小説というものを書いてみようと思い立ってから数ヶ月。
実際に書いてみると、なかなか思い通りにならずに壁に当たることもしばしば……。
いや、壁に当たるほどの域に達してるのかと言われればそれまでなのだが、
とりあえず、自分の現在地の状況を備忘録的に書いておこうと思う。
【一人称視点】
習作としていくつか書いたものは、自分に起きたことを告白するという体のものだったので、
当然一人称形式だったのだか、これは、語り部が見聞きして感じたことをそのまま書けるので、
書きやすさとしては一番初心者向きなのだと思う。
しかし、書いているうちに感じたのは、この形式の場合、語り部が能動的なキャラでないと
話が動かしにくくなる。
このため、語り部自身が主人公ではなく、別な主人公的キャラを立てなければならないな……と思うにいたった。
【ストーリー作り】
ストーリーって、皆さんどういう風に作ってるんだろう。
習作の時は、基本的に超短編といえるようなボリュームだったので、ストーリーというよりは場面を描写するような感じだった。
そういう意味では、今連載という形で書いているものは、初めてストーリーを作るために、作中のキャラや世界の設定を結構細かくノートして、始まりから完結までのプロットも作ってから書き始めたのだが、書いているうちに面白くなるのかどうかが自分でもよくわからない状況になっている。
最新部分はそこそこ書き進んでいたのだが、そんな状態なのでなかなか更新の踏ん切りがつかない。
【ボリューム感】
カクヨムの短編コンテストに出してみようかと思い書き始めたものがあったのだが、書き進めていくうちに、
最終的に2万文字近い量になってしまい、それはコンテストに出すのは諦めた。
(賞を狙うとか大それた目的ではなく、あくまで修業の一環として)
なのでまた別に書こうとしているのだが、こうしてみると、1万字というのは多いようで、かなりメリハリのある内容にならないと難しいんだな、と思い至ったところ。
ひとまず、現状こんな感じで。