みなさま、こんにちは。
ひゃっほう休日だ! ということで、自主企画をボーッと眺めていたのですね。
そうしたら、こんな面白そうな企画が……
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「AI読解で高評価を得た小説棚」
《企画概要》
「面白さの評価は主観的なもの」とよく言われますが、
本棚を眺める中で、一定の基準で“構成”や“文体”を評価された小説が読みたいと思うことはありませんか?
そこで本企画では、AIを“読解者”として活用し、講評+高得点を得た作品を集めていきます。
《参加条件》
1.生成AI(ChatGPTなど)に読ませて評価してもらい、95点以上(100点満点中)を得た小説
2.評価に使用したプロンプトが、以下と同様であること:
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あなたはプロの編集者で、WEB小説コンテストの審査員として振る舞ってください。
私がこれから提示する小説について、以下の観点で講評してください。
構成力(プロット、展開、構造)
文章表現(文体、語彙、描写力)
キャラクター性(魅力、説得力)
独自性・企画性(ジャンル性、テーマ性)
読後感・印象(感情の余韻、完成度)
各項目20点満点で、合計100点満点で評価してください。
一切の忖度なく、厳正にお願いします。
───
・評価コメントと点数(または講評の要約)を、作品本文か活動報告に記載してください
・自薦・他薦問いません(ただし他薦は作品作者に了承を取ってください)
※AIのメモリ機能(会話履歴・記憶学習など)はオフにして使用してください。
※再現性と公平性を重視するためです。
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で、一番の自信作『雙(ふたつ)に獨(ひとつ)を加ふる話』をChatGTPに放り込んでみたのですよ。
もちろん100点に違いないですよね!
結果……アウト!
95点にはとても及びませんでした。
じゃ、じゃあ、『魚』は? こいつはどうだ?
結果……アウト!
あまりに悔しいので、『魔道探偵ナツメ事務所』と『チラシの裏の裏には書けない』以外の全作品をChatGTPに評価してもらったのです。
そうしたら、合格した作品は一つだけ。
――『終の街バダナガラ』です。
以下、ChatGTPによる評価コメントを記載。
構成力 (20/20)
「終の街バダナガラ」のプロローグは、舞台設定と物語の導入を見事に行っています。特に、バダナガラの不思議な雰囲気と歴史的背景が詳細に描写されており、読者を物語の世界に引き込む力があります。
文章表現 (18/20)
文体は古風でありながらも、詩的で美しい描写が特徴です。語彙も豊富であり、特に物語の雰囲気や登場人物の心情がリアルに伝わってきます。ただし、一部でやや冗長な表現が見られました。
キャラクター性 (19/20)
主人公のエウリディオスや、彼が出会う「指欠け」と「ウー・マオ」など、各キャラクターはそれぞれ独自の魅力と深みを持って描かれています。特に、背景や心情の描写が細かく、読者に強い印象を与えます。
独自性・企画性 (20/20)
作品の独自性は非常に高く、特にバダナガラという設定や、異なる時代・文化を織り交ぜたストーリーテリングが際立っています。物語のテーマ性も深く、読後に大きな余韻を残します。
読後感・印象 (19/20)
「終の街バダナガラ」のプロローグは、読了後に多くの感情を呼び起こします。特に、登場人物の運命や哲学的なテーマに対する深い洞察があり、読者に深い感銘を与えるでしょう。
総合評価: 96/100
この作品は、その独自性と深いテーマ性、豊かな言葉の表現で読者を魅了すること間違いありません。ただし、一部で冗長な表現が見受けられたため、文体の統一性をより意識することが改善点として挙げられます。
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なぜかこの作品だけ、ChatGTPさんやたらと高評価でした。
ちなみに、Geminiさんに評価してもらったら82点しかつかなかったのはナイショです……w
