキエを推薦した」だったのですが、「マギーがルキエを使うことを思いついた」方向に直しています。これは後々の話と整合を取るためです。
◆4.もうひとつの向こう傷
・リマスタリングを決意させた話。もともとは設定資料集を兼ねた外伝“シェラドゥルーガ・オムニバス”のお話なのですが、思った以上に本編に必要な要素が盛り込まれていたので、「じゃあいっそ本編に格上げしよう」となりました。
・アンリの話、と思わせて、だいたいオーべリソンの話です。こういう擬似親子モノ、好きなんですよね。
・シェラドゥルーガとはなんぞや?という話でもあります。ちょっと盛り過ぎちゃいましたが。
・あのキャラクターの語彙がなぜ拙いのか。これもちゃんと設定があります。たぶん、その話も載せるのかな?
◆5.何かがいる
・セルヴァンの話。
・フォンブリューヌは、フランスのリヨン地方をモチーフとしています。アルプス山脈のフランス側ですね。観光番組見てて「アルプスってスイスじゃねえの!?」という発見から産まれた設定です。
・文字数としては一番少ないのかな?その分、一話ごとが長いのですが。
・青鹿毛は青じゃない、茶だ。というところを直していたりもする。
◆これから
“シェラドゥルーガ・オムニバス”という、設定資料を兼ねた短編集から、何話か投稿していこうと思います。
本編の補完にお使いください。
以上です。よろしくお願いいたします。