どうもこんばんは。
せっかくなので、活動報告という機能を使ってみようと思います。
本日、『影山真琴の嘘の無い未来』を完結としました。
本作を書くにあたっての、背景であったり感想的なものをせっかくなのでここに書き残しておこうと思います。(前作『ノケモノロック』では最終話を後書きとしていましたが、厳密には本編とは無関係の内容なので)
ネタバレは含まないので、ご了承ください。
この作品のテーマとして、ミステリというジャンルを掲げた作品を書く、と言うところがメインでした。
個人的に、エンタメ小説は多かれ少なかれ、謎や真相、真実をオチに持ってくると思います。
別に誰が殺人犯なのか、迷宮入り事件の真相とは如何に、と言うことに限らず、これは一体どういう目的なのか、どういう事情でこうなったのか、という具合です。
専門的にはホワイダニットだとかハウダニットだとか色々あると思いますが、まあそれは置いておいて、ともかくエンタメ小説の王道としてミステリ小説があると考えているのです。
そんな具合で、ミステリジャンルに挑んだはいいものの、書き上げるの、めちゃくちゃ難しいです。
本当に、改めてミステリというジャンルの奥深さやそこに挑んでいる作家様には尊敬の念を抱きます。
ミステリとして100点を目指すのは高すぎるハードルだと再認識し、作品の体裁としては整えまずは投稿することを第一目標にしました。
元々ノリと勢いと雰囲気でしか物を書いていないので、それでも一つの達成感としてはあったかなと思います。
拙作にお付き合い頂いた方には心から感謝いたします。
また、本作は完結としましたが、登場キャラクターたちはまだまだポテンシャルを持っているのかなと個人的には思います。
しかし、続きモノにするにしても、ミステリというジャンルである以上、ちゃんとした謎解きを用意した上で挑まなくてはなりません。(そして、現状は全く考えついていません)
もっと因果関係が幾何学的に絡み合い、解決した暁には相応のカタルシスを……と練り込むうちに迷宮入りしていそうです。
そして、仮に次のエピソードを作ったとしても、必ず第一章を読まねば、と言う構成は避けたいと考えています。
世のミステリ作品でも、一話完結というスタイルの方が個人的には好きなので。(一応時系列で繋がりはあるけど、どの作品を読んでも楽しめるやつ)
ともあれ、またゆるい目標をもとに何かを書き残していきたいと思います。
では、また。