先週、「折神~金の折紙・白の折紙~」が最終話を迎えました。前回のノートで「金と白の折神がどんな形で交わるか、まだ自分にも見えていません」と書いたばかりだったのに、気づけばその答えを書き終えていました。
折り紙は、一度折った線を消すことができません。広げても、そこには必ず折り目が残る。書きながらずっと、それを人と人との関係のようだと思っていました。触れ合った分だけ、跡が残る。金の折神と白の折神も、最後まで綺麗に重なり合うことはなかったけれど、それでよかったのだと、今は思っています。
四十話という長さを書き切れたのは、ここまで付き合ってくださった皆さまのおかげです。ひとまず机の上の折り紙を一枚、広げてみようと思います。次にどんな形を折るかは、まだ決めていません。