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『西涼女侠伝』再開と、今後のざっくりした構想

 というわけで、一カ月ほどお休みした『西涼女侠伝』の連載再開します。

 前日譚にも当たる『荒野の復讐剣』を書いた後、単純に忙しかったのと、後半プロットの再構築を行っておりましたが、ひと通りまとまったので再開と相成りました。

 当初の予定では「現状で折り返し」くらいだったんですが、再構築後は「まだ三分の一くらい」になりました。(推定で1.5倍に伸びた)



 それはそれとして『西涼女侠伝』の完結後か、或いは連載中のどこかで出すかもしれない別タイトルの構想メモも書き出して置く事にします。
 「これは読みたい!」などのご意見がありましたら、出るのが気持ち早まるかもですw ←




▼(タイトル未定)
【AD.57・後漢】
 汝南袁氏の祖である袁安が推挙される前、青年時代の彼を主人公に。
 後漢を建国した光武帝(劉秀)の崩御。
 山陽王(劉荊)の謀反。
 盲目となった晩年の滎陽侯(劉盆子)。
 …等を絡めた、後漢王朝初期の伝奇フィクション。
 これは流石に創作部分も多く、それなりに長くなりそうなので『西涼女侠伝』が終わるまで放置w


▼(タイトル未定)
【AD.120~140くらいのどこか・後漢】
 永初の大乱や永和の乱と言った、当時の涼州で羌族が起こした大反乱。
 その戦いに参加した剣士の話。
 民族間の憎悪と、その足元で犠牲となる民の悲哀なんかを描きたいなと。
 宝剣冰霄シリーズの予定。


▼『死灰復燃』
【AD.318・匈奴漢】
 西晋の涼州刺史・張軌の配下として、洛陽を舞台に匈奴漢(前趙)と戦い、西晋の滅亡をその眼で見届けた名将・北宮純の最期を描いた短編。
 戦場に生き、戦いの中で散る事を望んだ猛将の悲哀みたいな話を。


▼『西域生まれの仏図澄さん!』
【AD.311・匈奴漢】
 時代は乱世の中の乱世である五胡十六国時代。
 名将・石勒の配下であった郭黒略は、盗賊なのに仏教徒。しかも幽霊が見えちゃう臆病者。そんな彼が出会ったのは、天竺(インド)で修行した超常パワーの僧侶・仏図澄さんであった。
 志怪(中華風怪談)で始まり、軽いノリで落とすコメディホラー。
 「寺生まれのTさん」のパロディ。
 Twitterでの雑談から書く事になりまして、えぇ。
 これは興が乗ればサクッと書きあがりそうです。

2件のコメント

  • どれも面白そうですが、後ろふたつに特に惹かれます。ゆっくり待っていますので、引き続きよろしくお願いします。
  • 後半ふたつは、シレっと上がると思いますw
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