お久しぶりです。もう10月が終わってしまうことに軽くめまいを覚えている新川です。「光陰矢の如し」を痛感しております。
タイトルの通り、今後の予定と近況について簡単に書いておきたいと思います。公言しないと自分に甘えてしてしまって結局何も行動を起こさなそうなので……。変更等あるかもしれませんが、今のところ予定は以下になります。
・11月1日までに新作投稿
・11月3日~12月5日 学校行事・試験等のためお休み
・12月6日 短編投稿
・12月20日以降 活動休止
活動休止の理由は至って単純。受験勉強です。勉強とカクヨムの両立が難しいため、休止させていただきます。2年のこの時期ですから、既に受験モードに入っている子がたくさんいて本当に焦っています。新川も死ぬ気で頑張ります。実を言うと、10月で休止しようかと思っていたくらいなのですが、カクヨム甲子園の結果を待ちたいので12月まで続けることにしました。活動再開できるかはわかりませんが、するとしたら2027年の春になるかと。
結構時間が限られていることに気づいて頭を抱えています。カクヨムにログインできる日だって、勉強と並行しながらですし……。11月1日までの新作も間に合うかどうか……。どうしても16歳の内に書かなければならないんです。そう、書かなければならない。もはやある種の強迫観念かもしれません。出来によっては自主企画にも来年(活動休止中だけど!)のカクヨム甲子園にも出したいです。出していいのかわからないテーマですが、これも挑戦です。
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以下近況になります。最近「書く」だけじゃなくてちょこちょこ「読む」にも着手しております。フォローしたまんま読めてない作品が溜まっています……。申し訳ないです。活動休止までには時間の許す限り読みにいきたいと思います。
なるべく自作を読んでくれた方のところは優先的に回りたいと考えています。それは「読み返しにいかなきゃ!」という義理ではなくて、興味の方が大きいです。どんな小説を書く人が、どんな言葉を選ぶ人が、自分の小説を読んで足跡を残してくれたんだろう、そんな興味本位なんです。
カクヨム甲子園中は無意識に他の方の作品を読むのを避けていたように思います。だって、絶対に自信をなくすから。上手い文章書かなきゃって躍起になって、結局なんにも書けなくなることが目に見えていたからです。案の定自信喪失してます。カクヨムはレベルが高いですね……。特にカクヨム甲子園歴代受賞作。同年代の人があれほどの小説を書いたのだと思うと、嫉妬でぐちゃぐちゃになります。なんだろう、このとてつもない敗北感は。悔しい。本当に悔しい。そして、もっと早くに読まなかった自分の臆病を猛烈に恥じています。傷つきたくなかったがために、あえて井の中を選んでしまっていたんです。これほど愚かしいことがあるでしょうか。いざ他の方の作品読めば、新しい発見がたくさんありました。
カクヨムとの付き合い方は人によりけりでしょうから、読むことを必ずしも推奨するつもりはありませんが、ちょっと外に目を向けてみるのもいい経験になるかもしれません。
それから、同時にある疑問が浮上しました。「私は何のために小説を書いているんだろう」というものです。
実を言えば、私は小説を書いていて楽しいと感じたことがありません。多分テーマのせいかもしれませんが、基本しんどいです。少なくとも娯楽のためではないと思います。筆者がどうあるのが正しいのかは、わからないけれど。
それなのにどうして私はこんなにも小説に時間を費やしているのだろうと、考えずにはいられなくなってきました。先述したように、「書かなければならない」という自分でも手がつけられない衝動があって。
もしその衝動の正体が「賞を獲って優越感に浸りたい」とか「他人に認められたい」とかいう、承認欲求の延長線上で暴れているものであれば、小説を単なる自己顕示欲を満たす道具として扱っているのならば――私は迷いなく筆を折ります。
カクヨムという場に小説を出している以上、誰だって読まれたいという下心は持っているだろうし、そういう側面は否めないけれど、だからこそ、動機が承認オンリーではだめだと思うんです。
ですので、小説を書いている理由を解き明かすというのが、山羊之介の目下の課題となります。その答えを見つけられるかが、活動休止後にカクヨムに戻って来れるかということにも大きく関わってくるでしょう。温かく見守ってもらえると幸いです。
追記
※先述の内容について、もし不快に感じた方がいましたら申し訳ありません。 あくまで自分自身の動機や葛藤について書いたもので、誰かを否定する意図は一切ありません。 いろんな創作のかたちがあっていいと思っています。
あと……、他の方にとっては本当にどうでもいいと思うのですが、自分の適切な一人称がわからなくなってしまいました。ややアイデンティティクライシス気味です。青年期特有のあれですよ。あれ。小説書く理由も探索中ですし。
普段の日常では基本「私」を使っています。ただ、それは「女性である以上『私』を使わなきゃ変だよね……」という世間体からくるものでして、正直「私」という一人称が自分を指している感覚があまりないです。トランスジェンダーではないのだけれど、なんとなく他の人の名前を聞いているような気さえするんです。
だからって「僕」や「俺」も違う気がするし……。せめて近況ノートでは一人称を使いたくないと思って、これまでは「ヤギ」とか言ってきたんですが、それってイタイのかなって……。キャラ付けと思われるのも嫌だし……。そもそもこんな中二めいた青い悩みを告白してる時点でなかなかイタイのでしょうが……。まあ、いいや。きっともう手遅れですから……。デジタルタトゥーにしておきます。
というかペンネームを持っていると混乱しませんか? 果たして自分は○○(ペンネーム)なのか△△(本名)なのか。どっちも自分と言ってしまえばそれまでですが、リアルの自分とカクヨムの自分をひとまとめにしてしまうのは、なんだか妙な違和感があります。そこの歯車が上手く嚙み合わなくなってきているのもある?かもしれません。
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というわけで、近況と今後の予定でした。長々とすみません。ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。力作に打ちのめされてみたり、自分の在り方に悩んでみたり、まだまだ子ヤギです。
しんしんと降り積もっては溶け、降り積もっては流れてゆく、たった1000日の高校生活。そのまばゆい光陰に手を伸ばしながら、わずかでも、あがいていたいと思います。
最後になりますが、応援してくださっているみなさん、本当にありがとうございます。残り数か月になるかもしれませんが、これからもよろしくお願いします。