皆さま、こんにちは。作者の やまのてりうむ です。
10月20日(月)に連載開始となる新シリーズ『零極滅消サーガ』。
前回は、主人公・神原 閃(かんばら せん)が、普通の高校生という仮面の下に、古代の異能を操るエージェントとしての顔を隠していることをご紹介しました。
もちろん、彼が一人で戦うわけではありません。
彼の所属する【公益財団法人 国家基盤保安財団】には、同じように過酷な運命を背負った若き術者たちがいます。
本日は、閃と共に現代日本の闇を駆ける、若き獅子たちをご紹介します。
◆葛城 圭吾(かつらぎ けいご)
名門術者一族の嫡男にして、学年トップを誇るエリート。規律と血統を重んじる彼は、才能に溺れがちな閃と激しく対立する。その瞳の奥に宿す、誇りと劣等とは――。
◆水瀬 詩織(みなせ しおり)
零極滅消術を「医療」に応用する、心優しきヒロイン。力の制御に苦しむ閃の心を癒す、唯一無二の存在。彼女もまた、閃と同じく、その出自に大きな謎を秘めている。
◆橘 陽菜(たちばな ひな)
抜群の運動神経を誇る、チームのムードメーカー。古代の体術を極めた近接戦闘のエキスパートとして、常に最前線で仲間を守る。彼女の屈託のない笑顔が、チームの光となる。
◆相葉 樹(あいば いつき)
突出した才能がないことに悩みながらも、索敵や通信といった後方支援で仲間を支える、縁の下の力持ち。チームの潤滑油であり、読者が最も感情移入できる「普通の感覚」を持つ少年。
光と影が交錯する秘密組織を舞台に、若き術者たちは時にぶつかり、時に支え合いながら、巨大な悪へと立ち向かっていきます。
彼らの織りなす、熱く、そして切ない人間ドラマにもご注目ください。
次回は、いよいよ連載開始を間近に控え、物語の導入部分となる「あらすじ」を公開いたします。
彼らの戦いの序章を、お見逃しなく。