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ジャンルの立ち位置に若干頭を抱えています

正直なところ、ジャンルの立ち位置に若干頭を抱えています。

――筆力の不足とも言いますが。


たぶん最大の原因は、現代『ファンタジー』なのに、主人公たちが(いちおう)地に足がついていることだったりします。

ときどきあの世みたいな場所に足を突っ込む予定ですけど(を


主人公がチートかと問われれば、彼の魔術はチートでしょう。

主人公が最強かといえば、決してそんなことはありません。

魔術を使うから異能力バトルかと問われたら、今後バトる場面は必要に迫られれば出てきます。

それならファンタジーかといえば、登場人物は現実で生活を持っています。


現代日本でバトる場面を増やせば、作者が大好物な少年漫画的狂熱を帯びた、暴力的な何かをずるりべちゃりとぶち撒けられるかもしれません。

けれど、この日本の今をフィクションという魔法でさくっと吹っ飛ばすのももったいない気がしているんです。

そんなこんなで、悶々と書いてます(草


それで、こうやって頭を抱えるのが楽しく感じ始めています。

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