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完結

煙草、呪い
これにて完結です。

色々と補足?というか、書きたいこと書きます←

まず、彼女が同じ煙草の銘柄を持っていたのは、『俺』と同じ匂いを纏う事で落ち着いてたからです。あの結婚を言われた時から精神状態が不安定、だけど悟られない為にも、彼女なりの安定剤が必要だったわけです。
なので、吸う、というわけではなく、ただ火をつけて落ち着かせる為でした。
喫煙者のあの独特な香りって、いいですよね。
個人的には好きです、はい、←

そして、彼女は自分の住んでた家、実家を買い戻し煙草を燃えるものに落とし火をつけたというわけです。彼女という存在も、事件も、もう全て終わりという意味で。同じ煙草で火をつける、それが彼女にとって最大限の愛情表現ということです。

『俺』にとって煙草というのは全て彼女に関連付けられるもの。
一緒にいた時間、イラついた時、彼女が死んだ時。煙草に火を付けようとすると彼女を思い出す。『呪い』というのは悪い意味で使われることが多いですが、本来自分自身に誓いを立てる、破ったら罰を与えられる、らしいです。(独自調べ)
なので、『煙草は戒め。彼女を忘れないように』
という意味で『煙草、呪い』というタイトルをつけました。まぁ、彼にとってトラウマもんなので、禁煙、ということはしないでしょうけど。
なんの為のココアシガレットですか←

そのココアシガレットは次のお話しで回収しようかと←
うまくかけるかしら…

長々となりましたが、今後ともよろしくお願いします。

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