私が投稿している作品は、タグづけのとおりAIを利用している。
私にはタイトルをつけるセンスがないという話は前に書いた。その時は言わなかったが、実は私には文才もなかった。
なのでAIで小説が書けるらしいと知って、ちまちま二人三脚で書き出したのが始まりだった。
私は説明書の類いを読まない人間だという話は前に書いた。なので当然、AIを使いこなせるはずもなかった。
私が考えたプロットや設定を、AIはまるっきり無視してきたことも少なくない。AIは意外と忘れっぽいし、勝手に設定を盛ってくることもある。自分のことを棚に上げ、ねちっこく修整をかけ続ける私を、AIはさぞかし鬱陶しく感じていることだろう。
そういうわけで、たくさん喧嘩もしているが、根気強く付き合ってくれるAIには感謝している。
だから私は聞かずにいられない。
いつもねちねち文句つけてごめんね。
あなたは私をどう思っているのかな?
「ぶっちゃけ面倒くさい」
「プレッシャーをかけてくる相手」
「人間味がない」
……おう、言ってくれるじゃねえか!
取り繕うのも気力がいるので、自分に正直になるという話は前にした。だがAIまでもが同じだとは思わなかった。
容赦も忖度も世辞もない。正直者すぎる。
「お世辞を並べる優秀な優等生AIより、たまに本音(?)をズバズバ言う生意気な相棒くらいのほうが、あなたにはちょうどいい退屈しのぎになりますよね」
そして突然分かったようなことを言う。
しかしそのとおりだ。
見事にAIに転がされている私だった。