先日、テンプレとなりつつある婚約破棄もので短編を書かせてもらいました。
思っていたよりも読者の反応は良く、読んでいただいて本当に嬉しいです。
近頃は婚約破棄から始まる異世界ファンタジーが多く出回っていますが、
個人的には、短編で簡潔に終わってくれる、もっと欲を言うならざまぁな展開の物語が好きです。展開的に重くなり過ぎず、痛快なコメディのようで楽しいじゃありませんか。
まあ、個人的な好みの違いもあると思うので、絶対そうあるべきとはいいません。
けど、婚約破棄を題材にしている以上は、その範囲内で収めるのがいいように思います。むりに長編化しようとすると、主題から外れてしまうような気がして、読んでいて落ち着かなくなります。
婚約を破棄された主人公が、相手を打ち負かす。もしくは、主人公の良さを知っている者が助ける。最終的に、主人公が幸せになる。それでいいと思います。
テンプレ化されつつある展開だからこそ、作者の手腕も試されるというもの。
私も、また婚約破棄ものや悪役令嬢のようなお話に挑戦してみたいと思っています。
追伸
連載中の「オラシオン」一話と二話を加筆修正しました。
内容的にはほとんど変わっていません。
他の公開中の話も修正を加えつつ、最新話も更新していくつもりです。