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「官渡」:第三章あとがき

お世話になっております。ヨシキヤスヒサです。

「官渡」、第三章の投稿を終えました。
史実から変えた点などいろいろありますので、そのあたりを補足として書いていこうと思います。

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・曹操軍、袁紹軍の総数については諸説がありまくるのですが、今回は曹操四万、袁紹三十万としました。案外、官渡周辺って狭いんだよなあ…

・迂回して許を叩く。本来は許攸の献策です。韓猛も別作戦を担当しています。

・劉備のやべーやつ感。このひと一本で話になるから、ちゃんと描写したくなかったという。

・3−2.はちょっとしたギャグパート。曹操が気が弱いのは史実じゃないかしら?

・荀彧の励まし(苦笑)は、史実ではちゃんとしています。鬼嫁感を出したかったので、くせ字で書き殴ったことにしました。

・十の敗因と十の勝因。色んなサイトを参考に、要約に要約を重ねました。ザ☆精神論。大西先生の「曹操孟徳正伝」のココが好きなんですよ。郭嘉が泣きながらこれを説くのが。

・烏巣に先に気づく。アレンジです。籠城戦で情報が制限されているとはいえ、烏巣なら普通に気づくよなあ、というのもありますが、このあとの賈詡と許攸のやりとりをやらせたいがために、というのも大きいです。

・帝のご登場だー!大アレンジポイント。袁紹が官渡に固執した理由を作りたかった。

・自分で書いといてあれですが、張郃、いいですね…

・カチコチに籠城されておきながら、案外、外に出てるじゃねーか!まあそういうこともあるでしょう。

・袁紹と張郃の年齢はオリジナルです。もう少し年嵩あってもよかったかなー。

・帝がぶっ壊れてるのは「曹操孟徳正伝」からのサンプリングですね。あの漫画、ほんとうに大好きなんです。

・やっぱりいる孔融。アレンジ。狂言回しとして適任になってしまいました。

・帝まわりの費えがどれぐらいになるか、ちょっと悩みました。五千?一万?官渡を容易に圧迫する程度の数。むずかしい。

・曹操が漢の忠臣であるというのは、独自解釈。ただ、どっかで見かけた山田先生の漫画に影響を受けています。

・「人物鑑定。裏切り者だ」→「得手です。お任せください」。お気に入りのやり取り。ほんとうは筆を持たせたかった。

・「あんた、捨てられたんだよ」。本作での会心の一撃。

・李典ちゃん。不思議ちゃんです。蒼天航路の李典が強すぎる。

・李典と荀攸と許褚が仲良しなのは本作独自です。癒やし枠。

・ここで初登場、みんな大好き夏侯惇元譲。うちの夏侯惇は初期キング・ブラッドレイをイメージしてもらえれば。スイカはどうかね?

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「官渡」もあと四話で終わりです。
もう少しだけお付き合い願います。

以上です。よろしくお願いいたします。

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