昨日、炭火オーブンなるものを使いました。
Weberというやつ、Xで海外ニキの画像を見て欲しくなっていた奴です。
買ったときの感想は、
「ほーん、Weber47センチコンパクトサイズ16,000円?着火剤と炭10kgつきねぇ」
でした。
七輪、2,480円なんですけど。
私は七輪には慣れています。
炭火なんて余裕です。
火を起こして、肉を焼く。
人類が何千年もやってきたことです。
負ける要素がありません。
家族がもう勝手に盛り上がっています。
仕方ないので買いました。
火がつきませんでしたw
人類、すごい。
どうにかこうにか炭を赤くして、まずはピザを投入。
しばらく待って取り出してみると、生地はパリッとしているのに中はもちもち。
チーズはとろとろ、ぐつぐつ。
うまい。
次にサザエ。
スペアリブ。
フランクフルト。
ハラミ。
じゃがバター。
しいたけとピーマンの串。
玉ねぎ。
節操なく入れます。
すると不思議なことに、野菜が焦げにくい。
瑞々しい。
肉もちゃんと焼けているのに、肉汁が残っている。
おかしい。
七輪なら私は知っています。
炭の上に肉を置く。
焼く。
脂が落ちる。
煙が出る。
うまい。
ところがこいつ、なんか違う。
しばらく食べながら考えて、ようやく気づきました。
これ、炭火焼きじゃない。炭火オーブンだ。
いや、商品名に書いてありました。
私は16,000円を払っておきながら、商品の名前すら理解していなかったらしい。
炭からの直接的な熱だけではなく、蓋を閉めた中で熱が回る。
だから表面だけ焦がさず、中までじっくり火が入る。
なるほど。
七輪が、
「焼くぞ!」
なら、
炭火オーブンは、
「まあ座れ。じっくり話そう」
くらいの違いがあります。
しかも肉から落ちた脂が炭に当たって煙になり、ちゃんと炭火らしい香りもつく。
ということは、スモークチップを入れたら燻製もできる。
ピザも焼ける。
肉も焼ける。
野菜も焼ける。
燻製もできる。
……16,000円?
安くない?
昨日までの私へ。
七輪2,480円と比較して申し訳ありませんでした。
なお、火起こしには盛大に苦戦しました。
あれ、七輪の練炭とは起こし方が違う。
いや理屈としては良いんだけど。
文明の利器を手に入れても、最後に人類を苦しめるのは火です。
そして今朝、『わい怨霊、推しのためにPになる』は現代ファンタジー262位でした。
炭よりランキングのほうが火がつきません。